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【Tips】ポルトガルの運転免許証切り替え手続きとその他付帯手続きについて

いつもありがとうございます。ポルトピです。
書くぞー!!って言いながら書かない詐欺を続けること早半年…。

ほんとにNote書いてませんでした!(爆)

やばいやばい...このままじゃ自分の頭の中からもすっかり忘れ去ってしまうので今回はポルトガルに移住した後に現地の運転免許証への切り替え手続きの方法や必要なこと、日本の運転免許証の返還及び、再発行について書いていきたいと思います。これは体験した人間が書かないと手順を忘れてしまうのでしっかり書き残しておこうと思います。

このNoteは移住者向けのNoteにはなると思いますが、私が体験したことを書いていきますのでぜひ、お茶でも片手に気軽に読んでいただけると嬉しいです。

また、面白かったり役に立った場合は「スキ」をいただけると僕のモチベになりますのでどうぞ、、、、どうぞ!よろしくお願いいたします😊(スキを迫るハラスメント、略してスキハラ!)

ではでは、やり方などいってみましょう!


1.ポルトガルへの運転免許切り替え申請について

さてさて、こちらでは日本やその他各国から移住された方が運転免許証をポルトガルの運転免許に切り替えるための手続きについて触れていきたいなと思います。多分どの国から来ても一緒なので方法は同じだと思っています。

※2022年の秋口からOECD加盟国17カ国のみを対象にポルトガル国内での運転については日本の運転免許証でも車の運転が可能となっています。

ですので、無理に変える必要はありません。では、変えることのメリットってなーに?ってなりますよね。それを簡単に並べると

✅EU内を運転出来る免許となる
✅更新期限が10年で長い

この2つです。この2つを取るために【約1年】かかりますw
いるかよそんなもん!みたいになるかもしれませんが、私は一応取りました。

だって、ポルトガルに移住した方や、欧州在住の方ならわかると思いますが

「めちゃくちゃEU内の旅行チケット代安くないですか?」

そしたら現地で運転とかしたくなるじゃないですか。しかも、ポルトガルは陸続きでスペインにも行けたりするので、国境越える時にも何かと便利ですよね。年一で日本帰国する人は国際免許を更新していればぶっちゃけ足りる説ありますけど、そうじゃない人も実際は多いはずなので現地の免許に切り替えることが多いかなと思います。

ちなみに日本の運転免許証でもOKとは制度上なったものの、現地の事情としては

「日本語が読めない。英語のものはないか」

と言われ、結局国際免許か切り替えた免許が必要になる場面が多いです。

まあ、1年もかかるということなのでのんびり待ってましょうということではありますが、その前に手続きはしなければなりません。

その手続きがこちら↓↓↓

ポルトガルの運輸局にあたる組織はIMTという組織になります。

ここに下記の書類を揃えて申込みをするのですが
まずはこちらのフォームからIMTへの申請を行います。

必要事項を記入して、完了すると登録メールアドレスにIMTから受理番号が返信されると思います。ここに添付するのは下記の中の1.3.5.6になります。該当項目のない書類はOthersに添付します。私はドクターからもらった健康診断の控えも念の為添付しました(後述しますが、必要ないとは記載されています)。

1.レジデンスカード
2.納税番号(1があれば記載されているので問題なし)
3.日本の運転免許証
4.医師の診断書
5.運転免許証のポルトガル語の翻訳
6.運転免許証が本物だと証明する大使館発行の書類
7.手数料30€

運転免許証の書類関連はポルトガルの日本大使館で取得してください。

次に、健康診断を受ける必要があります。
健康診断はIMTでの運転免許切り替え用だと伝えればだいたいどこでもやってもらえます。オンライン診察でOKみたいなものもありました。私はちょっと不安だったので私立病院チェーンのLuz Hospitalでやってもらいました。120€くらいだったと思います(保険適用外)。

ドクターにIMTの運転免許切り替え用の健康診断だと伝え、申込に使ったフォームのコピーとIMTからの受理番号を渡したらあとはドクターがIMTに電子健康診断書を送ってくれます。

※電子健康診断じゃないとダメみたいなので注意が必要です。

これで、全てが揃いました。
私はこれを全部完了したのが、2021年の12月31日でした(大晦日!)

そして、それから2ヶ月くらいしてIMTから連絡があり
「もうじきあなたの予約が決まるからね!」というメールと当日の持ち物リストが来ました。

ポルトガル語と英語と両方併記されています

そしてそこから1ヶ月後、ついに予約確定の案内が届きます。


ポルトガル語で何言ってるかわからないので翻訳します

日程が確定!私は3月の終わりにこのメールをもらいました。
もう来週じゃん!!しかもレイリアってどこよ!

※レイリアとはリスボンからバスで1時間半ほど行った町のことです。
ビザの面談と同じで自分の家の近所になるとは限りません。
IMTガチャです。くじ引きでもしてるのかな?

そんなこんなで当日にレイリアのIMT Officeにいきます。僕は30分くらい余裕を持って早くいきました。呼び出しを待つこと1時間。
担当のお姉さんは英語ができませんでしたが、必要書類を提出してお金30€を支払ったら、1枚の紙をくれます。

「ここにあなたが、運転していい日が書いてあるし、この日にちの前後で免許証が送られてくるわ!」

日付を見ると11月中旬でした。

えーーーーーーー!11月まで免許ないんかよ!半年どーすんねん!(国際免許で乗り越えろ!)

※ちゃんと11月に免許証が届きました。遅れなくてよかった…。

とまあ、私の場合は申請から免許書受理まで約11ヶ月。こんな感じの気長な手続きになります。

2.日本の運転免許はどうなる?再発行のやり方について

さて、無事に免許を切り替えることは出来ましたが日本の運転免許証はIMTに出したままです。

ポルトガルは運転免許の二重保持が原則として禁止されています。通常の運用では、IMTより日本大使館に免許が返還され、大使館からの連絡で受け取りにいくことになります。この期間が正直いつになるかわからない。2年かかったなんてケースもあります。

私はあっさり2ヶ月くらいで返ってきてしまったのですが、日本に一時帰国する予定と日本で運転する予定があったので、当初から再発行出来ないかな?と考えておりました。

そこで一時帰国時に色々と調べた結果、運転免許は海外在住者でも再発行できることがわかりました。いやー頑張った頑張った。

ということで日本の運転免許証再発行手続きについてここから記載していきます。

結論から言うと日本各地の運転免許センターで再発行を受けることが可能です。私は東京だったのですが、警視庁と地域警察と免許センターにそれぞれ電話して(たらい回しにされて)、結果免許センターの方に下記内容を教えてもらいました。

必要な書類はこちら

✅申請書
✅写真(試験場にある)
✅一時帰国証明書を滞在住所の人に書いてもらう
✅滞在住所の人物の身分証のコピー
✅手数料2250円
✅本人パスポート

この一時帰国証明書はこのようなもので警視庁のHPからダウンロードできるようになっています。

こちらを埋めて、実家でもいいし滞在先のホテルでもよく
ホテルの場合は担当者の身分証のコピーを事情を説明していただく必要があります。

そして、パスポートを持って窓口にいき事情を担当官に説明します。
私の場合は、担当の方が経験ある人で

「ああ〜、返してくれない国もあるもんね」

みたいな感じで遺失扱いとして申請書の記入を済ませ、あとは所定の流れで再発行が無事完了出来ました。

3.おわりに

いかがだったでしょうか?運転免許切り替えの手続きを今回はご紹介しました。

ここまでやるメリットが薄くない?と思った方もいるかもしれません。
確かに、ここまで手間かける必要があるかはわかりませんし何よりお役所関連は時間がかかって手間ですよね。

それでも、EU居住中に各地を旅したいとか経験してみたいと思っている方はトライしてみることをおすすめします。気長にやりましょう。笑

今回の内容が役立てばぜひ、スキをいただけると嬉しいです。

また、移住ビザのNoteも書いていますので最近何かと話題のポルトガル移住にご興味ある方はこちらもご参考ください。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

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