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保育園の転園がめっちゃ寂しかった話

3月ですね。別れの季節。
私は寂しがりやな性格で、学生時代は進級、卒業の度にすごく辛くて、でも4月に入ると早くもケロっとしている、そんなタイプ。
大人になってからも、職場で退職する人との別れや、人事異動が発表される度に泣きたくなるくらい同僚や上司との別れが辛かった…!

そして二児の母となった今は、子どもたちを取り巻く別れが辛い。
保育園で一緒だったお友達やそのパパママとの別れだったり、この3月は1歳半の次女が半年間お世話になっていた保育園を転園することになり、最終登園日までしばらくずっと寂しくて、時折送迎の際に泣いていたくらい。


なぜ「別れ」にこんなにも寂しさを感じるのか?

これを読んでくださっている方は、「別れの寂しさ」を人一倍感じやすく、この3月の時期つらーーーー!と思っているでしょう。
人は「あったものが無くなる」と寂しさを感じる、そんな生き物。家を引っ越すときだってすごく寂しいし、長年乗っていた車を買い替えるときだって寂しい。
学校も職場も子どもの保育園も、私にとって日常の大きな割合を占める存在で、そこで毎日顔を合わせていた人や場所との別れは当然悲しく感じるもの。
今日は、娘の最終登園日だったので、今日の気持ち冷めやらぬうちに残しておこうと思ってこうして書いている。
昨日保育園の先生に感謝の手紙を書いていて、入園から今までの我が子の成長を振り返り(たった半年ではあるけど笑)、先生方やお友達の関わりに感謝し、寂しさはピークに達していた。←
こういう感傷的になりやすい人って、どうなのよ?と自分でも時折思うことがあるわけ。これを読んでいるあなたもありません??

感傷的とは「感情が異常に刺激されやすいさま。 特に、感情を最も刺激する悲哀感に引き入れられる場合が多い。 悲哀の感情におぼれやすいさま。

日本国語大辞典

まぁ良い・悪いの話ではないのだけど、事実自分がこういう人間であることは客観的に理解している方が生きやすいと思うのよね。
あぁ、私って悲哀の感情におぼれやすいんだ、と。

その上で、強い悲しさとか寂しさをそのまま受け止める。
”感じ切る”ことがいちばんだと私は思っている。
冒頭で書いたように、その時の自分の気持ちを率直に吐き出したり(夫に話聞いてもらったり、お手紙書いたりね)することで、自分の中で”感じ切って”すぐケロっとしてるんですね~。だから引きずったりはしない。
”大人なんだから寂しい寂しいなんて言っちゃいけない”
”寂しさを全面に出すのは恥ずかしいこと”
なんて思わずに、大声で「寂しいよぉぉぉお!」と言っていいのだ。
(保育園の件については、子どもが不安になるはずだから当然子どもの前では寂しさは見せないようにしているけどね)

こんなに人や場所との別れが寂しいなんて、その対象に依存しているんじゃないか?他にやることなくて暇なのか?と自分に問いかけるんだけど、それもそうでもないんような気がする。
きっとこんなに寂しさが湧き出るのは単純にその対象が好きで、愛着を持っているからなんだよね。
その寂しさも、認めてあげて良い。

あなたは「好き」を見つけるのが得意

そうそう、私もそうなんですよ。「好きな人」いっぱいいるタイプ。恋愛感情とかではなく人としての「好き」ね。
人間もモノ・コトもプラスマイナスいろんな側面があって、そのプラスの部分が大きく見えるのだと思う。結構これは人生得している!!と個人的には感じています。「好き」が多い方が日々楽しいよね?
そして「好き」だからこそ別れが寂しい。当然のことだと思うのです。


この保育園素敵だったなぁ。
先生たちのこと好きだったなぁ。
送迎のときに垣間見る、お友達とたわむれる娘の姿忘れたくないなぁ。
と今強く強く思っています。

こんなにも寂しい気持ちにさせてくれた保育園に感謝。

きっと「この保育園あまり良くないから」というネガティブな理由の転園も少なくないはず。
そんな中で、こんなにも別れがたく、寂しい気持ちにさせてくれた保育園、本当に本当にありがたい限りですよね。それだけ私と我が子にとって、大好きな場所になっていたわけですから。

さぁ、今回も寂しさを感じ切ったところで、前を向けそうです♪
また新たな場所でたくさんのお友だちと元気いっぱい過ごしてね!と心から我が子の楽しい日々を願うのみ!!

まだまだ寂しさの渦の中にいる方、たくさんたくさん寂しい気持ちを吐き出して、感謝や好きの気持ちを言葉にして、自分の感情を思いきり感じ切ってみることをおすすめします。その方が意外と早くトンネルから抜け出せますよ~。

ちなみに姉妹ふたりの保育園の決定にはとてもとても悩み、悩みぬいた末の次女転園だったのですが、そのあたりは別記事で!興味のある方は見てくださいね~!




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