見出し画像

フィンランドカフェ kielotie

 先週の金曜日、なんだか癒されたくて仕事帰りに荻窪のkielotie(キエロティエ)に寄ってきました。暑かったのでアイスコーヒーとシナモンロールを。

 お店はすずらん通り沿いにあるのですが、kielotieとはフィンランド語で「すずらん」の意味で、すずらんはフィンランドの国花。
 ヘルシンキのお隣ヴァンター(ヘルシンキ空港があるところ)に、kielotieという地名があるとオーナーご夫妻に教えていただきました。
 そのような感じでフィンランドについていろいろ教えてもらえる居心地のいいカフェ。
 ストローの色までフィンランドでたまらない🇫🇮

 初めて訪れたのは去年の4月下旬頃。今日と同じように仕事帰りにひとりで。コーヒーとシナモンロールをいただきました。「おなかコーヒー」という酸味を抑えた胃に優しいコーヒーがあり助かる。フィンランドのものらしい。

 フィンランドのカフェということでわくわくしながらお店に入ると、迎えてくれたのはAbby Roadと書いてあるポスターというのかなんだか。
 あれ、私フィンランドに来たつもりがイギリスに来てしまった?
 一瞬混乱するも、イギリスとフィンランドにはまっている私にとっては嬉しいことでさらに気になるお店になりました。でも私はコミュ力がないのでイギリスについて聞けなかった。笑

 そういうわけでその翌週くらいに今度は夫を連れて行ってみました。
 お話をうかがうと、The Beatlesの武道館公演のチケット(店主が行ったわけではない)やThe Beatlesのマトリョーシカを見せてくれた。やはり店主はイギリスがお好きだったようでした。

 休日はお客さんが多く、シナモンロールは売り切れていた。なのでブルーベリータルトを頼んでみたところ、これがとてもおいしかった。
 私はブルーベリーを進んでは食べないのですが、こちらのブルーベリーは甘くなくて自然な味。やっぱり北欧といえばベリーよね。生地もおいしかった。

 そしてその次は間が空いて、年末に。

 この日も休日だったので、シナモンロールは売り切れ。
 何をいただこうかしらんと考えていると、フィンランドのクリスマスの定番のパイがまだあると。Joulutorttu(ヨウルトルットゥ)と言い、プルーンのジャムが乗っているそう。
 プルーンも正直自分では選ばないけれど、フィンランドの文化を知りたくて挑戦してみることに。するとこちらもおいしくてびっくり。甘ったるいのかと思ったら違った。食べやすい。

 今日久しぶりにお店に入ったところ、すぐに「War Is Over」のポスターが。The Beatlesというかジョン・レノンの精神が。平和でないと、フィンランドが好きだのイギリスが好きだの言えないね。

拝啓、ジョンレノン
あなたがこの世から去り ずいぶん経ちますが
まだまだ世界は暴力にあふれ 平和ではありません

拝啓、ジョンレノン/真心ブラザーズ

 うっかり長くなったけど、とにもかくにもコーヒーとシナモンロールとオーナーご夫妻のあたたかさにほっとするお店です。
 コーヒー以外にもおいしそうなジュースがあり気になる。
 写真を振り返ってみると、アラビアのブラックパラティッシが欲しくなった〜。イエローはこの間大先輩とおそろいで購入したのでした。コーヒー・お茶の時間が華やかになる💛

この記事が参加している募集

私のコーヒー時間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?