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僕たちの根っこになっていたものは

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

僕は、子どもの頃も今もずっと漫画が大好きです。

その中でも、いわゆる『週刊少年〇〇』系の漫画たちが大好きで、特に影響を受けていることを自認している漫画はジャンプとサンデーに連載されていた漫画です。

漫画の名前を書き出すと、その題名の列挙とその内容について延々と語り続けてしまいそうなので一旦は控えておくとしますが、特に好きなのは僕が小中学生の多感だとされる時期に読んでいた漫画にとっても強い影響を受けている自覚があります。

特に、今でも鮮明にパッと思い出せる名場面での主人公のセリフには、大人になってからの自分が「これはヤバいなぁ。ピンチだなぁ」と感じた時に、真っ先に頭の中に思い浮かんできたりします。

例えば、「人間賛歌は勇気の賛歌」というセリフや「明日って、今さ!」というセリフとか、「笑いながら、負けてやらねえ。そういこうや!」というセリフとかは、これまでに何度も何度も僕の頭の中に響き渡ってきました。

そんな僕にとっては、『週刊少年ジャンプ』の中にイズム(?)として言われている「努力・友情・勝利」というモノよりも、どちらかと言うと「勇気」とか「挑戦」という部分に反応していたんじゃないだろうか?なんていう風に、この歳になった今思い返していたりしています。

そのおかげなのか何なのかはわかりませんが、僕の内側に存在している“少年漫画イズム”のようなモノが、他者の中に存在していそうな“少年漫画イズム”に対して反応してくれるのを感じる瞬間があったりします。

もちろん、この“反応”は「絶対に必ずそうなる」という訳では無いようですし、僕自身もこの“反応”が起きたのかどうだかその瞬間にはわからない時もあったりします。

だけど、いつか起きていた「その“反応”のような感触」を後から思い返してみると、「ああ、確かにあの時は“反応”だとわからなかったけど、あの人について後々わかってきたモノを総合的に判断すると、確かにあれは“反応”だったんだなぁ」と合点がいくことがあったりします。

ここ最近も、僕の中の何かがそんな“反応”を示すような他者に出会った経験があります。

その人とは、話をすればするほどその“反応”が間違いの無いモノだと感じましたし、挙句、その人もしっかりと“少年漫画イズム”を自分の中に組み込んでいるということを自覚している人だったということが明らかになりました。

「やっぱり、この“反応”は間違いないのかもしれない!」

そう確信するに至っているわけですが、それでも今一つよくわからないでいた理由が、ウチの仲間に対してです。

起業するよりもずっと以前から、ウチの仲間に対しても“少年漫画イズム”を感じ続けてきていました。

だけど、これまでの経歴を聞いたり“漫画遍歴”を聞いたりしても、これまでに「漫画を読んできた」という経験を確認できるような話はありませんでしたし、本人にも「漫画は全然読んでこなかった」という自覚がありました。

「そっかー。てことは、この“反応”は何か別のモノへの反応だったのかもしれないよなぁ」

そう思っていたところ、ふとした話から、仲間が子どもの頃に読み漁っていたのが「偉人の伝記だった」という話がでてきました。随分と付き合いが長いはずですが、この10年以上の付き合いの中で初めて聞いた話でした。

そんな驚きともに合点がいったわけです。

そもそも、僕が言っている“少年漫画イズム”というモノの原型は考えるまでもなく“英雄譚”にあるわけです。それは、まさに「勇気と挑戦の物語」と言ってもいいんじゃないかと思っています。仲間がその昔にたくさん読んできた“偉人の伝記”もそれに該当するわけです。そんな「“英雄譚”という物語の構造が仲間の内側には“好ましいモノ”としてしっかりとインストールされていた」jという風に考えると納得が生まれます。

だからこそ、「漫画ばっかり読んで大人になったヤツ」と「漫画にほぼ触れないまま大人になったヤツ」との間に、今まで理由のわからなかった“少年漫画イズム”と僕が読んでいるモノへの“反応”が両者に同じように発生していたのかもしれません。

道理で、社内で一緒に話をしていると妙に話が早いわけです。

特に、「カッコイイこと」と「カッコワルイこと」とか、それらを“体現している人”についての話は、見事に話が合うことが多いんです。

だからこそ、自分達がとる選択や行動が「カッコイイかどうか?」の判断もしっかりと合意がはかれるわけなんです。

そんなことを考えていると、その昔からずっと「漫画ばかり読んできてよかったなぁ。マジで役に立ってるよ、子どもの頃の自分よ」

そんな気持ちになったりもするので、これからも漫画は読み続けていこうと思っています。反省はしていません。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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