#お金について考える

親孝行、親不孝という事について改めて考えていた。

親は子を育てる義務がある。※民法を参照に再確認した。子が20歳から、18歳に引き下げられたり、の例外もあるが昔からそんなものは当たり前すぎて調べたこともなかった。

親とは、義務教育を受けさせ衣食住、必要最低限な事を普通に行い、育てる。
1人を育て上げるのに幾らかかるか、勿論考えて命を生み出すことに対し、例えば親が離別したとしても、ひとり親支援制度や、調べればいくらでもそれは出来る。
そのためには金銭的に自立するなどの覚悟なければ、感情だけでは子を抱えてる方は特に慎重になるのは当然だ。

日本はやはり今のところは福祉がまだいい方だと感じた。しかし今異変が起きているのは何故か？

親の価値観
実は私は義務教育は大学までと本気で思っていた事がある。

たとえ教育虐待を受けていても、子供を3人、私立大学卒業させることが出来るお金の計算、やりくりは確かに、生活に困窮しないよう心をズタボロにされたとはいえ、両親はその義務を全うした。
子育て、教育に至るまで幾らかかったか等、想像できない。三人兄弟で、エリート2人の中に、ポンコツな私が1人いてもそんなに問題は無いだろう。

なぜなら金銭的な事だけ着目した時、私の母は
「子に面倒を見てもらいたい。」
などと頼る事がまず考えられない。

むしろもう子供じゃないので、私からもう放れてと言いたいところだ。

様々な家庭があると思うが、両親の価値観により育てかたはもちろん違ってくる。心の傷が生まれるのは、やはり家庭環境が大きく影響する。

家庭の中で、親を見て育つ子供としてはその影響は善にも悪にもなる今の世の中。その背景はネットにいくらでも書いてある。

少子高齢化の背景。

私は初めて民法というものを調べてみた。
親が子を育てる義務にもなにか色々年齢等の改善もあり、育てやすくする制度も確かに明記されている。

しかし

こんなものが存在していた事を知らなかった私。
基本的に、子は親を捨ててはいけない法律。

さらに

結婚も大変なのに何となく1人でも良くない？と感じる。我々ポスト団塊ジュニア世代も3人って多い方だった。

今子供って育てられる環境なのか、今の私達が例え若かったとしても無理だ。親のことも考えなければいけない家族も一定数いる。

ヤングケアラーの深刻さに本当にこんなことがあるのかと受け入れるのに、海辺を散歩しながら8時間考えた。
当人達が自覚していないがため、ストレートに伝えると恐らくとても傷つくが、昨日のように話し合ってもなかなか落とし所が見つからない。



見ていてものすごく歯痒く、家族を捨てた父親にも旦那さんはたまにお金を送っているのを私は見て見ぬふりしていたが、息子の気持ちを完全に舐めてる他人の父親の人間性を疑うし、これを続けさせたくなかった。

何故私たちの新婚生活。
ただ子を産んで、子供に早くからなんでも諦めさせて、自己都合で、大人になったら面倒を見ろ、しかも離別した父親まで寄ってくる始末、この構図が理解できない。
蜘蛛の糸だ。ぶら下がりすぎて切れてしまう。

確かに旦那様は給与はそれなりに高い。なので運用に切りかえた。

妻である私ももちろん生活費を入れ、協力して生活して節約して暮らしている。
それを姑らの為に色々我慢するのは、私にはどうしても出来ない。こちらもいっぱいいっぱいなんです。それでも公共料金は負担している。

旦那様は幼い頃から何も買って貰えず、義務教育でも勉強する暇なく、高校からバイトでみなを養い、その原因を作ったのは、何があったか分からないが、あなたら弱い家族を、子供の時に捨てた父親なのに、何故お金を渡す？
気持ちは痛いほど分かる。

愛されたかっただけなんだよね。

でもそれは親孝行では無い。
普通の親は成人した子の幸せを願うはずなんです。残念ながら私の母も精神的にそれが出来なかったから捨てたんです。

私の父の位牌を思い出した。
戒名など意識してなかったのは、やはりこの件で色々わかった。

「院号」なるほど、そういう事か。

同じ宗派であれば何をつけるべきか。
それだけでもお金がかかる。

揉める予感がした。
お義姉様の嫁ぎ先の私より年上のご主人。(多分51歳くらい)※お姉様も年の差婚。

家族葬で果たして許される？未来を軽く想定する。

お姉様は昔ながらのしきたりをきちんと守り、
旦那様のお父様を懸命に介護して(看護師、介護免許あり)今はパートに出て、ご主人のお母様はもう頭が上がらないほど感謝している状態で、ご主人も、もう実家のことは長男夫婦(私達)に任せろと、諭している。

彼女はもう、実家へ出向くことが無くなった。

つまり、

非常に不味い。

私、普通のお嫁さんになりたかっただけで、あなた方の戒名だの葬儀だののスポンサーにきたわけじゃないのね。普通は一体どこにある(･ω･ = ･ω･)？？？

オカシイ、理不尽極まりない！

けど、私は徹底的に何文句言われても嫌われても………。8時間過集中考えすぎで解離し、気付いたら朝になってた。
生きづらい(；-；)

朝になり旦那さんからLINEが来てた。

旦那さんのLINEを読んだ。

「僕は、本当に言われるまで何も気付けませんでした。親に、確かに僕は、親の世話をするために生まれてきたんじゃない。

優さんには金銭的負担を絶対にかけません。僕がしっかりと母親が暴れようが何しようが管理します。もう今日の帰りにそれを実行してきます。

姉や、義兄が言うことはもう無視して下さい。

僕はクリスマスイブや年末年始、そんなに大切な日というのすら分かりませんでした。その日生きるのが精一杯で。

だから今まで女性と付き合ってもすぐ振られたんだとやっと気づけました。
誰も教えてくれなかった。叱られなかった。
自分に少しでも自信を与えてくれてありがとうございます。なにか肩の荷がおりました。

家族と過ごす大切な日を僕に教えてください。
優さんの為にこれから僕は生きていきます。
きっと考えすぎていると思って、LINEをしました。大丈夫です。1人じゃない。お互いに。

それと来週、有給を取りました。僕なりに考えたんですが、遅くなってすみません。新婚旅行、行こうと思い、あなたならここ喜ぶかなと、プランを必死で考えました。スタッドレスも購入しました！」

読みながら涙が出てきた。

そこは父親が左遷された場所の道の途中にある、福島県の会津若松市。鶴ヶ城の近くの東山温泉の城下町が一望できるセミスイートの旅館の部屋…。。。※セミスイートは泊まったことは無い。いつもプロジェクションマッピング見に行く時は会津・東山温泉 御宿 東鳳（ORIXHOTELS&RESORTS)に泊まっていた。

旦那さんがリザーブしてくれた所はまた違うところで行ったことがない。

なにか不思議なお香のような花のようないい香りが漂った。

咄嗟に父の笑顔を思い出した。
「優、がんばれ」

お父さん……ごめんなさい……この山奥のずっとずっと先に私は追いやってしまって一人きりで這い上がってきたんだよね……。

そうか、旦那さんとお父さん、育ちが少し似てるね。
頑張ります。

普通のお嫁さんになるって本当に大変なんだね…
勉強よりはるかに難しい。
私もまだまだ未熟だけどいま、自分自身で、逃げずに生きています。

あの頃よりずっと幸せのような物を感じられるようになってきました。

今の旦那さんに会わせたかったです。

旦那さんを信じる。
私は1人ではなく、もっと今を生き抜く勉強をします。

最後までお付き合い下さり大変ありがとうございます。