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【Ikigai(生きがい)】キャリアの棚卸を4つの円で分析するフレームワークです

● 自分が本当にやりたいことがわからない
● 自分の強みや弱みが言語化できない
● 転職したときに失敗した、と思いたくない

上記のように自分の考えがいまいち言語化できていない人は、Ikigaiを使って自分のキャリアの棚卸をしてみましょう。

海外のベストセラー本で提唱されている考え方ですが、日本語の「生きがい」からきています。


Ikigai(生きがい) とは

Ikigaiは、その名の通り日本語の「生きがい」という考え方ですが、
海外のベストセラー本で紹介されたことをキッカケに日本にも逆輸入的にひろまった考え方、フレームワークです。

簡単にどんなフレームワークかというと
「得意なこと」「好きなこと」「求められていること」「お金を得られるもの」この4つのバランスを保ったものがあなたのやりたいことですよね。という考え方です。

Ikigaiは十人十色

日本のIkigai(生きがい)をヒトコトで言うと「人生の意義や目的となる活動や存在のこと」です。

● 幸せ・楽しさが感じられる活動や原動力
● 生きる価値を実感できる行動や好意

上記のような意味が含まれます。

例えば、お金を稼ぐことが好きな人もいるし、他人や社会の役に立っていると感じられるボランティアといった活動が「ikigai(生きがい)」になる人もいますよね。

つまり、人それぞれIkigaiの形は様々です。
でもお金がなければ好きなことはできないし、お金を十分に稼いでいてもそれがあなた自身のやりたいことでなければ幸せになれませんよね、そんな考え方です。

Ikigaiのフレームワーク

Ikigai

上記がIkigaiのフレームワークです。
主に4つの質問に答えながら、あなた自身のIkigaiをイメージしていきます。

1. あなたが得意なことは何ですか?
2. あなたの好きなことは何ですか?
3. 社会から必要とされているものは何ですか?
3. あなたが報酬を得られるものは何ですか?

「好き × 得意 × 稼げる × 必要とされる」この4つ全てが重なると「Ikigai(生きがい)」という考え方です。

Ikigaiの構成要素

Ikigaiは「好きなこと」「求められること」「稼げること」「得意なこと」の4つの円の重なりで分析していきます。

まずはシンプルにそれぞれのワードに沿って書き出してみるのがオススメです。

Ikigaiの3つの手順

STEP.1:それぞれのキーワードで書き出す
STEP.2:円の重なりをみる
STEP.3:自分にとってのIkigaiを考える

STEP.1:それぞれのキーワードで書き出す

まずはキーワードごとにあなたの直観で書き出してみましょう。

1. 情熱 = 得意なこと × 好きなこと
2. 使命 =  好きなこと × 世間から求められること
3. 天職 = 世間から求められること × 稼げること
4. 専門性 = 稼げること × 得意なこと

上記のように分類できます。これらを書き出すことで、自分自身をより深く理解し、目標に向かって意識的に行動する助けとなるでしょう。

STEP.2:円の重なりをみる

1. 情熱 × 使命
2. 使命 × 天職
3. 天職 × 専門性
3. 専門性× 情熱

上記の要素がバランスよく組み合わさったときに、充実感や満足感を得つつ、自己成長や社会貢献を実現できるIkigai(生きがい)を見つけることができます。

逆に、これらのバランスが悪いと

● 喜びと充実はあるが経済的に豊とは言えない
● 高揚と豊かな満足感はあるがこれで良いのか?疑心暗鬼
● 心地良いが空虚
● 不満はなく満足だがどこか無益な感じ

このような気持ちになるでしょう。

STEP.3:自分にとってのIkigaiを考える

最後は、これらの書き出した要素をもとに自分と向き合っていきます。

Ikigaiはここまで書き出した円の要素がバランスしてこそ感じられるという定義です。つまりは、それぞれの円のどこかが大きいけど、どこかは小さい…となる場合は、それを補う動きを取る必要があります。

まとめ

本記事では、キャリアの棚卸、自分と向き合うためのフレームワーク「Ikigai(生きがい)」について紹介、解説しました。

本記事が誰かの参考になれば幸いです。

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