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<MINT Alumni talk♪> MINT修了生トーク・40代-50代のキャリア編・わたしたちの「ミドル世代の転職術」

「40歳を超えたら、転職市場で不利になる」

こんなことを聞いたことがある、という方は多いのでは?
これは、果たして本当なのでしょうか?

今回のイベントでは、実際にミドル世代になってから、自身のパーパスを見出し、行動に移し転職を果たしたMINT修了生が、自らの経験談を語り、そこで得た重要な気づきやTipsを共有いたしました!

【今回登壇したMINT修了生】
黒田垂歩さん(MINT0期生)
アカデミア研究者、大手外資系製薬企業人、投資家、起業家、アクセラレーター、メンター…どの肩書だけでも語れない、情熱に溢れるミドル世代。

デミーザ美香さん(MINT4期生)
大手外資系IT企業から、MINTでパーパスを見出し、心から共感する企業に転職。ありのままで語ることを大切にするミドル世代。


100年時代。40代から「自分軸に動き出す」のは決して遅くない!

まず、Project MINT代表の植山が、ミドル世代が、これからの人生100年時代、どのように過ごしていくことで、幸福に溢れる将来を作っていけるのか導入資料とともに解説していきました。

40代から、自分を軸にシフトチェンジを模索することで、幸せな100代に。(植山説明資料より)

その上で、自分のパーパスを定めていくことは、これからミドル世代が、未経験領域へ踏み出す上で、原動力になってくれることを語りました。

当日資料より


強力な武器:「自分が何者で、どんなパーパスを元にこの仕事をしたいのか」というストーリー

そこで、修了生で50代になってからMINTに受講し、パーパスを見出して、なんとMINTのプログラム終了と同時に、初めての転職活動も成功させ、理想の職場で働くようになったデミーザ美香さんが自身の経験を語ります。

イベント当日のデミーザ美香さん

会社に長年勤めたものの、本当に自分のやりたいことを見つけたいと思い、MBAのプログラムに参加。MBA取得後も、自分は果たして同じ組織で出世をしたいのか、それとも本当に自分のやりたいことはどこか外にあるのか、迷ってしまったという美香さん。
そこでMINTと出会い、改めて自分自身と向き合いこれから先の人生の指針を見出したいと参加を決めます。

MINTのクラスでは、まず初日に自分の生い立ちを語る対話の場を持ち、その場で思いがけず涙をしてしまったそう。
そこからクラスメイトから、様々な視点で問いかけをもらい、自分が気付けえなかったものに気づき、本当の自分が求めているものを探求していくようになります。

そこで、美香さんは、本当に自分が求めているものは、「縁をつむぎ、温もりを伝播したい」ということに気づくのです。

美香さんのパーパスとその先に実現したい社会(インパクトデー と面接に使用したご本人資料)

パーパスに気付いてからの美香さんの行動は激速です(笑)。
MINTプログラムの成果発表会(インパクトデー )で自分の学びをまとめていくと同時に並行して、就職活動の準備をしていきます。MINTで得たパーパスをストーリーで語る表現方法は、役に立ったと言います。

そこで、いざ採用面接で、インパクトデー で使用したのと同じ資料を使い、自分のパーパスのストーリーを披露します。

美香さんのパーパスと、転職先の企業のパーパスの重なり合いを示し、私も幸せになれて会社も幸せになれる、と情熱を持って面接では語ったというそうです。そこで、一発転職オファーを受けます。

それが先方には好評だったと後で聞いて分かったそうです。本当にパワフルだった、と評価をいただいたそうです!

美香さんは、ミドル世代は特にパーパスをストーリーにして自分を裸にして語ることが大切、と言います。

会社の外に居場所を作ること。(複業、ボランティア、サードプレイス など)そうすると、共感する人に出会えて、キャリアの道が開けてくる。

次は、タルさん(黒田さん)が自身が新しいキャリアの領域に踏み出した経緯を話してくれました。

イベント当日の黒田垂歩さん

元々は研究者だったバックグラウンドのタルさん。富山県出身で「富山の薬売り」のように幼い頃から薬が身近で、生命の神秘に魅了されて、いつか薬で人の命を救いたい、と思うように。

そこで、研究者を志していざハーバード大学へボストンに留学。

そこで見たものは、研究、開発を経て、新しいビジネス・産業が出来上がるとエコシステムが形成され、ボストンという街全体が活気を増していく姿を目の当たりにし刺激を受けます。

日本に帰って、日本がボストンのようにエコシステムをつくっていくような、研究と新規事業・スタートアップ事業が活性化される架け橋になりたいと思うようになり、製薬会社に転職します。

製薬会社で働いてしばらく経ち、MINTに出会って、改めて今なぜ製薬会社にいるのか、どんなことを志していたのか、という原点に立ち返り、これまで製薬会社の本業の活動だけでしたが、MINTを通して紹介されたベンチャーキャピタルで複業で初めてしました。

この複業をきっかけに、新しい人たちと繋がっていき、タルさんは自分のパーパスをより多くの方に知ってもらうよう発信をしていきました。

タルさんの、ミドル世代の転職のためのノウハウ(当日発表資料より)

そこでどんどん共感者が増え、新たな複業の機会も増えたり、人脈もできて、そして、共同パートナーとともに事業を作り上げるほど発展していきました。

そして、今後は本来の目標である、日本のエコシステム作りにより本腰を入れていきます。

このように、タルさんは、ミドル世代の転職は、
いきなり始めなくても、徐々に複業やプロボノで、道を開いて自分の想いを打ち明ける相手をちょっとずつ増やしていくことで、新たな道が作れるはず、と参加者を励まします。

まとめ : ミドル世代がキャリアを築いていく中で大切なスキル・マインドセットは?


タル:
ミドル世代はいつ自分の組織を離れてもいい、という状況に備えておくことが大切。そのために、本業の他の組織で居場所をつくっていくことは意義があると思うのでぜひおすすめです。

美香:
私は50代過ぎての転職でしたが、その後に苦労することもなく今楽しくやれてます。それには、自分が本当に何がしたいか、に気付いたからです。ミドル世代も自分がどうしたいか、というのを自覚し、一歩踏み出せば怖くないと思います!それができたら自分の人生を充実するものにできますね。

これからますます進化するお二人に注目です!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
またこのような修了生トークイベントを今後も開催していく予定ですのでお見逃しなく!

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