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海外在住アラフィフ女子推し本#2 あたたかくて懐かしい気持ちになる『旅をする木 』星野 道夫(著)

#読書の秋2022  イントロダクション

Note #読書の秋2022  読書感想文コンテスト募集中!と見て、夏休みの読書感想文で、学校推薦や、銀色の推薦図書マークから選ぶのが苦手で、本を選ぶだけで時間がかかる小学生時代を思い出していました。

何か選んでみたくなって、軽い気持ちで推薦図書、一覧を見ながら、気になるタイトルと表紙が「旅をする木」でした。

日本での暮らしから離れて長い私に、「旅をする木」という表題は、どんなことを書いてあるのだろう?と好奇心を呼びました。初版発行は1999年。私の中で星野道夫さんのお名前は聞いたことあるかもくらいの印象で読み始めました。最初の1ページからぐいぐいと引き込まれてしまいました。それから、彼のことを調べ、あの、かわいい、あざらしの赤ちゃんの写真を撮られた方だと知りました。あの優しい写真と同じ心に響くエッセイです❤

マナが「旅をする木」の中で心に刺さった星野さんの言葉たち。

人間の気持ちとはおかしいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配で、こんなにも豊かになれるのですから。

旅をする木

人と出会い、その人間を好きになればなるほど、風景は広がりと深さをもってゆきます。やはり世界は無限の広がりを内包していると思いたいものです。

旅をする木

人間と自然との関わりとは、終わりのない永遠のテーマなのだと思います。しかし、誰もがそれぞれのよりよい暮らしを探して生きています。

旅をする木

星野さんはこれらの言葉をアラスカの自然と人々の関わりから出てきたのだと思うのですが、どの国、どんな環境、都会のジャングルの中でも、共感する言葉なのでは、と思うのです。

マナが調べた星野さんのこと

「旅をする木」を読んで星野さん熱にかかった私は私なりに彼のことを調べました。以下は私の個人的考察です。

  • 星野さんが熊に襲われるという事故で亡くなられたということ。でも、その前にアラスカで何度も自然の中でテントを張り、熊と対峙されるような経験をされていたこと。自然しか知らない熊は人間を避ける。星野さんを襲った熊はどうやら餌付けされてた可能性があり、人間の居住区への警戒心が薄れていた可能性が高い。人間のエゴが悲劇を導いてしまった可能性が高いのではないか。

  • 星野さんは聖書を信じる方だったのではないか。星野さんの奥様、直子さんは星野さんのお姉さま(牧師の奥様)のご紹介でご結婚される。聖書、創世記にあるように、神様がすべてのもの、人、自然、動物たちを創造された、と信じておられたのでは、という気がしてならないのです。
    星野さんの撮られた野生動物の姿を見て、どうして、このような愛らしい姿がとれるのか、星野さんが聖書を信じる方だった、と思うと、神様が星野さんにその賜物、機会を与えてくださったと納得がいくのです。

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あなたに必要なものはすべてわたしが備え、あなたに与えます。

マタイの福音書6:31-33

マナが参考にさせていただいたサイト



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