Tomoka Westwood belongs to the real Punk Family

ロンドン在住ライター。ヒーリングダイエットコーチ。イリドロジー勉強中。生活に月と惑星取…

Tomoka Westwood belongs to the real Punk Family

ロンドン在住ライター。ヒーリングダイエットコーチ。イリドロジー勉強中。生活に月と惑星取り入れてます🪐 ”パンクの女王”ヴィヴィアン・ウエストウッドを母に持つイギリス人の夫ベンと結婚し、パンク一家の一員となる。

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最近の記事

The Whoを観に行った

イギリスを代表する60年代のバンドと言えば、The Beatles, Rolling StonesそしてThe Whoだと私は思っている。ビートルズもストーンズも日本の皆さんは今でも誰でも知っているのではないかと思うのだが、フーはちょっとマニアック路線なのだろうか。そんな私は、若い頃にイギリスの音楽に全く興味がなかったもので、夫が聴くものを聴きながら未知の音楽を知っていっている段階で、息子も全く同様、息子は音楽に関しては私の影響を一切受けてくれない。私が思うこの3大60年代ロ

    • 2024年3月はラマダンもあるしレントもやってる、神様通じてみんな大忙し

      3月の新月を迎えてイスラム教の皆さんは今年のラマダンに入ったようだ。息子が通うロンドンの学校にはイスラム教の人たちもいるので、保護者のグループラインみたいなチャットには、早速ラマダンに入った日に「Eid Mubarak !」とイスラム圏の人たちが使う「祝福されたご馳走を!」みたいな意味のテキストが行き交った。ラマダンの1ヶ月間は日が沈むまで断食するのだ。息子の親友であるドイツ人とパキスタン人のハーフの子のドイツ人ママは、イスラム教に改宗しているのだが、彼女たちは日が沈むまで水

      • イギリスで3月は母の日だよ、先輩ママたちからの助言があまりに現代風で笑った

        世界中の母の日は5月の第2日曜日だが、こちら英国ではなぜか3月の第2日曜日である。毎年全世界に先駆けての母の日。今年も何もなく過ごしたのであった。(失笑) 母になって8年生。毎日可愛く元気な、ノンストップで元気な息子。こんな年齢だから言ってくれるんだろうな、と思うような愛くるしい言葉や態度に愛しさが増えていくばかりの子育てだが、先日私より15歳くらい上の英国在住日本人の先輩マダムたちとお茶をする機会があって、その時に3人の男の子を持つマダムに、 「男の子はね、ほんっと自分の

        • 義母ヴィヴィアン・ウエストウッドに仕事をしたいと話したら

          息子が生まれてから数年は、体重が元あった体重より6キロ減るほど毎日動き回され大変しんどかったのだが、息子が小学校に入り落ち着き、私の体重も元に戻った頃、義母に仕事をしたいと伝えた。家族の役に立つ方がいいだろうと、義母の会社の日本ライセンスで働きたいと伝えたら、 「そうなの?でも仕事しなくていいじゃない?何か勉強したらどう?私があなたの立場だったら勉強するけど。」と仕事案を却下された。 パンク文化を作り上げた義母は、自身の息子二人を放置してエスタブリッシュメントと戦うことに一

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        • 奇人たちの集まりウエストウッド家
          2本

        記事

          ロンドンの郵便局

          ロンドンに住んでもう二桁の年数が経っているので、公共のサービスに関して日本のように丁寧でプロフェッショナルなものをもらえるなんて全く期待していない。しかしたまに電車の駅で駅員に間違った情報など教えられてイラついたり、バスの運転手に交通ルール知ってんのか?って運転をされて自転車に乗ってる私と息子にぶつかられそうになったり、激怒することはたまにある。 日本と同じようにロンドンの郵便局も大きな支店以外は世襲制のように、家族代々が経営をしている所が多い。だいたいインド系の人たちがコン

          お花との生活=幸せ

          両親の共通の趣味は植物かというほど、植物好きの両親の元に生まれた私は、小さな頃からお花に囲まれて育った。家の中を歩けば玄関からリビング、トイレ、洗面所、至る所に四季折々のお花が飾ってあったものだ。母の影響で小原流の生花を10年学んだのだが、剣山も花器も鋏も持ってきていないので、ロンドンに住んでからは生花こそしないが、母然り、家の中にお花を飾るのがとにかく好きである。 先日近所を歩いていると、夫がたまに買ってくるお花の出店の前を通った。比較的割高なので私はそこでお花を買ったこ

          イギリス人と話す時に必須となる会話のキャッチボール

          ヨーロッパ人は会話のやり取りが非常に上手である。私の場合は家族がイギリス人なのでロンドンに住みながらも英語圏の人たちが周りに多いのだが、たまに会う20代前半の夫の親戚の子なんかと話していても、大人相手にしっかりと会話のキャッチボールができる姿を見ていつも感心してしまう。 日本で受け身の授業で学んできた日本人の私たちがイギリスに住んで、誰もがまず直面すると言っても過言ではないのが、「会話が続かない」という問題だ。美容師さんなど、一人の人相手に比較的長く接す人たちは特にこの問題で

          イギリス人と話す時に必須となる会話のキャッチボール

          青い眼がほしい

          大学の時にアフリカ系アメリカ文学を学んだ私は、トニー・モリソンの「青い眼がほしい」を読んで衝撃を受けたものだ。 今朝息子の女の子の友達のママに 「ともか、最近のうちの子の問題聞いてよ。Aがね、何で私は金髪じゃないの?何で私は青い眼じゃないの?て言うのよ。」 と、比較的ナイーブでかなり負けず嫌いのAが抱える問題を相談してきた。 彼女の一家は東ヨーロッパと西アジアに位置するジョージア出身で、Aは黒よりの茶色の大きな目に同じような髪の毛の色、可愛く背が高くてスポーツも万能勉強も

          イクメンって言うならうちの夫も、パパ友もめっちゃイクメンです

          イクメンという言葉が死語だと言う記事を何かで読んだ。なるほど、と思った。しかし日本の社会ではまだ男性が積極的に育児できるような環境が整っていないのが現状なのかなと日本に住む人たちの話を聞いていて思う。 私の夫はめちゃくちゃイクメンである。イクメンを意味するような英語が存在しないため本人自体私が彼のことをイクメンと思っているとは知らないだろうが、仕事より何より息子が大好きで仕方ないようで当たり前に私と一緒に、または並列に子育てしている。行動で言えば私は静で夫は動タイプなので、

          イクメンって言うならうちの夫も、パパ友もめっちゃイクメンです

          キワモノたちの集まり

          以前嫌なことがあり、友達に愚痴った時に 「奥さん、何悩んでるのよ、あなた達変態一家よ。凡人相手にしちゃダメよ。」 とピシッと言われたことがあった。ここで言う凡人とは決して私が勝手に上から目線で人を見ているのではなく、私たちが変態であるということに注視した物事の捉え方であることをまず前置きさせて頂きたい。どんな前置きなのか! 私の夫は私よりも15歳年上なので、夫の古い友人には1950〜60年代生まれが多く、私の友人にも60年代〜70年代前半生まれの友達が結構多い。その当時に生

          感謝の気持ちや愛を伝える大切さ

          久しぶりにママ友と朝息子を学校に連れて行った後にお茶をした。とてもオープンで正直でダイレクトなヴェトナム人のママでPTAでも活躍してくれていて、同じ保護者として非常に有難いなと思っている同い年のママだ。 貧困な家庭で育った彼女は、両親と兄弟たちを支えるためにヴェトナムにいた頃はがむしゃらに働いていたそうだ。そうこうしながら30代に入って、友人の紹介で今のヴェトナム系フランス人の旦那さんに出会い人生が大きく変わったと言っていた。 どんなに働いても海外旅行なんてできるはずがない

          感謝の気持ちや愛を伝える大切さ

          子犬の引き取りは生後8週間から、動物愛護国のイギリス

          また犬を迎えようと今ネットでブリーダー検索をするのが家族での日課になっている。 私は動物があまり得意ではなく生きてきたのだが、夫に出会った頃、夫には既に夫の大好きだったおばあちゃんが残しっていたジャック・ラッセルのラフ、ジャッキーがいた。私にとってジャッキーは初犬体験をさせてくれた子で、ジャッキーのおかげで私は犬が好きになった。ジャッキーは息子が3歳になったばかりの春、18歳という大往生の末亡くなったのだが、ジャッキーを亡くして5年が経とうとしている今、息子も面倒を見れる年

          子犬の引き取りは生後8週間から、動物愛護国のイギリス

          イギリスのカード文化

          カードと言ってもクレジットカードじゃないよ、文字を書く方のカードです。 と言っても、コロナ以来ロンドンでは現金を使えるお店が段々と減っている。 我が家は極力現金を持ち歩くようにしている。理由は履歴を残して自分の足跡を第三者に見られたくないことと、まー言っても私らの足跡なんて大した物ではないが。ホームレスにあげる時に現金があると便利だからだ。 話を戻すが、イギリスに来てカードを書く機会がぐっと増えた。 元々手紙を書くのが好きで、小中高と学生の頃はよく従姉妹や友達に手紙を書いて

          オーバードーズで命を落とすのか、世間に苛まれて命を落とすのか

          私が韓ドラファンなのはこちらに何度か書いてきたが、私の好きな韓国俳優さんの一人イ・ソンギュンさんが昨年末この世からいなくなってしまった。とてもショックだった。日本にまだいた頃、実家で母と「パスタ」というドラマを釘付けになって観ていた。パスタのシェフ、イ・ソンギュンさん、コーヒープリンス、名作マイ・ディア・ミスターのイ・ソンギュンさん。近年ではパラサイトで世界に名を知られるようになった俳優さんだと思う。 薬物法違反で警察の取り調べを3度受けていたそうだ。大麻から始まり、何の薬

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          近所のストリートマーケットのお花屋さん

          自宅から歩いて20分弱の一画が土曜日はストリートマーケットになる。以前はマーケット近所のなかなか高級なブッチャー(肉屋)が豚の丸焼きを捌いていて人気なマーケットだったのだが、そう言えばここ半年見なくなったな。 マーケットには義母がライ麦パンを買うために毎週通ったパンの出店、私はそこのカラメライズドウォルナットパンが好きだ。カラメライズって日本語だとキャラメルってことか。黒糖で胡桃を炒ったものが入ったパンである。他にオーガニックの野菜、エンパナーダ、キッシュやタルト、フランスの

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          リフレッシュしてリセットしてリスタートできるホリデーは人生の必需品だ!2024年の抱負

          クリスマスホリデー。家族行事が続いて気持ちも胃も毎年いっぱいいっぱいになる。昨年末はいつもの家族行事に加えて、義母の一回忌を我が家で執り行った。クリスマスの延長のような感じで、本当に身内だけで、家族や友人が13人ほど集まった。私は2日かけて13人分の和食を作った。そしてかなりストレスフルに、神経がピリピリしていた。 私の中での一大行事を終えて、年末年始をイタリアのヴェローナとその周辺で過ごした。イタリアに行ったのはおそらく5年ぶり?何年も前にウエストウッドで働いていたヴェロ

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