いっそ自分で叶えちゃうとしますかね
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「今よりもっとよくなるように」
“組織と人”に関わる仕事をしているので、これまでに様々な人から「“組織と人”についての困りごと」についての話を聞かせてもらってきました。
当然ではありますが、それらの全ての話の内容は全てが“唯一無二の困りごと”なわけですが、そんな唯一無二の話ではありますが、必ずどの話にも共通することがあります。
それが冒頭の「今よりもっとよくなるように」という“祈り”です。
僕たちが“組織と人”についての話を聞かせてもらうのは企業の経営者の方からの場合もたくさんありますが、“組織で働く人”である企業の社員さん達の場合もたくさんあります。
そんな立場も職種も年齢も性別もバラバラな人達が日々直面している出来事について話してくれる“唯一無二の困りごと”は、言葉としては「もっとよくなるように」なんて前向きな言葉が一つも含まれていないことだって多々あります。
だけど、そんな様々な状況・環境に身を置く千差万別な人達に通底している“祈り”としての「今よりもっとよくなるように」という思いがあるのを常に感じています。
とは言え、この“祈り”の中にある「よくなる」という言葉が指している範囲はそれこそ千差万別だなぁといつも思わされます。
よくよくその人の語る言葉に耳を傾けて、「話しているそれが一体どのような状況で何がどうなることを指しているのか?」に質問を投げかけたりしてしっかり話を聞いてみないとそれが本当に“祈り”に通じているモノなのかどうかもわからないことは多々あります。
でも、色んな方の話を聞かせてもらったり、色んな組織で働く人達の様子を見たりするといつもいつも思うんです。
「現状よりもほんの少しだけ、他の誰かから見たら極わずかな0.1mm程度だけであったとしても“よくなる”ことによって何かは変化していくんだよなぁ」って。
客観的に観察してみると「ハッキリと変化が起きた」という状態であっても、「ずっと変わらないままでいたい」と思っていると「別に前と何も変わらないけど」と思うこともあるでしょうし、実際にそう言われることもあります。
“今まで無かったモノ”が出来上がって、それが組織の中で運用されて、それによって様々な“成果”が出ていて“変化”が起きていても、「前と何も変わってないじゃん」なんて。
それは“その人”から見た時には「前と何も変わっていない」ように見えたということなんでしょうから、その人の中の“変化の判断指標”は「ウチの会社すごく変わってきました」と感じている人や僕とは“違う指標”を用いているのかもしれないし“違うモノ”を計測しているのかもしれません。
真相はわかりませんが、今目の前にある現実を「前と何も変わっていない」と認識するのであれば少なくとも「前とは確かに変わった」と認識している人達とは何かが違うということだけがわかります。
ただ、もしも「前と何も変わっていない」と言う人が「“組織と人”についての困りごと」を抱えているんだとしたら、「今よりもっとよくなるように」という“祈り”はあるんだと思っています。
ただその“祈り”の方向性やスピード感や距離感や評価指標が“こちら”とは全然違っていたというだけの話なのかもしれません。
「今よりもっとよくなるように」
本当は、誰もががそう感じて考えて願ってきていたのかもしれません。
もしもそうだったとしたら、この“祈り”だけでなく、そこから先の様々な指標も同じように共有することができたとしたら、その“祈り”って案外と役に立つこととして機能していくんだけどなぁ。
そんなことを“これまでの実体験”を幾つも思い出して振り返っていました。
“祈り”を現実にするのってめちゃくちゃ大変ですけど内容は至ってシンプルだったりするんですよね。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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