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なんちゃってマクロビオティックで体重が半年で30%以上減った話~タントラマンへの道(第51話)

一石二鳥の名案とは?

環境問題(特に熱帯雨林破壊)と自身の健康不安を同時に解消できる可能性を秘めた一石二鳥の名案は、『地球と人類を救うマクロビオティック(久司道夫著)』というタイトルの書籍で知りました。

マクロビオティックは一般的には食事法の一種として知られているようです。
でも、実際は、陰陽五行論に基づいて体系化されていて、その内容は、食事法だけでなく運動や東洋医学、精神世界にまでも及んでいる深遠なものです。

私が名案だと感じたのは、
・マクロビオティックでは動物性の食品は摂取しない(場合によっては、ほんの少し食べる場合もある)ので、基本的に畜産は不要となる。
・玄米菜食中心で、加工食品や添加物は極力避けるのでダイエットにも効果的
という点でした。

そこで早速、簡単に通える範囲でマクロビオティックを学べる教室を探してみるとすぐに見つかりました。

セミナーも開催されていたので、とりあえずお手軽な料金のものに申し込んだのですが、もっと深く学んでみたいと思えるものでした。

そして、やはり理論だけではなく、食事法(調理法)も学ばないと意味が無いとも感じたので、料理教室にも通うことにしたのです。

その時点で料理関係で出来る技術は、「卵を割る」ことくらいでした。
これは、インスタントラーメンを作る際には必ず卵を投入することで培われたものでして、一応、「片手だけ」で出来るようになっていました。
でも、マクロビオティックでは卵は使わないので、この技術を発揮する場面を期待することは出来ません。

包丁を使って自炊した経験は記憶になかったので若干の不安がありましたが、「初心者でも大丈夫」とのことでした。

なんちゃってマクロビオティック

実際、マクロビオティックの料理教室では、肉や魚をさばく必要は無いので包丁の使い方は簡単でした。

簡単とは言っても、もっと技術を突き詰めてどんな切り方もできるようになるには練習が必要なのは明らかでしたが、とりあえず食材をそれなりに細かくすることくらいならなんとかなったのです。

記録も記憶も定かではないのですが、その料理教室には通算2年くらい通ったと思います。
でも、料理の腕前はほとんど進歩しませんでした。

マクロビオティックを本格的に実践するには、季節や天候、その時の行動の目的、年齢や性別・・・等々、細かな状況に応じて食材や調理法を選択することが求められるのですが、そのためには、陰陽五行の深い理解や料理を食べる人の体調等を把握する繊細な観察力が必要とされます。

しかし、そのようなことは一朝一夕にできるようにはなりません。
なので、私が実践したのは、
・白米を玄米に変える
・加工食品は避ける
・油、砂糖は使わない
・動物性の食品は一切食べない
と言った程度のものでした。

そして、教室では複数の品目を複数人で作業分担して作っていたのですが、
私には独りで複数品を作るのは難しかったです。

なので、料理(と言えるかどうか?(笑))したものと言えば、
・玄米を炊く
・具沢山の味噌汁
が大半でした。

「なんちゃって」も甚だしいですね!

期待を超える効果!

でも、簡単だからこそ継続することが出来たとも言えます。
そのような食生活を6カ月続けてみたところ、
なんと!
・体重は76Kgから52Kgへと24Kg(31.5%)も激減。
・耐え難い酷さだった花粉症がピッタリと完治。
という、目覚ましい効果が出たのでした。





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