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Tears

X JAPANの「Tears」という曲をご存じでしょうか。

この曲は、作詞・作曲者であるYOSHIKI氏が、自死で亡くした父を想って書いた曲だと解釈されています。

また、この曲のエンディングには、下記のような、歌詞カードには載っていないYOSHIKI氏の語りパートがあります。


If you could have told me everything
もし貴方があの日、私にすべてを伝えられていたのならば

You would have found what love is
貴方は「愛とは何か」を知り得たのに

If you could have told me what was on your mind
もし貴方があの日、何が貴方の心を終わらせようとしているのか私に伝えられたのならば

I would have shown you the way
私は貴方に違う道を示して、貴方を救うことができたのに

Someday I’m gonna be older than you
貴方の「時流」が止まってしまった今 想う いつの日か
今を生きる私は貴方よりも年を重ねるでしょう

I’ve never thought beyond that time
今のように時流の流れを超えて、先のことを考えたことはなかったけれど

I’ve never imagined the pictures of that life
今のように貴方のいない先の人生を思い描いたことはなかったけれど

For now I will try to live for you and for me
こうなってしまった今 私にできることはただ
愛する貴方、そして私自身のために今を生きること

I will try to live with love, with dreams
And forever with tears
私はこれからも生きます、愛、壮大な夢、そして・・・貴方を失った悲しみと共に、永遠に・・・
(引用:https://changma-style.com/x-japan/tears/


歌詞カードに載っていないまさにこの部分が「亡き父への想い」を言葉に表したものだと考えております。そして、父の死を止められなかった悲しさと悔しさが歌詞の内容から伝わってきます。

昨年、大切なパートナーを亡くした私にとって、これらの詩には心を打たれました。
そして、残された者は「愛する貴方、そして私自身のために今を生きる」ことを通じて、大切な人が無き人生の中で、幸せへの道を模索していく必要があると、YOSHIKI氏は伝えているのだと感じました。

また、消えない悲しみと、少しずつ薄れていく大切な人の記憶…それを背負いながらも新たな幸せを見つけることは、今でも亡きパートナーを愛していたとしても、許されることであると私は思い始めました。

私がそのような人生をたどることができるかどうかは見当もつきませんが、ともあれ、大切なパートナーの命日まで2週間を切りました。

今は命日に彼女のためにできることを考えたいと思います。

お酒を飲みながら、ぼんやりとした状態の中で書いているので、乱文で恐縮ですが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

それではまた。


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