PILATES STUDIO R

ピラティスを通して、人間の持つ身体機能に関心をもつインストラクターKeikoです エク…

PILATES STUDIO R

ピラティスを通して、人間の持つ身体機能に関心をもつインストラクターKeikoです エクササイズがいいのか、身体の仕組みがすごいのか 教える側の知識や技術が必須なのか、お客様の持つ本質が素晴らしいのか 考えるほどに楽しい学び、マニアックだけど理解を深めたい日々

最近の記事

見ている特性は悪いもの?

こんにちは。STUDIO RのKeikoです GW前にセミナーをいくつか控えて、 気温差にやられないようにしている 日々でございます ピラティスインストラクターの皆さんが 一生懸命、お客様の身体の状態を 何とかしたいと奮闘しているご相談が よくありますので、今日はそちらから 基本的な思考をお話します 見た事実を「悪く」捉えない癖をつける これは主観的に物事を考えるのではなく、 客観的に捉えましょうというもののみかたです 身体機能、ピラティスのエクササイズ、姿勢 筋や骨

    • 意識するを続けてみよう

      こんにちは。STUDIO RのKeikoです よくピラティスでも「~を意識して」 なんて言ったりしますが、その答えらしき ものを感じれたのでそんな話です 私は今、オステオパシーの学校に通っています 2022年の12月に初めてお会いした 「組織」の先生の授業では 組織の動きを、手で感じ取る。という つまり「筋膜の動き」を 自分の手を通して その人の身体から部位ごとの動き、 そこにどんな機能障害があるかを 聞き取り、治療します ん゛?? 筋膜の動き、細胞の動きを聞き取る? 皮

      • 初心にかえる・貫く

        こんにちは。STUDIO RのKeikoです もうじきピラティススタジオが 14年目に入るのですが、日々の私事です。 5月からまた新しい事を始めます 理学療法士・ピラティスまで辿りつき 今は、 オステオパスへの旅路中で、同時に 産後ケアの初期介入を始めます ひょんな事から活動環境が 急激に変化しています 同時に何もかも処理する能力と それをやっていく体力が必要そうです 密かに自分の活動を好む性格ではありますが、 誰かとシェアする時間はめちゃくちゃ楽しい。 「あ~ やって

        • ピラティスを教える職業とは

          多くのインストラクターの方々がこのテーマについて 思いや見解を話されています。それだけこの職業に対して 熱い思いがあるからだと信じています。 長くピラティスインストラクターの方々と接し、 私も様々な方向性で、卒後教育の一環として、 インストラクター向けワークショップを開催しながら 明確になってきたところを話てみたいと思います。 あくまでも個人の経験の中で感じた部分であり 違う、違う、そうじゃない😎って感じる方もいるでしょうが、 これからインストラクターになろうかなと思って

        見ている特性は悪いもの?

          ピラティス氏は脊柱のカーブを知らなかったのか?説

          もしかしたらこうだったのかと 疑問に感じたらとりあえず、 「説」として調べると集中します 脊柱のメカニズムについて色々調べることが増え、 脊柱に関する研究や原則で 1800年代~1900年代のものを目にします すでにその年代で脊柱のメカニズムはある程度 わかっていたようです 椎体の動きの生理や病態との関連 どの部分を正常化させるべきかなど。 私は ジョセフ・ピラティス氏が 「脊柱はまっすぐなものだから、それらを正さなければならない」 と考えていたと聞いていたので、S字カ

          ピラティス氏は脊柱のカーブを知らなかったのか?説

          ピラティス プログラム

          こんにちは。STUDIO RのKeikoです 言わずと知れたピラティスの効果。 ではどんなプログラムが より効果を引き出せるのか。 そんなテーマでいきましょう 身体はもちろんのこと、ストレスから解放され 心理的にも効果が期待できるとされるピラティス 身体的な面では筋や骨格に注目されがちだが、 結果的に神経システム、内臓・脈管など あらゆる器官を動かすことになり、 その人が持つ身体の機能を目覚めさせ、 そして調整していく過程を運動(エクササイズ)を 用いて適切な感覚を養って

          ピラティス プログラム

          ピラティスは奥が深いはず

          こんにちは。STUDIO RのKeikoです インストラクターの皆さんからの ご質問は日々絶えることがありません どこまで追求するといいのか? そんなテーマです 個人の解釈によるところが多い それぞれ、ピラティスを学び その良さを知り、誰かに教えたい 伝えたいという思いを持っている インストラクターが多いです それぞれの思いがどのように、 どこまで、ピラティスを追求していくかは 結構、違ってくると感じています 影響を与えているのではないかと感じるのは インストラクター

          ピラティスは奥が深いはず

          コミュニケーションって

          こんにちは。STUDIO RのKeikoです 自分の間違いに気づかせてもらった コミュニケーションのお話です 皆さんは、誰かに言われて 傷ついた「言葉」っていくつ覚えているでしょうか 私も若い頃はきっと誰かの記憶に 残るような言葉を放っていたかと考えただけでゾッとします といっても、今回は良い話。 色んな時代で育って、生きてくると どんなキツい表現で言われたとしても す~っと入ってきちゃうものがあったりします 放たれた言葉と自分の受け止め方 今、新しい学問を学んでいま

          コミュニケーションって

          どっちが先なの?説

          ピラティス指導をするインストラクターを 困らせるランキング上位を狙ってくるお悩み。 それはどこから直すんですか? という問題。 コアを安定させたい 脚はしっかり使わせたい でも足先がおかしい 足先を直したら コアが緩む 脚に力が入らない それを繰り返すことになるので 映像の再生、巻き戻し状態になってしまうw これは、真なる問題が明確になっていない場合に 起こる現象です そんな時の例えとして 「タイヤがパンクしたらどこ直す??」 ・・・ 「タイヤです」 つまり、原因

          どっちが先なの?説

          色々まとめたら膨大だった

          リハ部に関心を頂いているので 説明会&質問会をやってみます。 といってもお茶会のようなものです。 対面・実技リハ部セミナーは中身と理解、実践を 考えると何回か繰り返し、持ち帰り、継続する という形になっていくと思います インストラクターの皆さんの 日々の忙しさを考えるとですね、 お問い合わせもございます。 1日で終わるやつないですか?と。 なので、4月末に1day開催を行うことにしてます ただ、この1日で はい!明日からリハ部できますよ~ ではないことはお伝えしておきます

          色々まとめたら膨大だった

          ピラティスを続けるということ

          こんにちは。STUDIO RのKeikoです お客様と話しをしていて 「ピラティスってすごいね」って 着地した話です。 巷でブームになっているピラティス。 先日は某番組でピラティスが紹介され タレントさんが 「ずいぶん前に1回やったことありますけど」 とか 「初めてやります」 というコメントをしていたのを聞いて 2000年頃に日本に上陸して何度かのブームがきて また2024年に再注目。時の流れを感じました。 といって、2005年にカナダに遙々、何も知らずと ピラティス養成

          ピラティスを続けるということ

          ○○をはがすって何はがしたの?説

          仮説で色々考えると面白いので 続けてみます 本日の「説」#3 あくまでも医学的な問題がない場合で、 ピラティスをする事を前提に 施術を行う事があります。 医学的知識があったとしても 結構、自分が触れている組織、構造物に対して 「一体、何に対して何をしているのか」 「どんな効果を期待して、どんな圧で行えばいいか」と かなりの集中力とその手の感覚の大事だと感じます。 その効果の持続性や即効性も 異なることを違う手技を習うとそう感じます 一般的にマッサージポールのようなものや

          ○○をはがすって何はがしたの?説

          ピラティスのワークアウト構成

          こんにちは。STUDIO RのKeikoです 今日のテーマはピラティスのエクササイズを 構成する基準ってどんな感じ? を話してみたいと思います インストラクターにとって エクササイズ全体を習得し、 教え方を覚えたら、個々のお客様に対して エクササイズを組み合わせて オリジナルメニューを作ったり、 グループレッスン用のプログラムを 考えたりする機会があると思います 基本的には大きな団体の養成コースを 受講していれば、300~400位の エクササイズは習得することになると思い

          ピラティスのワークアウト構成

          ぎっくり腰はインストラクターのせい?

          こんにちは。STUDIO RのKeikoです 先日、インストラクターの方々からの 相談事が全く同じ内容が続いた話 急に寒くなったり ちょっと心が折れる瞬間が続いたりした事も あってか、背中の辺りにピキッ💢っと 走る一撃を感じる人が多かった気がします インストラクターの方々のところにも お客様は先月までは調子が良かったのに 急にぎっくり腰になってしまって とか、ピラティス終わって翌日から 何だか首が痛くなってしまってとか 腹痛で動けなくなりました。とか報告を受けたそうで (

          ぎっくり腰はインストラクターのせい?

          息、吐きすぎではありませんか?説

          何でも疑問に思ったら とりあえず「説」(仮説)として 考え始めると案外検証作業ができて面白いです エクササイズ、運動をやるときは 必ずと言って良いほど「呼吸の仕方」を習います その運動、強度、パフォーマンスに有効とされる 呼吸法を用いることがあります ピラティスでも元々の呼吸法はどちらかというと 解剖学的な視点ではなく、 哲学、修行、ヨガ要素が含まれていたように感じます 解剖学的に語り出すとこれがまた 複雑になることが結構あります 「意識しすぎ」 「過剰に呼吸をやりがち

          息、吐きすぎではありませんか?説

          セミナーの沼から出る方法

          2024年🌄 今年も学びと修行の日々を過ごす予定の STUDIO RのKeikoです 私がセミナーを開催することもありますが、 受ける側になるとわかることが多く 様々なことを吸収できます セミナーやワークショップをたくさん受講する インストラクターの方に出会いますし、 自分でも感じることをテーマにしてみます 講師として伝えたい事の多さ プレゼン側に立つとインストラクターの方に 伝えたいことが山ほどあります できるだけ基礎とティーチングに繋げる考え方の 整理整頓ができる

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