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スタインベック「怒りの葡萄」読んでみた

こんにちは~パジーです!
今日は、僕が最近読んだ

J.スタインベック「怒りの葡萄」


の感想書くよ!(まだ読み途中だけど)
中途半端なハイテンションで読んでね!



あらすじ


なんとなく話すと、
オクラホマ川の農民たちが土地を奪われてカリフォルニアに行って生きていこうとする話。

(世界恐慌時のオクラホマ州。引用元:https://www.onlyinyourstate.com/oklahoma/ok-great-depression/)

はじめは、おじいちゃんとおばあちゃんと、父ちゃん、母ちゃん、おじさん、ノア兄ちゃん、トム(主人公)、アル(弟)、ローザ・シャーン(妊婦)、ローザ・シャーンの夫コニー、トムのちょー年の離れた妹ルーシーと弟ウィンフィールド、それから正式な家族ではないけれど、説教師。
(だれか忘れてたらゴメン)

この大人数でカリフォルニアに向かうんだけど、だんだんと減っていくんだな、これがまた
じーちゃんばーちゃん死んで、ノアは皮を歩いてって、コニーもどっか行っちゃうし。

しかもカリフォルニアで果物をつんでお金をためて、可愛い家でももって楽しく生きていこうとしてたんだけど、そうかんたんにはいかないんだな
仕事はたくさんあるんだけど、仕事の何百倍もの人がいっぺんにカリフォルニアに押し寄せているんだから。そして、冬がやってくるーーみたいな話。


ただしこれはアメリカではなくレバノンの画像w


ハイテンションな感想


しっかし、なんだぁ、そのローザ・シャーンっていう妊婦がまあひでえんだ。夫のコニーがなくなってからというもの、
「コニーはどこ?コニーがいてくれたらいいのにぃ」
ばっかりさ、話すことといえば。

コニーがいたときは、
「でも、それが、赤ちゃんにさわるんじゃないかしら?」
しか言ってなくってよ、それはそれで、うざかったけどな。

トムが人殺したときさ、それはまあ理由が、仕方なかったから、母ちゃんが許してなぐさめて、家族中どうしようってときによ、妊婦は
「あんた罪をおかしたわね。赤ちゃんにさわるじゃない!」
って言っただ。おらぁ、頭来ただ
せっかくしっかり者の母ちゃんとトムがかっこいいのに、ローザ・シャーンの野郎のせいで台なしだ!ちくしょうめ!

まじめに考えると


まじめに考えると、そういうふうに、いろんな人が出てきて、どれも身近にいそうだというその描写のこまかさが、すごいところなんだと思います。



読後の感想


よみおわりましたあぁぁぁぁぁっ!

読み終わったんだけど、結論から言うとちょっとスッキリしないかな。

食べ物ない、お金ない、仕事もないっていう状況だから、生きていこうとする勇気だけじゃ生きていけないんじゃないかと思う。それと最後のいいところをにんぷがもって行ったのがちょっとだけ気に食わないな。アルはよかったけど。

それにしても作者は女性の扱いが丁寧っていうか、すごいリスペクトを感じる。たぶん本当の主人公はトムじゃなくてお母さんなんだよねぇ、、、お母さん強いっす。さすがっす。
それから歴史的なことが分かってよかった。トムがでかいことしてくれるといいなー

ちなみにこの本は、俳優のピアース・ブロスナンさんのお気に入りだそうで、だから僕はこれを読み始めたんだけど、ブロスナンさんの出てる「ミセスダウト」という映画は笑い死にするぐらいヤバいから、みんな見てほしい。

画像は https://moviewalker.jp/mv10734/ より引用



以上パジーがお送りしました。




作者に関する詳しい情報は、こちらの記事をご参照ください。


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