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【CI刷新プロジェクト Pt.01】 CIを刷新する理由

はじめに

Qlip(株式会社クリップ)のアートディレクター/デザイナーの神宮です。弊社もnoteを始めることになりました。技術的な分野からディレクション、クリエイティブな領域まで、Qlipが創業から培って来た経験やノウハウなどの多分野に渡るトピックをざっくばらんに共有して行く場として、今後noteを活用していきたいと考えています。

さて、今回はごあいさつ記事後の初回ということで、来季で創業10年を迎えるにあたり現在社内で進めているQlipのCI(コーポレートアイデンティティ)刷新プロジェクトについて、少し書いていこうと思います。

中目黒のオフィスの様子

CIを刷新する理由

一般的に企業がCIを刷新する理由は、事業方針の変更や、企業の合併及び再編、またはコーポレートガバナンスの強化など、ある一定のターニングポイントとなるタイミングで行われることが多いですが、弊社が創業10年の節目でCIを刷新する主な理由は、以下の3つになります。

  1. 事業領域の拡大

  2. ブランドイメージの向上

  3. 社内の統一感の強化

ひとつずつ見ていきます。

1. 事業領域の拡大

特に一番大きい点が事業領域の拡大です。CIを刷新する理由の2つ目「ブランドイメージの向上」にも大きく関わってくる部分になりますが、昨今のデジタル化の推進に伴い、顧客とのエンゲージメントを強化するための重要な手段として、ウェブサイトの設計・開発から始まり、SEO対策、SNS管理、ECサイト構築、ウェブアプリケーション開発、UI/UXデザイン、ブランディング、そしてコンテンツマーケティングなどを含んだ、広範な領域を網羅する事業領域の構築が当たり前の世界線になっています。嬉しいことに、弊社にお問い合わせ頂く企業様・団体様からもこう言った領域のご相談を受ける機会が激増しており、今までの制作会社然していた体制から、ここ2~3年でグッとQlipの企業体が変化しました。
そういった背景と、ちょうど10年の節目というタイミングが噛み合ったことで、弊社のCIを刷新する必要性が顕著に現れたといった形です。

2. ブランドイメージの向上

この様な大きな節目を目の前にしたときに、現在のQlipのブランドイメージが果たしてその新領域に耐えうるのかどうかと言った点に関して、現在進めているCI刷新プロジェクトの進行方向具合で、その必要性の具体がリアルに顕在してくるのだろうと思っています。この点については、今後のnoteでアップデートして行く予定です。

3. 社内の統一化の強化

Qlipは創業以来、経営陣が敷いたロードマップをもとに少数精鋭のスタイルでこつこつと事業の拡大を図って来ました。そして一昨年くらいを機に、案件規模が大きいプロジェクトや上述した広範な事業のご相談が増えたことで、増員を行い、現在は経理を含めた6人体制でビジネスを展開しています。その中で、多様な案件のご相談を頂いている昨今さらなるメンバー増員の必要性が出て来ており、これから会社規模を拡大する上で改めてワンチームとしての意識統一の重要性が社内で議論に挙がりました。
もちろん、今までも少人数で多くの案件を企業様・団体様とご一緒させて頂いて来ているので、お客さまに伴走するチームプレイはQlipの代名詞の様な意味合いが強いのですが、ここでいう「チーム」というのは、「社風」であり、「ワークスタイル」であり、「Qlipを形作る文化」のことを指します。弊社は個々人で能動的に動きながら仕事をするスタイルが得意な人間が集まっていることもあり、今までこう言った組織的なソフトなトピックを深掘りする機会になかなか巡り合わなかった部分もありますが、上述した様な会社規模の拡大に伴い、やはりここはしっかり筋の通った軸(文化の定義)を作ろうということで、CI刷新に合わせて、社内の統一化の強化を図るステージとなっています。
(現在採用に力を入れており、Qlipという会社を一緒に形作って行けるメンバーを募集しています)

おわりに

この様に、事業領域の拡大とそれに伴うブランドイメージの再考、そして採用を含めたチームビルディングの強化と言った要素が、Qlipでは大きな節目となる創業10年目に集約されているため、本記事を書いている私神宮を主導としてCI刷新プロジェクトを進めているステータスになります。対お客様へのリブランディングではない点において、自社を客観的に見つめる良い機会となるので、そこで得られる色々な発見や知見を、noteを通じてシリーズ化し、シェアしていく予定です。

次回は【CI刷新プロジェクト Pt.02】として、
コーポレートステートメントの考察」を執筆予定です。

10周年を迎えるQlipでは、一緒に働くメンバーを募集しています。
また、プロジェクトを相談してみたいお客様はお気軽にご連絡ください。
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