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夫婦は異文化コミュニケーション #024

夫と私は、似ているところも多いけれど、育ってきた環境や教育、特に親子の関係性や家族観などは、大きく異なっています。

教育のバックボーンの違いでいえば、私がトップダウンの昭和型“星一徹”方式育ちなら、夫はボトムアップの令和型“ありのままのアナ雪”方式育ち。まさに両極です。

ゆえに、日々一緒に過ごしたり子育てしたりする中で、ときおり夫婦間でお互いの今の気持ちや考えを聴くことが、とても重要になります。

一方のごく当たり前のことが、もう一方にはそもそも選択肢すら与えられてこなかったことだったりと、すり合わせてみて驚くこともしばしば。常識が異なる――同じ日本で育ってきても、まさに異文化コミュニケーション状態。

話を聴いていて、「耳が痛いこと・今すぐに理解するのが難しいこと」などよくあります。

ただ、そのときに「違うから仕方がないよね」と平行線を辿るのではなく、「違うからこそ、じゃあどんなふうに歩み寄ろうか?」という気持ちを大切にしています。

夫いわく、私の良いところは『話を聴いてくれること、門戸を開けておいてくれること、聴けば答えてくれること』だそうです。たとえ考えや意見は違っていても、話を聴こうとする姿勢を評価してくれるのは、とてもありがたいなと思いました。私自身、それを大切にしたいと思っているので。

今夜もいろいろ夫と話しました。私が知らない感覚や気づけないことを、いつも丁寧に話して共有してくれる夫。私のつたない話もよく聴いてくれます。

お互いにすべてを理解し、すぐに受け入れられるわけではないですが、ゆっくり一歩ずつ歩み寄っていけたらと思っています。

それを自然体であたたかく、かつ粘り強く待ってくれる夫にも、とても感謝しています。いつもありがとう。

※下記は、夫いわく“今年のテーマソング”だそうです。深いなぁ。リピートして、私もいっぱい聴いてくことにするよ。



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