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お部屋探しを「メタバース支店」で。 日本の不動産会社にも広がるメタバース

昨今、ビジネスでメタバースに進出する企業も多いですが、日本の不動産業界でも傾向が徐々に見られています。
あなたも近々、「メタバース支店」でお部屋探しをする日が来るかもしれません。

お部屋探しを【メタバース支店】で済ませるのが当たり前の世界も近い?

2022年7月7日、GATES株式会社は、不動産賃貸事業でのメタバース展開を発表。
独自のメタバース空間の開発を進めており、完成後には一般公開も行う予定です。
狙いとしては、映像や音声などリアルタイムなコミュニケーションを交えた顧客接点の演出をすることです。

不動産業界でもDX化が進み電子契約も可能になってきているので、今後内見を独自のメタバースで行う会社も増えていくかもしれません。

また、同社は「メタバース支店」として賃貸物件の募集の役割だけではなく、今後は新卒採用向けの会社説明や各種セミナーなどにも活用していく見込みだそうです。
「オンライン上で複数の人が集まることができる」という特徴を生かし、賃貸募集に留まらずビジネス展開をしていくことも考えられます。

LIFULL HOME’Sは先駆けてバーチャル内見の提供を開始

株式会社LIFULLは7月21日、バーチャル内見できるAndroidアプリ「空飛ぶホームズくんBETA」の提供を開始しました。

このアプリでは顔や髪型、服装を選びオリジナルのアバターを作成し、マップ上で行きたい街を選んだり、検索機能を使って移動しながら街の様子を見ながら物件を探すことができます。
最大8名で共有できるマルチプレイヤー機能やボイスチャット機能を使えば、友人や同棲予定の恋人や家族と一緒に住まい探しもできるようになります。

このアプリによって日々忙しくて時間を合わせづらい、といった問題や、身体の障がいの制約によって内見自体が難しい場合でも、自由に住まいを探すことができるようになります。

新たな顧客の発掘にも役立ちそうです。

今後メタバースビジネスの広がりにより、顧客の間口が広くなり更なるビジネスチャンスが生まれるかもしれません。

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