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豊かな人間力を育てる“共感力”


共感力と傾聴力

①共感力の高い人と低い人
②豊かな人と他人に関心がない人

貴方は①と②どちらで受止めますか❓

私は、
思い遣りの心を知る前は①で受止めて
会話の相手に心身の相槌と自分の意見
を織り混ぜながら触合っていました。

思い遣りの心身の活動である傾聴力
大切さを知ってからはで受止め会話
するように心掛ける様にしています。

現代社会では、
①で受止る人が大半を占めていますが
この考え方は、自意識が強まり他人と
自分を比べたり、勝ち負け、己の価値
(評価)を意識する人に多く見られます。

あるコマーシャルで自分の市場価値を
知って置くのが当たり前?、と言って
転職を促すような内容がありますが、
これは個人中心の時代背景を如実に
表していると受止めています。

自分の心身を他者と比べない

今迄出会い触合った経験からですが
人は、自分自身に視線を向けた時は
自分の所得や会社での評価が気にし
何事何人へ自己中心の思考や取組み
をする様になる場合が多いようで、
その結果は良くないことが殆どです。

共感-イメージ図

共感力は、
自分は周りの人に支え生かされている
と言う受止め方や心身の姿勢の基に生まれ
それは、私利私欲、無我無心、私心の無い
心身の姿勢や活動に表れるものです。

以前の載せた下図の受止め方と

支えられ生かされて居る私

昨日のつぶやき↓夫々は共感力の源です。


天台宗の開祖-最澄の名言

ネット上にあった「共感力」の解説文の
次の文言は「そうだなぁ」と受止める人
が多いと思われますし間違いでは無い
と思います。

※以下ネット上より転載

共感力が高い人は、
日頃から周囲の人への関心が強く、
よく観察をしています。
そして会話をする際にも、相手の言葉
の意味をそのまま捉えるだけでなく、
「なぜこのような考えに至ったのか?」
「どんな状況や心理状態だったのか?」
と考えながら聞いています。
共感力は自分自身の過去の様々な経験に
照らし、相手の心情を推察することです。
共感力がある人は楽しい経験だけでなく、
辛い経験やそれを乗り越えてきた経験を
沢山してきた人も少なくありません。

経験の「引き出し」が多い分、相手の状況
と似ている自分の経験を重ね合わせ易く
なるために相手の心情をリアルに想像し
易くなります。

共感力が低い人は周囲の人への関心が低く、
他者が今どのような気持ちにあるかなどを
知ろうとはあまり思いません。

相手が話していても、
「ふ~ん、そうなんだ」と言った形で会話
が途切れたり「私はこうだよ」と言ったよう
に気づけば自分の話をしています。
常に自分を中心に物事を考えてしまって
いるとも言えるでしょう。

自分の意見を挟みながら聞いている
相手の話を聞きながらも、
「いや、自分はそうは思わない」とか、
自身の主張や価値観にそぐわない場合に
「なんでこんな風に考えるのかな」とか、
自分の意見を挟みながら聞いてしまう。

そんな状況に心当たりがある人は、
本当の意味での共感はできていないと
思った方が良いかもしれません。

共感力を高めるうえでは、
変に自分の意見を挟まずに、
目の前の相手の言葉に集中して
じっくりと聞くことが大事です。

以上転載終-出典不詳

共感力は、傾聴力と類似し
相手の感情と意識の状態を我がことの
ように主観的に感じ取れる能力です。
即ち、
他者の考えや感情を洞察する能力です。

また、
共感の元共感性は「思い遣り」を意味します。

例えば、
苦難にあっている人を助けたいと思った時、
助ける行動をするきっかけとなる感情です。

そのために
人の心のポジションである感情を正しく
推し量る観察・察知・洞察力が必要です。

但し、
共感性は豊かであれは良いと言うもので
なく家族や親友など身近な人に対しては
思い遣りの気持ちが強く出てそれ以外の
人に対しては冷たくなる場合もあります。

共感性は、周りの人の意見、感情、立場、
気持ち(考え)を「その通り」「そだねぇ」
素早く感じ取る受容のスキルです。

それは、表面的でなく内面から理解することで、
更に理解はしても、巻き込まれない点にあります。

これは、
以下の二つの側面から構成されています。

一つは、
相手の感情への認知的理解の側面であり、
「相手の感じていることが分る」と言うこと
即ち、理屈で理解出来るということです。

もう一つは、
相手の感情への感情的反応の側面で、
「相手と同じように感じられる」と言う
ことで相手と一緒になって喜怒哀楽を
感じられる、感情的反応のことです。

一般的に、傾聴力を
話し上手は、聞き上手と言われています。

とは言うものの、
他人の話をじっと耳を傾けて聴くことは、
簡単なようで案外難しいのです。

脳機能に関する研究で、
自らの発する「言葉を作る場所」は、相手の
言葉を理解する場所」とされています。

詰り、
話し上手の人は豊かな傾聴力を備えた聞き
上手であると脳科学的にも実証されています。

仲間と話す時でも、
ついつい突っ込みを入れたくなったり、
口を挟みたくなったりしませんか?

相手の話に意見を挟みたくても、黙って
堪えることは結構ストレスがかかります。

相手の話を聴くという行為は、
相手の話に共感、共有、感動できる“感性”
がなければそれは不可能です。

逆にいえば、豊かな感性を持つ人とは、
人の話を黙って聴ける人受容出来る人
言っても良いでしょう。

勿論、相手の話を聴くと言っても上辺だけ
の聴いている振りをするだけでは直に相手
に見抜かれ良い心象を与えられません。

例えば、
相手の嬉しい話や悲しい話を聞いていて、
本当に自分も其の感情を共有出来ること、
それは、相手への「同情」でなく共感です。

この、共感によってこそ、相手を喜ばせ、
優しくし、心を癒すことが出来ると共に、
相手からの信用・信頼も得られるのです。

共感力は次の二つに分けられます。

一、共感的理解

 相手の気持ちに寄り添い話を受け取り、
 他者の気持ちを理解し、汲み取り行う

二、感情的反応

 イ)感情的温かさ・・・
  人間関係の基本となる人に対する
  温かい心遣いや接し方
 ロ)感情的被影響性・・・
  周囲の状況に巻き込まれ易さ、他人の
  感情に呑み込まれ易さの程度

💞共感力の正しい使い方


「人の為に無私の心で良いことの為に
 だけその能力を使う。」

「人の持つ煩悩、金銭や利益だけのため。
 悪い事の為、自分の為には使わない。」

「自分にしかできない、その人の為に
 出来る事はなんだろう?といつも意識し
 思考するために使う。」

「喜怒哀楽を、共有し、
 互いが分かち合うために使う。」

「想像力、立場転換力を磨いた上で使う。」

「奉仕心や利他の心を活かし表わすために使う。」


共感の類義語(Weblio類語辞典より)
*①~③は意義素。
① 他の人と気持ちを分かち合うこと
 (特に悲しみまたは苦悩)
 類語・・・共鳴り・共鳴・シンパシー・同感
② 人々の間の親近感または調和の関係
 類語・・・同調・共鳴・シンパシー・
      同感・意気投合・以心伝心
③ 意見を支持する、意見に忠実である、
 または意見に同意する傾向
 類語・・・弔意・同情・弔慰・了解・
 同調・共鳴・理解・シンパシー・思い遣り
 理解力・同感・意気投合・領解・同情心

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