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自治体で働く建築職とは?

建築職の仕事とは?

中平:主な業務は公共施設の新設や改修の設計・積算から、工事現場の管理です。公共施設といっても、小学校や公民館、市営住宅など幅広い公共施設が対象です。公共施設の管理・計画などは所管する部署で行いますが、新築や改修が必要となれば建築職の出番です。どのようなビジョンで新築・改修が必要かを聞き取りしながら、より良い方法を考え提案していきます。担当する工事を割り振って、実際に工事を進めていくことになります。

阪中:ここからはそれぞれが担当する工事ごとにいつまでに完了させるかを考えながら、設計・発注・現場管理を進めていきます。ここ数年は、バブル時代に建築された建物が30年以上経過してきて、施設を改修して長く利用できるようにするのか、それとも用途廃止するのかということが多く、どんどん新築をするという時代ではないので、改修工事が多いですね。

橋本市で働こうと思ったキッカケは?

中平:通っていた大学が過去に被災した地域にあって、被災地の復興を官民共同で行ったことを学んだことがきっかけですね。公務員の建築職ってどんな仕事をしているかイメージが湧かなかったんですけど、学んでいくなかで公務員としてまちづくりに関わっていけたらと思うようになりました。

阪中:もともと公務員になりたいと考えていたわけではなかったんですが、大学の研究室で出会った行政の方がきっかけですね。その方はすごく生き生きと仕事をされているように見えて、「行政で働くっていいかも」と思ったんです。その時にちょうど、橋本市で建築職の募集があったので、地元で働くという点でもいいなと思って受験しました。

実際に働いてみて感じたことは?

中平:一つ一つの公共施設を建てたり、修繕したりする中で、地域の方の意見を聞きながら、施設をよりよく使ってもらえる方法を考えながら仕事を進めています。大学の頃に感じていた行政の建築職のイメージの「まちづくり」とは少し違いましたが、それに近い仕事をしていると思います。

阪中:職場の雰囲気もすごくいいし、仕事も自分で計画立てて進められるので、すごくやりやすい環境かなと思います。ただし、学校のように工事ができる期間が限られる場合や発注などが重なってしまう場合は、残業や休日の勤務が必要になることもあります。

中平:いろんな苦労もありますが、市営住宅の改修が終わって住民の方から感謝の言葉をもらったときは嬉しいですね。

阪中:こども園でこどもたちが楽しそうに過ごしていたときは「よかったなぁ」と思いました。

中平:働きやすさの面でも、自分の立てた計画に沿って進めていけるので、有給休暇も取りやすいと思いますし、職員同士で相談したり、助け合える関係でもあるので、いい職場だと感じています。自分のこどもが熱を出したときに休暇を取りやすかったりするので、働きやすい環境だと感じます。

阪中:職員がたくさんいるので、趣味が合う職員とプライベートで過ごしたりするのも楽しいと思います。

建築職を目指すあなたへ

阪中:自分で計画して仕事を進められるので、プライベートの時間も作りやすいですね。職場の仲間もいい人ばかりで、環境に恵まれてると感じます。

中平:入庁したときは資格を持っていなかったんですが、働きながら資格を取得しました。資格がないとできない仕事ではないですが、いろんな知識が必要な仕事だと思います。仕事しながら知識を深めていけば十分できる仕事ですし、自分次第で資格取ったりすることもできるので、そういった面でもいい職場だと感じます。ぜひとも建築職として一緒に働きましょう。

この記事は2024年5月2日にパブリックコネクトに掲載された記事です。
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