『わたし』


 こんばんは。えらい寒波がやってきて、手足冷え冷え。岩上魁星です。生姜入りのココアとか飲んで過ごしたいですね。

 なあ、死ぬことの何が悪いん?考えたことある?死ぬことの何が怖いん?考えたことある?

 生きることに前向きであるというのが正しいって誰が言い始めたん?

 生物の本能とか抜きにもっと個人的な生きる理由ってもの考えてみたら?

 正直ぜんぶ息苦しいねん。何もかも。サンドイッチにされている気分。ぎゅうぎゅうに押し付けられてさ。ええやん好きにしたら。そんで好きにさせろよ。

 死ぬことに善し悪しなんてない。普遍的にくるもんやん。突然、必然的に訪れるやん。生きている以上しゃあないイベントなわけやん。

 何回も何回も同じことを話してしまって申し訳ない。僕は自分の人生を一本の映画やと思っている。死ぬことって僕からしたらエンドロールやねん。たらたら惰性で生きて長引くようならスパッと気持ち良く幕引きしたいねんな。何がおもろいってさ、自分でそのタイミング決められへんねん。今日あと一歩歩いたら死ぬかもしらん。毎分毎秒マインスイーパしながら生きているんよ。おもろない?
 
 話がズレてしまった。主演・監督である僕はそれはもちろん素敵な作品を作りあげたいんよ。別に生きることに前向きなわけじゃないねん。死にたいなって思いながら過ごす日々だってもちろんあるよ。でもさ、この映画だけは完成させたいねん。僕が死んだ後の世界が存在するとは思えへんけど、少なくとも主演・監督・いち観客の僕はこの映画を最初っから観てるねん。衝撃のラストまで作る責務があるし、見届ける覚悟をもって席についてる。要するに自己満ってやつやな。
 自分自身を満足させたいってことよ。僕の生きる意味は。どこまで行っても自主制作映画やねん。じゃあ作り手が満足するほかないやん。せっかく自由に物語作れますって言われているのに、なんで他人の要望に沿わなあかんのさ。そんなんするから多くの映画は2作目でこけんねん。こんな関西弁の口語でしかも詰めて書かれたら読みにくくてしゃあないよな。知ったこっちゃないわ。読みたいなら読みなさ。それだけの話よ。
 
  死にたいっていうのが禁忌とされている理由はさ圧倒的多数派が生きるということに疑問を抱いてないからやろ。この先もずっと生活が続いてくって考えているからやろ。大学出て、社会人になって、結婚して、子供ができて、、、、
 物語を考えるときってさ結末から考えなさいってよく言われるやん。まあ僕は思いついたハイライトを書きたいが為に書き始めてしまうねんけど。

 生きるのも同じやと思わん?

 なーんでこんなん書こうと思ったのか忘れたわ。ただただ筆が進むから書き進めたらこうなった。言いたいことが書けたかっていうと五分五分って感じかな。でもまあそれでええねん。僕が満足すればそれで。そのためだけに僕は生きていくよ。


 タイトルコールはきっとここになる。
 岩上魁星の生涯を追ったドキュメンタリーが今やっと始まる。

 お待たせしました。

『わたし』

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