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インターハイを観て


こんばんは。かえもんです。

夏の甲子園が始まり、いよいよ夏休み!って感じがしている今日この頃です。私が中学生のときは、部活から帰ってきてクーラーの効いた部屋でアイスを食べながら、よく甲子園を観ていたものです。

さて、野球部にとっての大舞台が始まるとともにバスケ部にとっての大舞台も始まっています。そう、インターハイです。

昨日から女子の試合が始まり、今日は北海道代表の山の手高校の試合がありました。対戦相手は大阪桐蔭。ラスト6秒で2点差という大接戦。まさに、手に汗握る展開でした。また、試合内容もとても勉強になるものでした。

そこで、今日は山の手vs大阪桐蔭から学んだことを整理しておこうと思います。

バスケのオフェンスの本質は
「たくさん点を取ること」です。

そのために、「入りやすいシュート」を打つ必要があります。また、効率よく点を取るためにも「たくさん点が取れるところから打つ」ということも必要です。具体的には、オフェンスの能力が優っているマッチアップやノーマークの3p(決めたら多めに点数が入るから)です。

このようにバスケの良いオフェンスとは
「攻めやすいところを攻めて、楽に点を取る」
というのが条件になります。

この条件を満たす方法は沢山あります。

 例えば、山の手はサイズが大きいことを生かしてローポストにボールを集めていました。特に、ハイローはかなり多用していたように思います。その結果「入りやすいゴール下」からシュートを量産していました。
 逆に、大阪桐蔭はサイズは山の手に劣っていましたがスピードでは優っていました。そこで、ドライブからキックアウト→3pをオフェンスの主軸にして「たくさん点のもらえる3p」もしくは「スピードを生かしたドライブ」で得点を重ねていました。

 そして、どちらのチームにも共通していた点の取り方が「ディフェンスからの速攻」でした。やはり、バスケの勝敗の鍵を握るのはディフェンスでした。しかし、ここにも両者に違いがありました。山の手は速攻では必ずゴール下のフィニッシュを狙い続けるのに対して、大阪桐蔭は3pを狙うシーンが数多く見られました。大阪桐蔭の素晴らしいところは速攻の流れから3pをきちんと決められるところでした。おそらく沢山練習したのだと思います。

 

 まとめます。オフェンスの本質は「点の取りやすいところで得点する」ことです。そのための方法として山の手はゴール下を徹底的に攻めていました。逆に大阪桐蔭はドライブでディフェンスをひきつけて外からのシュートで得点を重ねていました。

 一言で言えば「どこでアドバンテージを取るか」ということです。
アドバンテージを取る観点は次の2つです。
①スピード
②サイズ

スピードで勝っているマッチアップに1on1をさせればドライブが決まりやすい。サイズで勝っているマッチアップにボールを持たせれば点を取りやすい。試合の中でどうやって点を取るのかをはっきりさせておくと、迷うことが少なくなるはずです。


ちなみに1人でアドバンテージ

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