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あなたも他人事ではない。被災した時に必要なお金はいくら?

皆さん、防災対策はどのくらい出来ているでしょうか?
3月にも東北で震度6強の地震が起きていましたが、いつどこで地震や津波、台風などの自然災害が起きるかは予想できません。
そんな時のために、防災対策は全員にとって必要です。

どんな防災対策をしているか?

セコム株式会社が実施した「防災に関する意識調査」によると、
防災対策をしている人は51.6%で、5割を超えています。
実施している対策の内容としては「一定量の食料・生活用品の日常的な備蓄」と「非常持ち出し袋の用意」がともに6割を超えています。

防災グッズ一式を揃える相場は1万円~1万5000円と言われています。

また、食料や水の備蓄は「最低3日分×家族分」は必要とされています。

防災にもお金がかかりますね。

「お金」の用意も忘れずに。

防災グッズや非常食の用意も大切ですが、「お金」の用意も忘れてはいけません。
緊急時にATMが使えない場合の時も想定し、現金の用意も必要です。

災害時の出費としては、
・一時避難に必要な交通費(遠方の実家や親戚の家に避難する場合)
・ホテルなどの一時的な滞在費
・避難の際に持ち出せなかった衣服や日用品の購入費
・食費などの生活費
・壊れた家財道具の買い替え費用
・家屋の修繕費用
があります。

また避難生活が長引くことや自身や家族が怪我を負い、出費が増えることも想定されます。
勤務先の休業などで一時的に収入がなくなったりした場合、いつものように給与が振り込まれないことも考えられます。
ダイヤモンド不動産研究所によると、一般的に緊急時に用意しておくべきお金は「生活費の6か月分」だと言われています。

まずはこれを機に普段生活にいくらお金を使っているか、書き出しましょう。

ちなみに、東京で一人暮らしをしている人の平均生活費は18万4500円です。
この金額を6か月分となると、約110万円が「緊急予備資金」として必要です。

防災はモノだけではなく、お金の用意も必要です。
今のうちからしっかりと貯金をし、突発的な事態にも備えられるようにしておきましょう!

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