「運動多様性」の必要性

どーも、あんどうです。

我が子は3人いて、それぞれバスケ・サッカー・バスケをやっているのですよね。
そして、子どものスポーツ現場を見ていて感じるのが「勝利至上主義」問題です。

コーチや親が勝利を追い求めているあまりに子ども自身も「勝利しなければならない」という信念を抱いてしまいます。
しかし、子どもは最初は「楽しそう」とか「楽しい」でスポーツを始めています。最初から「勝ちたい」なんで思っちゃいない。コーチや親が「楽しい」を「勝ちたい」に塗り替えてしまい「勝たなきゃ楽しくない」を作り出していきます。

しかし、その勝利至上主義である「勝者は楽しい」「勝利に価値がある」の裏側には「敗者は楽しくない」「敗者に価値はない」が潜んでいます。

そして試合をすれば確実に勝ち負けが存在します…。


いま世界的には「誰1人取り残さない」という目標が掲げられています。そして、私もそれに賛同しています。

勝利至上主義の価値観では、その実現は難しく、スポーツによって心の傷つきを抱え続けてしまう人が多くなってしまうと思っています。。


というのは前振りで!w

よく「運動不足は身体に悪い」と言われています。どっかの論文で喫煙者も運動不足で同じくらい身体に悪いみたいな内容を見かけました(曖昧w

かと言って、、、

サッカーだけしてれば健康!
バスケだけしてれば健康!

ってわけでもないんですよね。

私が重要だと思うのが「運動多様性」なんですよ。

ひとつの運動を繰り返していけばその運動は強化されていくでしょう。
しかし、人間は偏った運動を繰り返すことが得意なように作られてはいません。
色んな運動をすることで運動機能が維持できるようになっています。

一般に「運動不足」と言われているものの中には「運動量の不足」だけではなく「運動の種類の不足」というものも含まれていると思います。


その「運動の種類」のことを「運動多様性」とします。
そして、ここでの「運動」はランニングとかフットサルとかバスケとかスポーツの種類ではなく、身体の曲げる・伸ばす・ひねるといった「身体の動き」のことを指します。

さらには曲げながらひねる、捻りながら伸ばすといったこと、肩を後ろに伸ばしながら肘を外側に捻りながら手首を後ろに伸ばす…とか複合的な「運動」も必要になってきます。

こういった身体の多様な運動が失われると、運動に偏りが生まれます。その運動の偏りは、身体の局所への負担の偏りとなります。それが痛みに繋がったりすることは往々にしてあり得ることです。


そして、知らぬ間に運動多様性が少なくなっていることに気づかないというのもポイントで、日常生活に支障が出てから「あれ?なんかおかしい」って気がつくのです。


ってのをね、整形外科の外来を見ていて思うんですよね。

そんなこんなで運動多様性が大事ですよ!(書くのめんどくさくなってきて急にまとめたw

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