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【22年9月】読書まとめ

2022年9月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1304ページ
ナイス数:86ナイス

https://bookmeter.com/users/54142/summary/monthly/2022/9

■おいしい器の使い方 料理上手16人のおうちごはんとふだんの食卓

表紙のお皿が目を引く。見覚えがあると思ったらスピッツの「大好物」のジャケットにも使われた鹿児島睦さんの作品。色鮮やかなのに黒地だからか合わせやすそう。憧れるけど手が出ません……
盛り付けは自由でいいのだなと思った。
料理や盛り付けが上手になりたいものです。手持ちのものでもいい感じに使えるようなれたらいいのだけど。
読了日:09月30日 著者:

■新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

古典的名作の現代版ということで、どのような感じになるのかなと思ったけれどやっぱり変わり者の京都の大学生。
もう大学とは縁遠いせいか、そのような設定が何話も続いてちょっと食傷気味。
それでも文章のリズムが良かったからなんとか読み進めた。京都の街が魅力的なのは変わりないし。
最後のお話はさすがに集中力が切れてしまいまったく入り込めなかった。
「桜の森の満開の下」知らなかったので読んでみたいかも。
読了日:09月26日 著者:森見 登美彦

■82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)

初めて韓国の小説を読んだ。それもフェミニズムを扱ったもの。終わり方にぞっとした。男性が読んだらどう思うのだろうか。
韓国の出生率を調べてみたら、2022年8月24日のYahoo!ニュースの記事に『韓国の第2四半期の合計出生率が、同期基準で歴代最低の0.75人を記録した。』とあった。そうなるのも無理はなさそうと感じてしまう。
読了日:09月26日 著者:チョ・ナムジュ

■デザイナーじゃないのに!

デザイナーじゃないのにデザイン業務をするのは避けられないこと。
要所を押さえれば素人でもそれなりのものが作れるようになるかも、と思える一冊でした。
まずは誰に向けてなのか、対象を明確にすることが大切だそう。
そして反復・強弱・近接・整列。
デザインのデの字も分からないようなめちゃくちゃな上司への対応が載っているところがおもしろかった。
主題には関係ないけれど、主人公の子はおくれ毛を巻いてアクセサリーをつけるとあんなに大人っぽくなるのね。イラストだけど。笑
読了日:09月15日 著者:平本久美子,よしだゆうこ

■意地でも旅するフィンランド (幻冬舎文庫)

フィンランドを旅するのかと思いきや、フィンランドからの旅行。
フィンランドは長い休暇があるのでそれは旅行がはかどりそうだ。以前読んだ本に「フィンランド人は旅行にお金を使う」というようなことが書いてあったけれど、休みがあるからお金を費やせるのか。それはそうか。
EU圏内なら妊婦でも旅行しても安心だそうで、島国の日本ではあまりない感覚。
イギリスの朝食の注文が細かくておもしろかった。
でも著者さんの文章の書き方があまり好みではなかった。
「この話はまたどこかで」が何回もあってそれもなんだかなという感じ。
読了日:09月14日 著者:芹澤 桂

■女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)

春に映画「ドライブマイカー」を観たので再読したくなり。
野暮なことを言うようだけど、原作がやはり良いですね。でも映画を観たおかげで場面が浮かびやすくなり、以前より楽しめた気がする。
ただ、3年半前は「シェエラザード面白かった」という感想だったのに、今回はなぜだかちょっと気持ち悪いと思ってしまった。
今回は「独立器官」が1番おもしろく感じたかも。
それにしても、村上春樹の描く女性の神秘的なこと。
読了日:09月02日 著者:村上 春樹

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 こちらがスピッツの「大好物」のジャケット写真。

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