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はじめまして。③住宅設備機器ショールーム+クラシック

読んでいただき、ありがとうございます。
そして「スキ❤️」を押してくださった方、
続けて読んでくださる方、重ねてありがとうございます。

またお暇な時に読んでいただけると嬉しいです。


では、つづきから。


住宅設備機器メーカーのショールームスタッフとして


前職の事務職を退社した後、すぐに入社しました。
理由は「建築やインテリアの基礎知識を研修で学ぶことができるから」です。

会社でホテルを用意頂き(その節はありがとうございます🙇)
大きな研修センターまで通い、マナー+建築知識を学びました。

軸組工法やツーバイフォー、構造の部材名、1間などの寸法、排水トラップ‥。
いろんな言葉がたくさん出てきました。笑
しかし、研修センターの中で言葉の物と実物を見て頭の中で照合させてくれたので、比較的スムーズに学べたと思います。
知識だけでなく、実際に見ることで定着率が変わるなあ…と実感しています。

約2週間の研修が終わり、
予約のお客様に先輩がご案内する帯同を過ごしつつ、
商品のことやご案内のトレーニングなどを積んでいきます。
帯同では、実際の資料を持ちつつ活用する方法を教えていただいたり、
どんな風に表現をするか等を自分で学んで落とし込んでいきます。

「これくらい言える〜!」と内心思っていても、
百聞は一見にしかず、自分でやるのは本当に難しい‥。
商品の良さを自分で噛み砕いて、お客様にフィットするように考えることは最初は本当に難しかったですね…。


「え、商品のこと言えば良いから知識つければいいじゃない」
と思われるかもしれませんが、そう単純ではありません。


クラシック音楽は好きですか?



例を挙げます。
唐突ですが、私はピアノの音が好きなのですが、みなさんはクラシック音楽は好きですか?
きっと「眠くなる…」と言う方が多いと思います。
ちなみに私は小さい頃習っていましたが、今は全く弾けません。笑

私がそこで
「ショパンという方がいて、繊細な音楽が多くて、情景が思い浮かぶ音楽がたくさんあって‥」と話して、聴いてみよう!という気持ちにはならないと思います。

私がピアノの演奏を好きな理由は、
楽器の音はもちろんなのですが、若手演奏家の奏でる音に元気と活力を、重鎮の方の演奏は自分の解釈からなる人生を感じる情景を想像できる面白さからです。

今回は若手演奏家に絞ってお伝えしますが、直近ではショパン国際コンクールが開催されていました。本コンクールで2位に輝いた反田さん、youtuberの角野隼人さん、医学部と両立させ研鑽する日々を送る沢田蒼梧さん等、日本人にとっては激アツのコンクールでした。
ピアノではショパン国際コンクール、チャイコフスキー国際コンクール、エリザベート王妃国際コンクールが世界三大コンクールとされていますが、コンテスタントの皆さんはこの称号を得るために何年も努力されて、練習されて、数十分の間で全てを表現することで、自分を評価されていくわけです。

特にこのコンクールで優勝するということは、道が一気に広がる分、「ショパン」という肩書きを一生背負って生きていくんです。
開催は5年に1回。特に今回はコロナウィルスの影響もあり、1年延期されていたので、待望の瞬間でした。

コンテスタントはショパンに恥じないように。
でもみんなショパンが大好きで、自分なりにショパンの音楽を解釈し、ショパンの楽譜を読み込みながら自分の音として昇華していきます。

何が言いたいかというと、
『同じ楽器で弾いているのに、一人一人によって全く音がちがう』
音楽を聴き比べて、『個性』がとってもわかるんです。
本当に十人十音。

気持ちが伝わるから、音に情景が広がります。
だから最近は歌詞がついている音楽よりも、メロディや一音一音が色に聞こえるクラシックが大好きなんです。

こんなこと言うと叩かれるかもしれませんが、
私が10代の頃はギターやドラムなど、「生音」が使われる曲が多かったように思います。
(BUMP OF CHICKENやSHAKALABITSなどにハマっていました…!)

今は機械で作られる音なども増えていて。
私には音がたくさん混じっているように聞こえて、あまり聞かなくなりました…。
どのアーティストが好き?と聞かれると本当に困るのですが…、この曲が好き、と言う方がいいですね。笑


だいーーーぶ脱線しましたが、
私のクラシック音楽を聴く理由は
「人生をかけて紡ぐ音を聴いて、自分も頑張ろう」と思えるからです。

特に、去年のショパンコンクールは本当に良かった。
1位のブルース・リウの演奏は一音一音がヴィヴィッドでクリアで、指の回転の凄まじさを感じます。
しかもどの予選もほぼ満点‥。どの曲も素晴らしい演奏で本当に納得。
2位の反田さんは、自分の音楽にかける情熱が音にしっかり乗っていて、背中を押してくれる演奏です。

今でもyoutubeに上がっているので、
もしこの駄文で興味が湧いた方はぜひ聴いてみてください。
このクラシックの話を聞いて、ちょっと聞いてみようかな?と思っていただけたら、とてもいいんだよ!🥺ということが伝わったのかな、と思ってます。

相手がどう思ってくれるか、
それいいな、と思ってくれるか、
それを日常生活に置き換えて、思考を巡らせて提案することがとても楽しかったんです。



本題に戻し‥、「ご案内に大切なこと」とは


熱くクラシック愛を語りましたが、(私はまだまだ浅いです‥!)
商品の説明に関して同リンクするのか、と言うところです。

商品のご紹介にはいらっしゃるお客様の意図をしっかり掴まなければなりません。

なぜこの商品を見ているのだろう?
どんな想像をされていたのだろう?
どんな思いできたのだろう?

いろんなことを観察しながら会話をして、
「お客様が何に困っているのか」を探すことに注力します。

どのようなことで解決できるのか、
主軸は何なのか、
どんな間取りなのかetc…

いろんなことに思考を巡らせ、
お客さまにとって『それ、すごい良い!』と思ってもらえる提案をできた瞬間は、本当に嬉しく思いました。


お客様が自分で気に入った商品で購入し施工いただけることがとても嬉しい反面、あれもこれもそれも…となると、お互いに
「結果、どうしよう‥」「なんでこれなんだっけ?」
と混乱することも多くなります。

だから1回見に来る時は、
なるべく選択肢を考えて話したり、
全部決め切らないで終了したりと
実は技は色々あるのですが(笑)一番はその商品が「欲しい!」「変えたい!」と思ってもらえるように引き出して、合うものを提案するように努めていました。


ここでの奮闘記はまだまだ続くのですが、それはまた明日綴ろうと思います。
途中脱線して、ごめんなさい🙇

ここまで読んでくださり、ありがとうございます🍀
また次も良かったら読んでください☺️



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