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きちんと謝れた記念日

うちの奥さんはストレートネックで肩こりがひどい。しかも一日中パソコンに向かう仕事をしているので眼精疲労もつらいらしい。先日、僕も生まれてはじめて眼精疲労で頭痛がひどくなる経験をしたのですが、キツいさもはじめてわかったわけです。そんなわけで奥さんのマッサージをしてあげる頻度も少しだけ多くなってしまうのも仕方がない。

ある日、疲れて家に帰ると、開口一番「ごめん、マッサージお願いできない?」と言われ、僕は少しイラッとした。心の中で、【「一休みしてからでいいから」、って一言添えてくれよ」】って思ってしまったのでした。そんな風に心の中でイライラするのも精神衛生上よくないから夫婦で話をしました。

奥さん曰く辛すぎてすぐにでもマッサージをしてもらって復活したいらしいが、僕は一言気遣いが欲しいと伝え、意見は平行線に終わったのでした。

あくる日、僕は農作業で腰が痛くなってしまって、踏んでもらおうと思った瞬間、「あ、俺も今すぐに腰を踏んでもらいたい・・・けど昨日の手前、言えない・・・」

と同時に、「なるほど!奥さんはこういう気持ちだったのか!」と妙に合点が行って、素直に謝ることができたのでした。

この一連の回想を正直に話したところ、家族みんなで大笑いして、ご飯がおいしかったというお話でした。




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