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家庭料理はシンプルに。アウトソースと組み合わせる時代へ

こんにちは!おやさい料理研究所の所長で栄養士のたかはしかよこです。日夜、おやさいだけでおいしいお料理にする研究に励んでおります。

結論を先にお伝えしておくと、日常の食事は

1. とりあえず野菜料理を350g/日 なんとか確保する
2. 肉・魚 は唐揚げでもハンバーグでも冷凍食品でも買ってくればいい
3. インスタントでいいから汁物を1品入れる


というフォーマットをおすすめしています。

1の野菜350g?!たいへんじゃね?と思われるところですが。。

「おやさい350」のプロジェクトで1つの野菜で1つのレシピ、塩とスパイスと油だけの組み合わせで絶品美味しくて日持ちするかんたん料理をひたすらご紹介しています。
たとえばこんなかんじ↓

https://youtu.be/BmOLwAMievw


2016年から本格的に活動を開始し、今までに113本のレシピをクックパッドに公開し、累積のアクセス数2019年2月現在では32万を超えました!(2019年2月11日現在)

おやさい350のレシピは

・シンプル・かんたん(野菜+塩、スパイス、油のみ)
・おいしい!!(食べるとびっくりします)
・日持ちがする(ものによりますが4日〜それ以上もちます!)

この取り組みは1982年の丸元淑生さんの「システム料理学」からスタートしています。1992年に「新家庭料理」という本を出されていて、シンプルでおいしく安心した食生活の組み立て方を推奨されていたのがきっかけです。

都会の食事は動物性蛋白質、炭水化物、揚げ物(脂質)の美味しいもので溢れています。しかし一方で、それとバランスをとるための野菜が不足しています。摂取目安350g/日にたいしてカゴメさんの調査によれば調査対象者の野菜摂取量平均は119.2g !必要量の3分の1も摂れていませんでした。
※カゴメ「全国野菜不足調査」より

動物性のタンパク質ならコンビニでもスーパーでも100円、200円だせば手に入るのです。しかし、おやさい料理、とくにちょっと手のかかったお惣菜の相場は380円/100g です。これ、のり弁が買える値段!なので、のり弁でもハンバーグでも買ってくればいいんです。そこにおやさい料理がプラスされれば栄養のバランスにはなんの問題もありません。

チョコレートが好きなんです、ポテチ食べちゃいます!そんな声をよく聞きます。好きなものは安心して食べればいいんです。そのために、日頃からおやさいがちゃんと摂れる環境整備をしておけばいいんです。

食に対して「食べたい」と思うこと「おいしくない」と感じること。「嬉しい」と思うこと、「なんだかやだな〜」「やりたくないな〜」という違和感。ひとつずつ「ことば」にしていくことで「本当にほしい食事」が発見できます。

食の言葉はどんな知識よりそれぞれの「身体の本音」と出会うことが一番だいじです。食事付きの実践ワークショップ

■日程
3月24日(日)11:30〜14:00
4月13日(土)19:00〜21:30
4月21日(日)11:30〜14:00
5月11日(土)19:00〜21:30
5月26日(日)11:30〜14:00
6月9日(日)11:30〜14:00
6月22日(土)19:00〜21:30
7月27日(土)19:00〜21:30

https://otona.peatix.com/

「#週1note」に参加してます。 3/31まで計7回。おやさい料理研究所のサイドストーリーをお伝えしていきます。
週1note  magazine


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