【アメリカ生活】ホットクックで自家製納豆作り、煮沸消毒は必要?大豆はどれを買う?
前回の豆腐から大豆つながりで、今回は納豆です。
米国では、豆腐と比べて納豆はまだまだ受け入れられていない様子。
というのも、日系スーパーのMitsuwa Marketplace、韓国系スーパーのH Martを除いて、納豆が店頭に並んでいるのを見たことがありません。
MitsuwaやH Martでは常温や冷凍で納豆が販売されているので、安売りしているときにまとめ買いして家で冷凍しておけば、いつでも気軽に納豆が食べられるのはありがたい限り。
納豆も御多分に洩れず日本で買うよりもお高いのですが、時には3パックで1ドルを切っていることもあるので、ぎりぎり許容範囲です。
それでもやっぱり、値段を気にせず納豆を心ゆくまで食べたい!
そんなときのお勧めが自家製納豆です。
我が家では、日本から持って行ったヘルシオ ホットクック(自動調理鍋)を使って、夫がこれまでに数回自家製納豆を作っています。
水に浸けたり発酵させたりで時間はかかるものの、手順は極めてシンプル。まだ未挑戦であれば、是非トライしてみて下さい。
材料
乾燥大豆(200ccカップに2杯分)
市販の納豆1パック
コツは、納豆用の小粒の大豆を買うこと。
そのままの状態ではかなり小さいので不安になりますが、水に浸けると膨らんで、出来上がりは市販の納豆の大きさになります。
調理器具
ヘルシオ ホットクック(24リットル)
スプーン
雑菌が入ると発酵させている間に腐ってしまう可能性があるので、使用するホットクックの鍋やスプーンは煮沸消毒しておきます。
我が家では、沸騰したお湯に数分浸ける程度の煮沸消毒ですが、それで今まで失敗したことはありません。
1. 大豆を洗う
大豆をホットクックの鍋に入れて洗います。
我が家では、洗うときの水は水道水を使っています。
2. 水に浸ける
大豆を一晩水に浸けます。大豆が水を吸うので、水はたっぷりがお勧め。
我が家では、浸けるときの水はウォーターサーバーの水を使っています。
3. 蒸す
水を切って、大豆をホットクックの蒸しトレイに入れ、「手動で作る」→「蒸す」で蒸します。
(蒸しトレイの下に入れる水の量は1カップ程度、我が家ではウォーターサーバーの水を使っています)
蒸す時間の長さによって固さが変わりますが、この分量の場合、1時間だと固すぎ、2時間でもちょっと固め、3時間は未挑戦です。
4. 粗熱を取る
蒸し上がりの直後に市販の納豆を混ぜてしまうと、熱で納豆菌が死んでしまうかもしれないので、雑菌が入らないようにして粗熱を取ります。
5. 市販の納豆を混ぜる
大豆が冷めたら、市販の納豆を入れてしっかり混ぜます。
6. 低温調理で発酵させる
「手動で作る」→「発酵・低温調理をする」→「40℃」→時間を選択して発酵させます。
発酵時間の目安は24時間なのですが、ホットクックで設定することができる最大時間は16時間。
外出時間や睡眠時間などを考慮して時間を設定し、終わったタイミングで延長ボタンを押して24時間になるように調整します。
発酵の途中で、2、3回混ぜます。(このとき、都度スプーンの煮沸消毒が必要なことに注意!)
7. 完成
粗熱が取れたら、保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
我が家では1週間以内くらいでは食べ切るようにしています。
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