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【 ピルの避妊以外の効果 】

ピルは、避妊薬以外の効果も
あります♪

1)生理痛緩和
2)生理の量が減る
3)生理不順を整える
4)子宮内膜症の予防・治療
5)貧血の改善

個人差があり、
効果が分かれますが・・・

6)PMSの改善
7)肌荒れ(ニキビ)の改善

などがあります。

1)生理痛緩和

子宮内膜には
プロスタグランジンと呼ばれる
収縮物質・痛み物質が作られて
います。
生理の時に、この物質が
子宮を過度に収縮させることで
生理痛が強くなっているのではないか
という一節があります。

ピルを服用していると、
子宮内膜が薄くなるので、
このプラスタグランジンの量も
減り、生理痛が軽くなると
言われています。

2)生理の量が減る

ピルを服用していると
子宮内膜が薄くなるためです。

ピルの服用を継続することで、
子宮内膜は自然周期の半分以下の
薄さになると言われています。

3)生理不順を整える

ピルの基本的な服用方法は、
3週間服用して、
1週間お休みです。

1週間のお休み期間に
生理が起きるので、
いつ生理が起きるかわからない
ということがなくなります。

※服用忘れなどある場合は、
途中で不正出血が起きることが
あります。

4)子宮内膜症の予防・治療

子宮内膜症とは、
子宮の内膜に似た組織が、
子宮以外の場所にできて
しまうことです。

子宮内膜に似た組織であるため、
生理時期には子宮内膜同様
剥がれ落ち出血します。
子宮と異なり、出口がないため
出血がその場にたまってしまい
生理痛などの原因になると
されています。

ピルを服用していると、
子宮内膜が薄くなることや
排卵がお休みしていることなどから
子宮内膜症の予防・治療になります。

5)貧血の改善

生理の量が多い場合、
貧血になる方もいます。

ピルを服用していると
生理の量が減るため、
貧血の改善も期待できます。

以下、
個人差のある効果について
お話していきます。

6)PMSの改善

生理前になると
イライラしやすい、
落ち込みやすいなど
感情の波が起きやすい。
吐き気・腹痛・頭痛・眠気
など体調不良が起きるなど
気になる方もいると思います。

生理前の時期だけで
生理が始まるとそうした症状が
落ち着くという方は、
ホルモンの影響で起きている
可能性があります。

ピルの服用を始めると、
ホルモンの波が落ち着いてくるので
こうした症状が落ち着くことが
期待できます。

ただし、
効果を感じられない方も
います。

また、
ピルは生理前のような
ホルモンとなっているため、
ピル服用中ずっと生理前のような
症状があるという方もいます。

ピルに慣れてくると
改善する方もいますし、
改善しない方もいますので、
様子を見ながら、継続するか
どうかを相談していきましょう。

7)肌荒れ(ニキビ)の改善

ホルモンの波によって
生理前になると肌荒れ(ニキビ)が
出てくる方もいます。

ホルモンの波で起きているのであれば
ピルが効果的に作用する期待感が
あります。

しかし、
ピルは生理前のホルモン状態に
似ているため、服用を始めて
2、3ヶ月は、肌荒れが悪化する方も
います。

もし、悪化した場合は
継続するか中止するか、
種類を変更するかなど
相談していくことを
お勧めします。

= まとめ =

以上、避妊効果以外の
ピルの効果でした。

生理痛が辛くて
学校や仕事に支障が出る。

いつもなら気にならないことを
生理前になると気になって
イライラしたり、
泣いてしまうことがある。

生理前の肌荒れが
本当に嫌だ。

色々あると思います。

ピルへの偏った考えは
まだまだあるな。。。と
感じますが、

正しく知って、
正しく使えば、
女性のライフスタイル向上に
一役買ってくれる存在であると
期待しています^^


最後までお読みいただき
ありがとうございました.。.:*☆

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