見出し画像

手をつなぐ

最後に手をつないだのはいつだっただろうか。

音楽関連の映像を観ながら、そんなことを考えました。


最近の出来事

某お気に入りグループの映像を観ている中で、ずっと気になっていたことがありました。

それは手をつなぐということです。
同性同士で非常によく手をつないでおり、抱きついたりといったスキンシップもすごいです。

私たち日本人の場合「稀にそのような人はいるかな」程度で、いるともいないとも言い切ることはできず、曖昧なところだと思います。

最近は若干見慣れてきたかな......と思っていたのですが、もしこれが目の前で行われると見てはいけないような気になってしまい、やはり目を逸らしてしまうような気がします。


国によるものなのか

幼少期、ヨーロッパ人の親戚が横にべったりついて歩くのが嫌で振り払うように逃げ回っていたおぼえがあります。

私は同性でも元々べったりくっつかれるのが嫌なタイプだったので、たとえそれが親戚であるとはいえ、異性ですし不快でした。

そして某お気に入りグループは韓国の方々なのですが、韓国は更に上をいくようで、同性同士で腕を組んだり手を繋いで街中を歩くのは普通のことだそう。

このことを知らずに映像を観た日本人は「キャー」です。
私も「キャー?」(音楽性の違いなのか?)と思っていましたが、よく考えてみると
音楽性ではなく、文化の違いだったのだ
と思うと、なかなか奥が深いような気がしてきたわけです。


最後に手をつないだのはいつ

みなさんは最後に人と手をつないだのはいつですか。
私もいつだったのだろうと思い返してみたのですが、随分と前に遡ります。

実は 特殊枠 と出かける時は手をつなぎます。
目を合わせてニッコリなんかなく、
無言です。

そう、まわりの人間には「触るんじゃねえ」「近寄るな」と思って跳ね除ける態度でやってきましたが、結局つないでいるのです。

その上ヨーロッパ人でも韓国人でもないのに。
クソみたいな話ですよね。

言っていることと裏でやっていること、視覚的にみることと自分が実際にやることが一致していないことに気づいて、少々気持ち悪くなった一件でした。


そもそも私は無言のことが多いので
「意思疎通ができていない」と思われた結果、かわりに手を繋ぐようにしているのかもしれません。

想定外の方面からすごいことに気づいてしまったような気がしますが、これでは
コミュニケーション能力が衰えている者に対する介護
ですね......。

まさかの音楽グループの映像からいろんなことを学ぶことになりそうです。







次の記事⇒ 音楽雑誌


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?