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「『簿記』つまんないよね〜」という勘違い。

【結論】簿記は道具なので、つまらないもクソもない。って話。


最近、人事の方や、社会人の方などのかなり年上の方と話す機会が多いです。

理由は単純でいわゆるOBOG訪問ってやつをしてるからなんですが、ある人事の方が

「簿記ってつまんないよねwww」

って言ってるのを聞きました。

これはある意味、学生の立場に立って共感するために言った言葉だと思うので、この人事さんへの文句は一切ないんですが、簿記が「面白いか、面白くないか」という視点でモノを考えるのは根本的に間違ってる、と僕は考えてます。


ちなみに軽く自己紹介
こんにちは。僕は、簿記2級必死に勉強している一般大学生です。YouTubeやってます。インスタで勉強の様子発信してるんでフォローしてください!


話を戻すと、簿記なんておもろいわけないやろ!って言いたいわけです。まぁ、僕は計算とか数字とか好きなんで、簿記めちゃ楽しいですけど!(# 簿記3級2回落ちた男)


簿記がわからない方のために、簡単にいうと、

会社が経済活動を行う上で、お金の出入りを記録する方法。日々の取引を帳簿に記入し、最終的に決算書を作るという一連の作業が発生する。

とまぁこんな感じになります。


で、いわば「会計」ってやつの一部、くらいに思えばいいと思うんですが、普通に勉強するとあんま面白くはないです。億とか数字の桁でかいし、計算ばっかです。


それに、普通の学生が勉強すると、

「これ何に使うん?」

って感じの気持ちになります。笑


で、必死に勉強して資格を取っても、多くの人は「受験(簿記試験)で合格点を取るための浅い知識と計算方法」だけを学び、内容や意義は忘れてしまう、みたいな感じになります。


一方、僕は簿記が楽しくて楽しくて、仕方がありません。


この違いは何かというと、

「簿記は手段である」

ということを認識しているかどうかの点に尽きると僕は思います。


簿記は例えるなら、テニスラケットみたいなモノです。たぶん。

テニスラケットは、テニスをするための道具です。手段です。

だから、

「テニスラケットって、面白くなくね?動かんし」

みたいな文句を垂れる人はいません。

(逆に一部ラケットマニアなら造形美に興奮したりするかもしれません、それと同じようにごく一部の人はただ簿記するだけで楽しいでしょう)


これと同じように考えれば、

「簿記って面白くなくね?」

というのも、ちょっとおかしいことになります。


道具だけをみて、道具がどれだけ面白いかなんて、わかるはずがないわけです。


テニスラケットなら、テニスの練習や試合で使ってみて、初めてそれが面白いかわかるのです。


簿記も同じです。


簿記で得た知識を使って、会社を研究したり、ビジネスを考察して始めて、面白いかどうかが言えるのです。



僕が簿記を楽しめる理由は、計算が好きとか数字が好きだからではなく、「普段からビジネスの取引について勉強しているから」につきます。

最近、企業が企業を買収する事例をたくさん勉強しているのですが、この過程では会計の知識がめちゃくちゃ必要になります。

そのため、僕は会計知識が浅いために、企業買収の勉強に苦労していました。

つまり、会計がどう実践的に使われるのかを知っていたからこそ、簿記を勉強するたびに面白がれるわけです。


僕が簿記に関心を持てずに、簿記3級に2回落ちたのも、高3くらいの時で、ビジネスの勉強など一切していない時期でした。

テニスラケットだけをみて、つまんないなぁ、と言っていたわけです。そりゃ勉強せんわ。


これと同じような事例はさまざまな学習において見受けられます。

「英語つまらない」

とかも典型例で、英語自体はただの言語なんだから、つまらないもクソもないのです。


文法も熟語も単語も全部道具の部品です。

テニスラケットのガットだけをみても、面白いわけない。

🏸←ガットはこういう網のやつ


英語を使って、人と話したり、自分の考えを表現したり、文章を読んで内容を理解したりして初めて楽しいんです。


正確にいうと、テニスが好きじゃない人もいるように、道具として使いこなすだけで楽しめるようになるわけではありません。


ただ、道具だけを手に入れて、楽しいかどうかを判定するのは、早すぎだし、無意味だよね、って話なわけです。


以上の話をまとめると、簿記はつまんないけど頑張って勉強しよう。楽しみたかったら、会計知識が実践でどう使われているかを先に学んでみよう。そしたら楽しめる。


簿記3級
簿記2級



面白かった記事たち

今回は会計系を中心にいろんな人に読んで欲しい記事を取り上げます。

この記事は冒頭から面白い、というか、頭のどこかで違和感あったことを言語化してくれているので、会計リテラシーの第一歩になります。🧸

政務活動費がわからない人はぜひ読んでね🧸

会計について少し興味を持った人は、この記事に紹介されている本を読むなりするといいと思います。限界についての話もしっかり認識しとかないといけないことですね。

これに紹介されてる本は、大体面白いやつです、一部読んでないものもあるので読んでみます!!!!!!!!!!

会計事務所のキャリアがしれて面白い。

就活生、会計に興味がある方は一読の価値あり🙆‍♀️

荒川さんが財務会計の基礎シリーズを上げてくださっているので、高校生以上は全員読むべし!

この本面白そうだなぁ、、、面白い記事ありがとうございます🧸

税理士と公認会計士の違いも、基本的といえばそれまでですが、高校生などは知っとくといいと思う。会計に関するお仕事。

これも単純に勉強になる!!!!!!!!!!会計士は若干興味があるので個人的な気持ちもありますが!!!!!!

チャーリーさん、めちゃくちゃわかりやすい図をバンバン出してくださっているので、会計についてイラスト的に知りたい方はぜひフォロー🧸

全文公開されてる、、、ぜひ本をお買い求めください、面白いですよ🧸

会計ラボさん、会計に関することを学びたい人はフォローしておくといいと思う!!!

最初の数行を読んだ時点で紹介しようと決めた記事。会計を学んでおくと簿記の位置付けがわかるのはそんな感じがする。


以上、紹介させていただきありがとうございました!!!!僕は会計のキャリアに関心があるので同じような方はぜひ仲良くしてください!!!

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