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鬱くしき日記 11/27 健康診断キャンセル

こんばんは。
会社から健康診断の案内が届いてからずっと不安だった。
胃カメラの受診もあるが、大きな病院へ行き「待つ」時間が多い事が苦手だ。

そんな私でも受ける必要があった。
現在休職中の私だが、今週から薬の飲み方を変えてみようと先生より提案があり、変えてみた。

朝一で頓服の抗不安薬を飲んで、健康診断会場へ到着。
人はそんなに多くない。
時間が経つにつれて待合の椅子が全て埋まる。
40人程度だろうか。

私は書類を提出して検査着に着替え、椅子に座って順番を呼ばれるまで待っていた所、あのソワソワ感がやってきた。
大丈夫。大丈夫。
心の中で唱え、検査着の袖をギュッと握っていた。

大抵こういった時は腰の筋肉がガチガチに固まっている。

少し伸ばそうとしても、どうしても気分が悪い。
発作まではいかないが、なにかが気持ち悪い。

心の中で自問自答が始まった。
「どうする?やっぱり無理か?」
「もう少しだけ頑張ってみるか?」
葛藤の末、一度スタッフさんに相談しようと思った。

健診スタッフさんが、書類を纏めている所に行き「すみません。問診票にも記入したんですが、私パニック障害と抑うつがありまして、気分が悪いんです。」
そうするとスタッフさんは個室へ案内してくれた。
そして私へ「大丈夫ですか?私もパニック持ってるので分かります。無理しないでダメな時は言って下さいね。」

こんなに凛とした方でもパニック持ちなのか。
しかも見ず知らずの私に言ってくれるなんて優しすぎると思い、少し頑張ろうと思えた。

そして私の番号が呼ばれた。
もちろんそうだが、待合室からまたちょっとした長椅子の待合への案内だ。
その時点で私はズタボロだった。
目眩の感じや、暑く感じたり。

半分泣きながら案内してくれたスタッフさんに「本当にすみません。具合悪いので、日程変えてもらったりは出来ますか?」

最後のカードを切った。

もちろん自分で出来る限りの事はやった。
広場恐怖というのは恐ろしいもので、スタッフさんに受付番号を返して着替えている位の時間ではもうそこまで苦しくも無いし、目眩が起きそうな感じはしなかった。

その後会社に連絡して、体調が悪くて健康診断を受けられなかった事を話した。

気分はすっかり落ち着いていた。
私は涙が止まらなかった。
なぜ、こんな事も出来なかったのか。
ましてや、大きな病院。なにかあればそれなりの対処はしてくれるのに。
むしろ一番安全な場所なのに。

しかしどんなに後悔しても、もうこの瞬間は変えられないのだ。
本当に関係者の皆様には、騒がせてしまって申し訳ない気持ちで一杯になった。

今回は予期不安から広場恐怖が出て、結果的に大きな発作までは出なかった。

悔しくて家に帰ってきても泣いた。
泣いたって何かが変わるわけでは無い。
ただ自分を責めてしまう悪い癖のはずなのに。

日程変更してもらい次回は来月の中旬になった。
私の中でのルールとして、今日から発作を無くすのでは無く、発作が起きても自分でやり過ごせるコツを習得する方が大切だと感じた。

もしこの記事を読んで頂けた有識者の方がいたら是非厳しい意見でも構わない。
パニック障害、予期不安、広場恐怖への対応としてのアドバイスが欲しい。
私はこの病を乗り越えたい。

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