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アメリカ留学日記㉗

春休み明け2週目。相変わらず一瞬で過ぎてゆく毎日です。

今日は、いつもバイトさせてもらっているところの学部の本当のボス(ボスのボス)の授業で、日本の高齢者福祉についてプレゼンをしました。といってもとても簡単に。それでも、英語でのプレゼン、しかも先生の代わりに授業でプレゼンをするんだから、と2~3週間かけて準備をして今日を迎えました。

例のガーナからの留学生の友達もたくさん手伝ってくれて、なんとかまとまりのある内容にはなりました。本当に簡単に、健康保険制度と介護保険制度と、あとは人口ピラミッドと、というように紹介しました。

一番質問が多かった内容は、介護保険を使う際には要支援や要介護の認定が必要、というところ。「どうやって認定が決まるの?」「どうやったら高い認定がもらえるの?」などと言った質問がありました。また、「その保健はどのくらい使えるの?」という質問も。「美容整形には使えないけど、ほとんどの医療につかえるよ。」と回答。

公的な保険のないアメリカでは、民間の保険が普通。そして、病院に行く前に保険会社に確認するくらい、保険でどこまでカバーされるのかは常に頭を悩ませる。

わたしの近所のおじさんの親戚も、血液凝固で入院した時、これ以上は保険がカバーされない、といって無理やり退院させられていた。

また、日本では保険証は全国で一律だよ、というとびっくりしていた。看護師の資格も国家資格だから全国で使える、と話すとよくいいな~と言われる。アメリカでは州ごとになっているものが多い。

また、カナダからの大学院生もプレゼンをしていて、カナダの人口密度の分布が南部に集中していてびっくりした。また、州ごとの健康保険カードをもっていてぱっと見日本のものに似ていた。

ガーナでは、自分の健康は自分で、という考えがすごく大事にされていることから、老人ホームなどには入りたくない、と考える人が多いらしい。健康に生きている、ということが一つのステータスらしい。

健康保険制度、とひとつとっても国を超えるだけで本当に状況は様々で、発表した側ではあったけれど、聞いていてもすごくおもしろかった。

そして、プレゼンそのもの、すごく緊張した。もともと面接とかでは全然緊張しないけれど、大勢の前で話すのはすごく緊張する。もう今回もすごく震えていた。ただでさえ発音が悪いのに震えるからもうきっとほとんど演歌みたいになっていたかビブラートしか生徒さんには届いていなかったんじゃないかな、と思う。

最近自分を甘やかして日本のyoutubeで漫才ばっかり見ていたから、ここから少し日本語デトックスして、ちょっと英語も頑張ろう、と思った一日でした。

☕本日の英語❄
・You got this!: できるよ!今日は何度言われても緊張はほぐれなかった。
・nightmare:地獄、最悪だよね、みたいなときに。
・Come on!:おいおい~みたいなときに。遊び断った時とかも良く言われる。
・motality:死亡率。今日はこれを何度もmorality と言いそうになった。

3月14日はπデーらしく、πの形のパイをいただいた。そういうダジャレみたいなこと、アメリカでもあるんだ!となんかうれしかった。