見出し画像

【筋トレ初心者向け】素人がフィジーク大会に出るメリット3選

昨年、フィジーク大会の出場経験から、出場までに時間やコストの記事を書きました。今回は、改めて、端的に出場するメリットをまとめてみます。

メリット1.社会人スキルが身につく

出場を通じてスケジユーリングなどの自己管理能力、PDCAサイクルの回し方がわかってきます。その経験から、社会人スキル(仕事に必要な力)が養われると考えます。

フィジークに求められるのは、メリハリのあるサーフボードの似合う体です。体の凹凸を確りと出していくには、筋肥大と体脂肪の減少による体作りが求められます。

そのためには、効率的に目的の部位を鍛えるトレーニングを学ぶ必要があります。また、その過程で関節の作りがどうなっているか、どう動かすとどこの筋肉が収縮するのかといった解剖学の触りも学ぶことになります。
トレーニングだけではなく、栄養素や消化吸収について学び食材、サプリにも詳しくなっていきます。
他にも、睡眠や疲労回復などあらゆる知識を積極的に学んでいく必要があります。

これらは知識を身に着けた上で実践していく必要があります。もちろん、うまく行かない場合も多く、課題と打ち手を考えて実行していく必要があります。大会にエントリーすると期日が決まってますので、仕事並みのPDCAが求められます。

メリット2.筋トレのモチベーション維持・成果確認に適切な場である

この数年、インフルエンサーの影響か筋トレが趣味の人はかなり増えてきた印象です。筋トレを気分転換や暇つぶしで行っている人は問題ないのですが、ほとんどの人が体を変えたいという思いから始めるのではないでしょうか。しかし、筋トレを始めたが具体的な目標がなく停滞している人や、具体的な目標があまりにも現実とかけ離れていて、なかなかそんな体になれないのでモチベーションが下がり辞めてしまう人をよく見かけます。更新が突然止まって浮上してこないダイエットのSNSアカウントもよく見かけますね。

そもそも継続することが難しいことが停滞の要因と考えます。
また、筋トレの成果は、比較的目に見えてわかりやすいのですが、ある程度上達すると筋肉が付きづらくなり進化が見えづらくなってくることがモチベーションが下がる原因と考えます。

そこで、大会にエントリーするのです。大会にエントリーすると、ある時期までに絞って体を作り上げる必要があります。期日が決まっていれば、そこまでは頑張れる人が多いと思います。終わりのない筋トレより、3ヶ月頑張ってみる、6ヶ月頑張ってみる、の方がチャレンジしやすいと考えます。

また、過去の大会出場者の写真や情報があるので、明確に目指しやすい体のイメージが湧きます。(たまに初心者クラスでも化け物がいますが)目標のない筋トレと異なり、期日が決まっているので日々やることが明確になってトレーニングの質やメリハリを意識した生活ができるようになります。強制的に締め切りを設けることも、努力の継続をしやすくするポイントと考えます。

もし1度出てみて面白いと思えたら、1度だけでなく定期的に大会に出ることで、前回の自分を上回れたのかをチェックすることができます。筋トレ中級者以上の成果確認として大会出場はかなり適切な場と考えます。

メリット3.成功体験ができる(成功に必要なマインド・メンタルも鍛えられる)

筋トレ、ダイエットは小さな成功体験の積み重ねです。少し筋肉が大きくなった、ウエストが細くなった、という日々の変化はあなたの中で成功体験となって蓄積します。

いうまでもなく、大会の結果は、周りの出場者のレベルに依存するため思い通りにならないこともあります。しかし、その過程の1つ1つで上記のような成功体験を積むことができます。成功体験を積んできた人間は新しいことにも抵抗なく挑戦ができ、結果として更に成功することになります。大会への出場経験はビジネス・プライベート問わずあなたの人生を前向きに進める原動力になることでしょう。

メリット1に記載の通り、フィジークは仕事と同じくらいの熱量が必要です。特に減量期のハードな筋トレや最後のひと絞りは、気合と根性も必要になります。澄まし顔で大会出場できる人は歴戦のトレーニーだけでしょう。
ただでさえハードな筋トレが、エネルギーが枯渇しパワーの出ない減量という時期には想像以上にハードなものになります。

しかし、フィジークは誰に強制されるものでもなく、あなた自身の決断によって出場するものなのです。そんな強制力のない状況で自らを追い込むことは人生でそうないと思います。

したがって、成功するためのメンタルやマインドの維持方法が嫌でもわかってきます。私は、なぜ体育会系の社会人が重宝されるのか、フィジーク出場を通じてわかった気がしました。運動部ガチ勢は尊敬します。

まとめ

以上3つのフィジーク大会に出るメリットをまとめてみました。いかがでしたでしょうか。新生活の新しい取り組みとして、ぜひ参加をご検討してみてはいかがでしょうか。
Twitterなどで感想などお待ちしております。

この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?