瀬戸風 凪
松尾芭蕉の俳句が、上質のエピグラム(寸鉄詩)であることを探ります。
◪ 一瞬を堰 (せ) きとめる これじゃない!これが大賞に選ばれる絵だろうか。 高校生による…
「あなたに会いたい いつもそう思う」 詩人書家の相田みつをさんの寸言に、紫陽花の絵を添え…
晩春のある日、午後4時を少し回った時刻。二両ほどのローカル線の電車の乗客はまばらだった。…
私が初めて広島平和記念資料館へ行ったのは、昭和43年8月8日のことである。小学5年生ときの…
60代を生きている今から見れば、霞の彼方のような30代半ばの出来事なのだが、両親や妻や子と、…
文芸雑誌「明星」は、与謝野鉄幹が中心となって明治33年に創刊した雑誌である。藤島武二に表紙…
きみに もうすぐ生まれて来るきみに つたえているみたいに 木々はこんなにも繁り 風にそよいで…
「詩の編み目ほどき」シリーズでは、新川和江さんとともに現役詩人。野木京子さんはH氏賞受賞…
青木繁の二大名作のうち、「海の幸」は、その絵柄の不可思議さと迫力とが現在なお絵の価値を更…
🟡 あえて同じ季語の句を同じ段に並べた◈ あかゝと日は難面(つれなく)もあきの風 芭蕉 …
🏳 帰郷により幻に終わった仕事渾身の絵画「わだつみのいろこの宮」を、高く売る気でいた青木…
🔶「走馬看花聞香下馬」の思い「野を横に馬牽むけよほとゝぎす」 この句から先ず連想するのが…
🍃 又三郎 ― 仏様の化身として宮澤賢治を取り上げたこの記事を読んでくれる人は、ストーリー…
🔈 太宰治に発した三島由紀夫のことば日本の物語の原型は『竹取物語』と言われるが、それは奇…
🔷 自らの心に問いかける「かなしからずや」「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まず…
「奥の細道」の中の、名吟の特徴として、 🔷 激しいもの、苦難を強いるもの、心を落ち着かせな…