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千秋楽の喜びとともに雑記

おとついのこと。
新年恒例の小児科へのご挨拶(診察)をすませたあと、子どもたちとスーパーへ寄った。
「明日の朝ご飯はシリアルがいい」
と長女。
小児科がえりで身も心も疲れているから基本的に答えはイエス。
じゃあ、好きなの選んでいいよ、とシリアルの棚の前で言うと、彼女が選んだのは、チョコワだった。

「それは、おやつ(みたい)だから。いつものグラノーラみたいなやつにしよう」と提案したのだけれど、頑なに首をふる。
「かなちゃんのおうちは朝ご飯にこれ食べてたもん」
そ、そうか。以前、かなちゃん宅にお泊りしたときに、朝食にチョコワを頂いたらしい。かなちゃんには大変お世話になっているし、かなちゃんのお母さんも大好きだ。
余談だけれど、かなちゃんのお母さんは独身のときにタバコをどうしてもやめられず、いっそ日本のタバコが手に入らない所まで行くしかないと、ドバイだかフィジーだか忘れたけど、どっか遠いリゾート楽園まで行ったらしい。もちろん晴れて禁煙に成功した。とても余談。
私が愛するかなちゃん親子が好んで食べておられるなら、そうね、一度くらい、とカゴに入れた。

そんなわけできのうの朝、朝食にはチョコワを用意した。
だらけ切った冬休みですっかりお寝坊が板についてしまったけれど、「チョコワ食べよう」のひと言で長女はすっきり爽やかに起きてきた。
続いて息子も起きてきて、「朝ごはん、お雑煮とチョコワどっちがいい?」と訊ねると「チョコワに決まっとるやろう」となぜかずいぶんとかっこつけた声音で言われた。はいはい。
末っ子ももちろんチョコワがいいというので、チョコワを三皿。
私はお正月にお餅を思う存分食べられなかったので、昨日同じくスーパーで買った切り餅を焼いて、お雑煮をこしらえた。お餅おいしいよね。
楽ちんな朝食だ、こんな日もいいよね、と思ったけれど、末っ子は二口ほど食べた後、「すーぷのおもちちょうだいよー」と私の雑煮を狙っていた。
長女も、息子も、チョコワを食べた後、「お雑煮も食べる」と言っている。
お餅を三つ焼いて、雑煮をつくる。
みんなそれぞれもりもり食べて、朝からとても元気。

食後にお腹を下した息子が「うんちがハートのかたちになっちゃったよう」とトイレから呼んで、便器を見れば軟便が見事にハート型になっていて、はいはいとおしりを拭いてやって、戻ってきたらみかんを食べていたらしい長女がみかんの皮がハート型になったよって見せてくれて、かわいいねって答えて、なんてことない冬休み千秋楽の朝。

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長女にはこの冬休みほんとに頭を悩まされたので、初心に帰りたくなってこんな記事を書きました。長女のお産について。
長女と衝突して頭が煮えたら毎回これを読むことにする。そうする。

また読みにきてくれたらそれでもう。