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『冷房病の恐怖』に悩まされるデスクワーカーへ!

皆さんどうも(o^^o)理学療法士のかずです!
いつも記事を読んでいただいてありがとうございます。

✴️本日の記事で得られる成果

・冷房病の概念と症状を知ることができます。

・冷房病に対する対策手段をすることができます。

・体の内側から抵抗力を高めることができる様になります。


✴️本日の記事を読んでもらいたい方

・職場に行くと冷房がきつくて作業に集中できない。

・仕事の効率が下がり迷惑をかけてしまう。

・運動以外で実践できる対策を知りたい。

以上のようなお悩みはありませんか??


私は理学療法士として、週に75例以上の患者さんを診ていますが、毎年夏になると急増するもの。それは、【冷房病】です!

以下に冷房病の主な症状を記載します。冷えることが悪そうだなーとは思いますが、よく見てみると、スマホ首の症状とも酷似しています。
あなたはいくつ当てはまりますか??

・体の冷え(手足・腹・腰・背筋)
・体のだるさ
・疲労感
・頭痛
・肩こり
・めまい
・ひざ痛
・腰痛
・腹痛
・食欲不振
・寝つきが悪い
・眠りが浅い
・消化不良
・生理不順

ここから内容に入っていきます!!
興味のある方はぜひ一度読み進めてみてくださいね(^_^)

そもそも冷房病って何?

冷房病とは、その名のとおり「冷房の使用によって体調を崩した状態」のことです。
人工的な冷房に対し、体が室内外の温度変化に対応しきれないことで様々な不調が現れます。

エアコンが今ほど普及していなかった昔にはなかった、現代版の夏バテです。

私たちの身体は、自律神経と呼ばれる神経によって体温調節をしています。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。

気温が高い時は、副交感神経が優位になって、発汗を促したり血管を拡げることで、上がった体温を低下させます。
一方、気温が低い時は、交感神経が優位になって、血管を縮ませることで体温の低下を防ぎます。

屋外と屋内を行ったり来たりすると、温度変化が激しく、この自律神経をたくさん働かせてしまいます。

こうした状況繰り返されると、自律神経のバランスが乱れ、血行不良から冷えやだるさ、疲労などの症状が現れます。これが冷房病です。

日頃から平熱が35度以下の低体温の人はとくに注意が必要です。もともと体温が低めの方は、外部の温度変化にはかなり影響します。

冷房病は8月中旬あたりから症状が出始めると言われてますが、今は温暖化で、私個人的に少なくとも7月初めあたりからもうで始めると思ってます。
残暑があるので、人によっては11月くらいまでは不調を長引く人もいます。


冷房病の対策法!

現代医学では、冷房病に対しての治療というものはないです。起きている症状を薬で治そう!押さえ込もう!としてもおそらく無理です。
まずは服装や規則正しい食生活や環境設定など行います。

以下に対策方法を示します。

【冷房設定温度に注意】

昼間は暑すぎるので、25度など低めに設定していても、外気や鉄骨やコンクリート自体がどんどん部屋を温めるので、結果的に部屋自体の温度は28度程度くらいになります。
※設定が28度にしていると実際の部屋の温度は30度超えてくる場合があります。特にコンクリート作りのアパートなど。

就寝中に冷房を使う場合、設定温度は28度前後がいいでしょう。
この様に日中よりもやや高めで朝までつけたり、寝初めだけ27度設定位にしておき、1時間タイマーを使用するなど、いろいろ試しながら合う方法を探しましょう。

また、冷房の風が直接体にあたらないよう、フィンを上向きにしておくことも有効です。扇風機を使用する場合も、一度壁に当たった風を受ける様にするなど、風邪予防にもつながります。


【服装で調整する】

・襟のついたシャツを着る
・スカーフなどを巻く
・膝掛けを使用する
・腹巻きを使用する
 ※ 腹部を温めると全身の温度も上昇しやすいのでオススメです
・保温性の高いハイソックス、レッグウォーマーなどの使用

上記の様に、足元や腹部は特に気をつけて過ごすことが大切です。

職場のオフィスなどの場合、他のスタッフの人も多くいる中でエアコンの温度を勝手に操作することはなかなか難しいので、この様にセルフ対策をしていきましょう。


【食事で対策する】

体に内側から体温を下げないためには、食事はとても大切になります。
夏場はやはり暑いので、冷たい食べ物や飲み物を摂りたいとどうしてもなります。
しかし、エアコンの効いた部屋でさらに冷たいものを摂取すると、芯から冷えてしまい、いくら服装でカバーしようとしても、完全に防ぐことが難しくなります。

体を温める食べ物の代表は、ショウガ、ネギ、ニンニク、タマネギ、カボチャ、チーズなどがあります。トウガラシやコショウなどの香辛料にも、同じような効果があります。

食欲があまりない場合は、冷たいものを食べることで胃腸が冷え、逆に体調をくずしかねません。かといって食事を抜くと、カロリー不足から体が冷えやすくなり、さらにビタミン不足が起こることで症状が助長されてしまいます。 少量でもいいのでこのような食べ物をとるようにしましょう。


【運動などその他日常での対策】

・仕事中も時々席を立ち、少し歩いたり屈伸運動を行う

・席を立てない場合は、つま先とかかとの上げ下げ運動を行う

・日頃からよく歩く、水泳をする
 ※有酸素運動

・日頃からややぬるめでもいいのでしっかり入浴する

・ストレスをうまく発散して生活する

・栄養バランスのよい食事を心がける

・質のよい睡眠をとる

仕事中でも1時間に一度くらいは席を立ち、少し歩いたり、軽い屈伸運動をして、足先の血液の流れを改善しましょう。席を立てない場合は、つま先とかかとを交互に上げ下げするだけでも、筋ポンプ作用で血流がよくなります。

日頃からよく歩くことも大切です。ウォーキングをしていると、足の筋肉が適度に強化されて血流がよくなるので、足先も冷えにくくなります。

入浴も、冷房病や冷え性の予防に効果があります。夏はついシャワーだけで済ませたくなりますが、お湯につかると足が温まるだけでなく、水圧によって血流もよくなります。

お湯のなかで、ふくらはぎを軽くマッサージすると、効果が一層高まります。
お湯の温度は低めにし(少しぬるいと感じる程度)、ゆっくりつかるほうが、湯冷めによる体温の低下を防ぐことができます。

また、ストレスがたまると自律神経の働きが低下して、冷房病や冷え性を起こしやすくなります。ストレスをためないことが大切ですが、適度の運動や入浴にはリフレッシュ効果があり、ストレス解消にも向いています。

夏場でも冷たい食べ物・飲み物は、なるべく避けて、温かいものを食べましょう。
食事だけでビタミンやミネラルなど全て補うのは大変なので、サプリメントを使用するのも手です^ - ^

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スマホ首症状やデスクワークでの不調は、何も姿勢だけで起こるわけではないです。

冷房病や食事などの環境がかなり影響することがお分かりになられたかと思います。

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私は、Xでの発信や、ココナラにて、個別で電話相談やビデオチャットサービスもさせて頂いております。

そちらでは、主に肩こりなどについて出品しています。

参考にURLを載せておきます。
https://lit.link/kazu01
何かお役に立てれば幸いです。

今後もスマホ首を対象とした役立つ情報を更新していきますので、今後もチェックしていただけると幸いです。
それではまたお会いしましょう(^.^)/~~~

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