「○○してあげる」or「○○させて戴く」
　⇔あなたの選択は❓

接客の仕事を始めたばかりのこと
「あのお客は折角チーフが一生懸命作った
　料理を一口も食べずに話ばかりしている」
「偉そうに話してくる」
などと 仲間と一緒にお喋りしていました。

それを陰で聞いていた上司に物凄い勢いで
｢馬鹿野郎｣と怒鳴られ しばらくの間、
こんこんとお説教されました。

その時の話は、
その後私自身の接客サービス上で役立ちましたが、
自分の生き方には活かせませんでした😢。
もっと活かせたら違う人生を歩んでいたでしょう。
その時教えられた内容を下にまとめてみました。

📖若い頃に心に刻んだ教え

1.私たちのサービス業は
　お客様に支えられている

2.「お客様は私たちの生活を支えてくれる人
　　故にどんな人でも大切にする」

3.どんなお客様にも、
　私的感情を以って接してはならない

4.普通の人は、地位や権限、
　お金を手にすると誇示したがる 　　
　また、自分が誰かに何かしたことを
　「・・・してあげた」 　　
　自分が「この店に来てやっている」
　と自己顕示するようになる、謙虚さ、
　誠実さ、敬意を忘れがちになり人を
　無視することが平気になる

5.立場とお金は人の心と態度を
　　大きく変化させる

6.日本の年中行事、
　｢お盆や彼岸｣の意味を知りなさい

7.接客用語や敬語は、
　「何故？」｢何のため｣にあるのか 　　
　 それは支え てくれる人へ敬意表現

8.今の自分があるのは
　支え てくれる人が居たから

9.支え 合う人の文字の形をいつも忘れない

10.支えるということは遜る心身の活動
　それを｢謙遜｣という

このようなことを教えられ仕事する上で
常に心掛け接客やもてなしをして来ました。

また、
その上司から感謝やお礼の心を表し方
について教えられたことが多々あります。

👨🏻💪🏻アスリート達へファンの支援

様々なプロスポーツ界、スケートやテニス界で
素晴らしいアスリートとして活躍している方は
自分を支えてる観衆の皆さんの力が自分の｢心｣
への強大パワーになりその多くのファンの存在
に対して敬意を心身の糧にしているからであり、
その敬意を素直に感謝という形や社会貢献活動
などにもに生かし役立てています。

私事ですが、30代前半の若い頃に味わえた、
能登半島の会場で数百人の拍手を頂いた時の
何とも言えない感情は今でも覚えています。

日本の社会で起きたスポーツ界でのパワハラ、
指導的立場や管理者の人達のセクハラ行為、
モラハラなどの様々な出来事や事件、
一部の国家公務員のコンプライアンスを
逸した言行態度、様々な凶悪事件を起こす
人の心の源に欠けてしまっていることは
人として真っ当に生きるために必要な
他人を敬う心の欠如であると思われます。

また、
最近格好良くスルー・既読スルー言う語が
SNS上やメッセンジャーなどで使われますが
その行為は紛れもなく相対する人を一人の
人間として認めず、無視する活動です。

｢認めなかったり、無視する活動は身を亡ぼす｣
と言う他人に対するパワハラなどに
垣間見るこのような活動は 良い人間関係構築、
触合う人とのコミュニケーションに不要です。