○○をはがすって何はがしたの?説
仮説で色々考えると面白いので
続けてみます 本日の「説」#3
あくまでも医学的な問題がない場合で、
ピラティスをする事を前提に
施術を行う事があります。
医学的知識があったとしても
結構、自分が触れている組織、構造物に対して
「一体、何に対して何をしているのか」
「どんな効果を期待して、どんな圧で行えばいいか」と
かなりの集中力とその手の感覚の大事だと感じます。
その効果の持続性や即効性も
異なることを違う手技を習うとそう感じます
一般的にマッサージポールのようなものや
イボイボしたものや振動する器具や
温めるものや、低周波などが家庭用の
規格で購入できますよね
強めにゴリゴリやった方がいいのか、
ソフトにやった方がいいのか
10分とかで電源切れたらもっとやるのか。
知らない間に良くなったり、悪くなったりします。
物によっては、基礎疾患(持病)があったら
絶対やらない方がいいものも
結構存在するんだな~と
一般の方がポチッと購入するリスクもあったりします
人の手によって治療やケアを受ける場合は
施す側も受ける側もリスクがあることを考えないと
いけないですね。
どの深さで何に到達している刺激か
手にしても、何らかのツールにしても
どのレベルに達する刺激なのかを見ておけば
確実にそのレベルに正しく刺激として感覚器が作用すれば
効果が期待できるはず。
しかし、その刺激が間違えていれば、その効果は少ない
または逆に炎症や損傷を起こすこともあるということ。
術者として、これは硬い。ゴリゴリはがせ!って
いう思い込みのようなもので
施術しているとしたら危険だということですね
骨格筋以外の感覚器はどうなんだろうか
それぞれの組織はどんな生理が働いているんだろう
刺激に対して、人間の組織内で起こる現象(生理的な現象)
水分量なのか、浸透性なのか、濾過なのか
分子レベルなのか、血液中のガス交換なのか
神経レベルのやり取りか、脳なのか、脊髄なのか。
考え出すと意外に自分の施術は一体、何に対して
何を引き出すためのものなのかって
よ~く考えることになっていく。
そうやって、自分の技術を見直したり、手技を変えたりしながら
相手の身体の状態を評価する必要があると感じます
ピラティスって何組織まで影響するんだろう
ピラティスってマシンに乗ったり、ツールを使ったり
インストラクターの手によって刺激を与えたりしますけど、
一体、どこレベルに反応を与えてるんだろうか。
効果を出せない。と悩むインストラクターの方は
多いのですが、もしかすると
「こうしなければならない!」
という感じで強調しすぎて教えたりすると
上手くいかないかもしれません
刺激が正しい層(レベル)にインプットされない結果
反応が出ないってことなんですね、
身体ってだいぶ繊細なセンサーを持っているので
多くの情報を与えるだけ与えても
それを拾ってくれる量はそうでもない。
そう、ピラティスを「教える」って難しいものです。
なので、
伝える、気づいてもらう、反応を促す方法を駆使する。
これがまさに、何の組織の層(レベル)に対して
キューイングしているか、負荷をかけているか
マシンを選択しているか、ポジションを選択しているかっ
ていうことに繋がるので、
そういう「教える」ができるようになるといいですね
今回の「説」はいかがでしたか
一体自分は何をしているのか。
と振り返るにはいい「説」でした
さて、次回の説は何にしようかな
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