2024年3月4日 0:23
射手座で下弦の月となりました。

下弦の月について知っていますか？
この記事では、下弦の月の意味や特徴、そして次の新月までの過ごし方について解説していきます。

下弦の月は月の満ち欠けの中でも重要な時期であり、星に関心がある人にとっては見逃せない現象です。
また、下弦の月にはさまざまなパワーが宿ると言われており、日常生活に取り入れることで良い影響を受けることができます。

具体的な過ごし方や注意点も紹介していくので、下弦の月について詳しく知りたい方は必見です。次の新月までの間、あなたも宇宙のリズムに合わせて過ごしてみませんか？

占星術から見る下弦の月とは

1. 調整と修復の時期
   下弦の月は太陽と月が90°の角度を示し、これは内面と外面、感情と行動の調整が必要であることを意味します。
   過去の月相で得た経験や洞察を元に、新たな方向への調整や修復が始まる時期と見なされます。

2. 内省と評価
   これは前半の月相とは対照的に、内向的なエネルギーが強調されます。個人は内省し、過去の行動や感情を評価し、これを基に今後の方針を検討します。感情の整理や内面への焦点が向けられる時期です。

3. 新しい出発の準備
   下弦の月から新月に向けての過渡期であり、過去の経験や学びをもとに新たな計画や目標に向けての準備を始める時期とも言えます。新月では新たなエネルギーが注入され、新たな出発が可能になります。

4. 実行と解放
   下弦の月を経て新月へと進むことで、過去の経験や感情を整理し、解放して新しいステージに進むことが期待されます。行動への転換や新たなチャレンジの開始に備える時期とも見なされます。

射手座下弦の月

射手座の下弦の月は知識の向上や成長の期間を示し、冒険心と学び舎のエネルギーを組み合わせます。これは新しい知識を取り入れ、直感的に理解を深める時期となります。

射手座 の特徴

射手座の特性について、ルーラー（支配星）やエレメントを含めて解説します。

ルーラー
射手座のルーラーは木星 (Jupiter) です。木星は拡大、繁栄、学び、冒険を象徴します。
エレメント
射手座は４区分で「火」のエレメントに属します。これは情熱的でエネルギッシュな性質を示し、冒険心や行動力が強調されます。
２区分では男性・陰陽でいう陽のエネルギーです。
柔軟宮
射手座は「可変」な質を持ちます。これは柔軟性や変化に適応する能力があり、新しいアイディアや経験に対してオープンでありやすい性格を意味します。３区分では「柔軟宮」の区分となります。
象徴的な意味
射手座の象徴は「弓矢」です。これは目標を定め、冒険を通じて精神的な成長や理解を追求するエネルギーを表します。

どんなムードの星座なのか

冒険心旺盛: 新しい場所やアイディアへの探求心が強い。
楽天的で一般的に明るくポジティブです。
前向きなエネルギーを持ち、自由を愛し、束縛されることを嫌います。新しい経験を重視し、拡張を追求します。
そして高い理想を追求し、自分や他人に向けて大きな目標を立てます。

課題や成長のポイント

過度な楽天性: 時には現実的な視点が欠如し、計画や実行において注意が必要。

無謀さのリスク
冒険心が高まりすぎて、無計画な行動や冒険を避けることが重要。

射手座の人は、広い視野と冒険心、ポジティブなエネルギーをもちながら、自己の成長と他者との理解を追求します。木星の影響により、知識の拡充や精神的な成長が射手座の魅力的な特徴となります。

今回の下弦の月はASC(アセンダント)も射手座

個人の外向的で冒険心旺盛な一面が強調されます。
自由と知識を追求し、新しい体験や冒険を求める傾向があります。社交的で広い視野を持ち、多様な経験を重視します。
多様な経験を通じて自己を拡大しようとします。下弦の月の影響も加わり、知識の獲得や成長が意味深いものとなります。。

射手座の月と太陽の関係

下弦の月は月と太陽が90°の角度になった時のことを指しています。
今回、この太陽は魚座に位置し、土星、水星と並んでいます。
また、魚座の水星はこの太陽とコンバストしています。

スクエア
魚座太陽、魚座水星、魚座土星が射手座の月と90°の角度（四分の一の位置関係）にある場合、これは占星学的に言えば四分の一の弦（Square）と呼ばれ、相互に矛盾や調整が生じる可能性があります。太陽と水星、土星が同じ星座に位置していることで、魚座の特性が一層際立つでしょう。

具体的な影響は複雑で、太陽の感受性や直感力が強まる一方で、射手座の月が冒険心や自由な精神を求めることから、内面と外面の間で調整が必要かもしれません。土星が絡むことで責任感や現実的な制約も意識されるでしょう。

コンバスト
射手座下弦の月とASCが射手座で、かつ太陽と水星がコンバストしている場合、冒険心や知識の追求が一段と強調される可能性があります。射手座のエネルギーは冒険的で広範であり、下弦の月の影響下で新しい方向への移行や内省が加速されるかもしれません。

魚座太陽と魚座水星がコンバストする場合、太陽の影響が強まり、感情や直感力がより強調される可能性があります。
魚座は水のサインで、感受性が豊かで創造的なエネルギーが関連しています。コンバストによって水星のコミュニケーションや論理的な側面が一時的に制約されるとされる一方で、太陽のエネルギーが浮き彫りになることで、感情や直感的な領域に重点が置かれるかもしれません。

具体的には、水星が太陽に近い位置にあると、水星の特性であるコミュニケーションや論理的思考が太陽の光によって一時的に制約される可能性があるとされています。これによって、言葉遣いや明確な思考が通常よりも制限されたり、混乱しやすくなるかもしれません。

総括的な視点で考えると、魚座太陽、水星、土星が射手座の月との関係性と組み合わさる中で、感受性と冒険心が交錯し、安定性と夢想的なエネルギーがバランスを取り合っているようです。

内面と外面、冒険心と安定性といった相反する要素を調和させつつ、新しいアプローチや成長の機会が生まれる可能性があります。

魚座太陽・水星・土星と牡牛座の木星とのセクスタイル

射手座のルーラー(支配星)木星は 成長、拡大、豊かさを象徴。この射手座のルーラー木星のセクスタイルという調和的で協力的なエネルギーが魚座の太陽、水星、土星に注入され、安定と拡大の機会が生まれます。

魚座太陽、水星、土星がステリウムとなり、かたまっています。そこに牡牛座の木星と60度（セクスタイル）の配置は、協力的で調和のある関係です。これにより、異なるエネルギーが効果的に協力し、相互にポジティブな影響を及ぼすことが期待されます。

魚座太陽、水星、土星のステリウム
感受性が豊かで創造的、かつ現実的な要素が強調されています。夢想的なエネルギーと実践的なアプローチがバランスを取りながら、個々の特性が相互に連携しています。
牡牛座の木星が成長、拡大、幸運を象徴する木星のエネルギーが加わり、物事が円滑に進む可能性があります。牡牛座の安定性と豊かさが協力的に作用します。

この60度の角度は協力的で、異なるエネルギーが効果的に連携することを示唆します。夢想的なエネルギーと安定性、現実的なアプローチが調和し、成長や安定の機会をもたらすでしょう。

天体がホロスコープの下半分に集中

体が下半分に配置されているため、自分の内側に焦点が当てられる可能性があります。外向的なエネルギーよりも内面的な探求が強調されます。

内向的で感受性豊かなエネルギーが支配的でありつつも、冒険心や知識への欲求が内面と外面で絶妙なバランスを取りながら進む期間です。
自分の心の内側や感情に焦点がある一方で、友情や協力による愛情も重要な要素となっています。

常に新しいことを知りたいと思いながら探究していく心。

１つの答えを見つけても、それで満足せず、もっと深く調べて、自分の考えに確かな証拠を持とうとしていく。

経験や文化の違いにとらわれずに、実用的な知識を得るためには世界中にはさまざまな証拠が残っています。
そして次の世代に伝えていく。繋げていく。

新しい知識に興味を持ったら、情熱的に学び、そして、自分の学びを他の人にも伝えること。
自由に動き回って、世界に向けて自分の考えを伝えていく。
発信していく。

自分の興味や好きなことを追求していく

射手座のエネルギーは冒険心、知識追求、広い視野を象徴します。これが内向的な領域に注がれると、自己の成長や理解を深める新しい視点が得られるかもしれません。

探究は自分を深堀していくこと！
そして、現実化に向かって進んでいく。

以上、探究の重要性について解説しました。自己理解や現実実現には探究が必要不可欠です。

ジャーナリストのテッド・ファンスは「探究こそが創造性を育む最大の要素であり、人生を最も豊かにするもの」と言っています。

この記事を通じて、探究への関心を高め、より深い自己理解を得ることを願っています。是非、他の記事やnote更新もチェックしてくださいね！