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なんと、独身20代の「43.2%」が貯金ゼロ!資産を増やすには“仕組化”がコツ

皆さん、貯金はいくらありますか?
耳が痛いなあ、と思う人もいるのではないのでしょうか。
 
金融広報中央委員会が実施した、2020年版の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、独身20代のおよそ4割が「貯金ゼロ」だそうです。

20代~50代 どの年代も3割以上が「貯金ゼロ」

20代や30代だとそもそも給与も高くなく、
「将来のための貯金に回すよりも娯楽に使いたい」という人も多いため、100万円未満が目立っています。
 
40代以降も依然として0円は多いものの、1,000万円以上が2ケタ台に。
やはり老後を意識し、貯金を増やす人も多いのでしょう。
 
特に60代は退職金も手に入る年代にあたるので、1,000万円以上保有している割合は貯金ゼロの割合を超えています。
 
同調査では、金融資産の保有目的も聞いています。


保有目的の大半は「老後の生活資金」と「病気や不時の災害への備え」です。
職業や家族構成、持ち家かどうかなど関係なく、全ての人に必要な「老後の生活資金」と「病気や災害への備え」の資金。
皆さんは十分に用意できていますか?

貯金するには「仕組み化」がコツ

単身世帯であれば、手取りの2~3割が貯蓄の目安と言われています。
しかし、都内に住んでいたり20代後半になり部下ができてきたりすると、なかなか2~3割の貯蓄も難しくなってきますよね。
 
資産を増やすコツは、「仕組み化」です。
具体的には下記の2つを取り入れてみるのが良いでしょう。

①   先取貯金

毎月手元に残った額をなんとなく貯金に回していませんか?
住居費や通信費は一定でも、食費や交際費などはその時々によってバラつきがあります。
なんとなく成り行きで貯金していると、計画的にお金が貯まるのは難しいでしょう。
 
そんな時こそ、「先取貯金」を取り入れるのがオススメです。
給料が入ったらまず決まった額だけ貯蓄に回し、残りのお金で生活する、というサイクルを作ってしまうのです。
月々2万円、先に貯蓄してしまえば4年後には約100万円が確実に貯まります。
給料が上がり余裕が出てくれば、少しずつ金額を増やすのも良いでしょう。

②   毎月少額でスタートできる投資

自分に甘く、「先取貯金をしても引き落としてしまう」。
そんな人はつみたてNISAやiDeCo、不動産投資など毎月少額でできる投資をスタートするのも良いでしょう。
簡単には引き落とせませんが、確実にお金が貯まります。
つみたてNISAやiDeCoは、資産形成の中でもローリスクと言われています。
コツコツと毎月少額から積み立てられるため、投資経験が少ない方やまとまった資金が無い方にもおすすめです。
 
不動産投資も、ローンを組めば毎月少額で取り組むことができます。
ローンを組む際には「団体信用生命保険」に加入する必要があるため、生命保険の代わりとすることが可能です。
ローンが完済してしまえば家賃が返済にあてられることはないため、老後資金として手元に入ります。
 
このように「毎月の固定費」にすることで、貯金や資産を増やしていきましょう。

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