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家ごもりがストレスなら、断捨離で自宅を快適空間にしてしまおう

コロナ問題は、東京ではいままさに医療崩壊の正念場という様相。

感染拡大を防ぐには外出を控えるしかないため、さらに家ごもりを余儀なくされそうだ。

会社に出社するより家で過ごせるほうがリラックスできそうなものだけど、終業後や休日にロクに遊びに行けず、自宅で過ごさざるを得ない今の状況では、さすがに息が詰まってくる。

いまは人類史上有数の危機的状況だから致し方ないとはいえ、このままではウイルスにやられる前にメンタルが先にやられる人が出てもおかしくない。


そこで、いかに自宅をストレスのない場にするかが鍵になる。

まず取り組みたいのが、自宅を掃除し清潔にすること。

そして、不要なものを断捨離しスッキリ居心地のいい空間づくりに挑むことだ。


PC周辺で視界に入る情報を減らそう

たとえばいまあなたはこの記事を自宅のPCで読んでいるとして、デスク上やまわりの状況はどんな感じだろうか?

視界に入る範囲だけでも、いろいろなものが置かれ、散乱してないだろうか?

あなたの視線はPCやスマホに向いていても、乱雑な状況は視野全体を通じて脳に届き、情報量を増やして負荷をかけてしまう。

そんな影響などささいなものだと思うかもしれないけど、これは地味に集中力が落ちたり、脳の疲れを感じやすくなっていく。

そしてそれが続くと能率が落ち、仕事の進みが遅くなってストレスがたまってしまう。

自宅だと他人に見られないので油断しがちだけど、毎日PCデスク上を整頓し、なるべく必要最低限のもの以外は置かないようにするといい。


この機会に徹底断捨離にチャレンジしよう

自宅ごもりを余儀なくされている今は、これまでやりたいなと思ってもなかなか実行に踏み切れてなかった断捨離に挑戦する絶好の機会だ。

いまは自宅で過ごす時間が長いぶん、自宅で楽しめるモノを購入した人も多いだろう。でも、何かを減らさずに増えるばかりだと、家のなかは乱雑になるばかり。

そこで、まずは断捨離で不要なものを処分してしまおう

使ってないけど捨てるには忍びないなと思っていたモノを思い切って処分したり、視界に入ってくる情報が減って脳が楽になることで、達成感と爽快感が味わえる。

ノが減って部屋がスッキリすると、心までスッキリするんだ。


捨てないほうがいいモノもある

断捨離に踏み出して思い切って捨てることに爽快感をおぼえだすと、
「こうなったら徹底的に捨ててやろう」
という思いが浮かぶことがあるかもしれない。


しかし、そこは冷静になって本当に捨てるべきか、よく考えてからにしたほうがいい。

たとえば、緊急時・非常時に必要になりそうなモノまで捨てようとしてないか。

保存用の水や食料、乾電池など、災害時に役立つものは今回のコロナ騒動でも出番があるかもしれない(ないことを願いたいが)。


また、断捨離が行き過ぎたあまり、思い出が蘇ってくるモノまで捨ててしまうと、将来的に脳機能を衰えてしまうおそれがあるそうだ。

誰かとの思い出を振り返れるものがなくなり、孤独感から認知症リスクが高まるのだとか。

脳の専門家によるこの話を聞いたときはにわかに信じられなかったものの、人間というのはやはり、記憶とつながりの動物だということか。


楽しい思い出は捨てなくていい

他には、楽しい思い出を想起させるモノも本当に捨てるべきかよく考えてみてからのほうがいい。

それを見るたびに楽しい感情が湧いてくるモノに囲まれて暮らす生活って、豊かじゃないか。それをあえて捨てる必要はない。

それに、楽しい感情は脳内で快楽物質セロトニンの分泌を活性化させる。
セロトニンが活発になると免疫力も上がるから、現在の状況にはむしろ大事なことだ。


大事な人との記憶は捨てない

親をはじめ大事な人と過ごした思い出が蘇ってくるモノは、最後まで大事にしよう。

そのモノにはきっと、あなたがその人と過ごしたかけがえのない記憶が詰まっているはず。

楽しかったことや悲しかったこと。

その人から優しさを受け取ったこと。

何気ない日常を一緒に過ごしたこと。


他にもたくさんの思い出があると思う。
その思い出は、これからの人生でもあなたのことを支えてくれる。

こんな先行き不安な状況だからこそ、そういう思い出で心を温められることは大事だと思う。

大事な人の記憶が詰まったモノは、断捨離判断の最後の最後でいいくらいだ。

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