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きっと思うほど、周りには伝わっていない。

これは僕の失敗談。

自分の苦しみや精神状態、目に見えないものは発信して伝えないと誰にも気付いてもらえない、そんな事を感じた。

どんなに苦しくても、"助けて"と言えるように。
助けてもらったなら"次はこうして恩返しする"を伝えられるように...。

目標と達成に向けて

仕事において、週での目標は数あれど、
そのうちの一つにアポイント目標があります。

目標は個人での達成度合いとチーム全体の達成度合いの2つ指標があり、
個人は波がありつつも概ね達成傾向、
チームとしては目標が決まってからは一度も未達はなく、連続記録を更新し続けていました。

ただ、その週の僕は他の業務が立て込んでいたり、商談の数がいつもより多かったりと中々目標達成に向けた動きや準備が出来なかった。

週の前半から成果に乏しく精神的にも追い込まれていった。
胃の上あたりに何か異物を抱え込んだような感覚、席から立つだけで身体は重く、苦しいながらも電話やメール様々工夫を凝らすが成果は出ない。


厄介なのは個人の目標としてだけでなく,チーム全体の目標である事。

チームの他のメンバーは達成している。
僕の後輩ですら。
そしてこの目標基準が設定されてからはチームとして、目標が未達になったことはない。

いくつものプレッシャー、僕1人だけができていない事実。
単に成果が出ない以上に"僕が足を引っ張っている"そんな実感が胸の奥に深々と刺さっていく。

見かねたボスから、様々な指示が飛んだ。
その週までに作らなければならない資料は上司に巻き取ってもらう。
自分が主担当であった商談も上司に代わってもらう。

そのおかげで資料も僕が作るよりずっと出来の良いものが僕より短時間で上司が作り終えた。
僕のいない商談も最終フェーズまで話が進んだ。

僕の能力が足りない自覚はある。
2年目で他の先輩方に比べたら力も知識も経験も全てが足りない。

当然のことながら、上司は僕に出来ないことを同時にこなすことができる、そんな事実が伴わない成果に相まって苦しくなる。

僕が居なくても仕事は回る。
むしろ、居ない方が余計な損害は生まないのかもしれない、そんな事を痛いほど感じながらアポイント獲得を目指す。
正直、何度も涙を浮かべた。


そしてこんなにもお膳立て頂いたにも関わらず、最終的に僕1人だけその週はどうしても目標達成出来なかった。

チームの目標としては僕の不足分を先輩がカバーし、なんとか連続記録は守られ無事達成となった。


周りに見える自分と自分の思う自分

週の最後、成果報告の際に謝罪と簡単に次はどうするかと伝えた。
1週間ずっとボロボロの精神状態で追い込まれ続け、正直それ以上の言葉を絞り出せなかった。

ただ、周りからするときっとそうは映らない。

僕という人間は目標も達成できず、
チームの連続達成記録を止めてしまいそうな戦犯で、
ご好意から様々なお膳立てがあったのに、何故か半ギレで雑な報告しかしてこない。

おそらくこんな所が客観視した際の僕のその瞬間の姿だったと思う。

目の前が真っ暗になる。
本当にそんな瞬間だった。


伝える努力を忘れない

このnoteを書いている時はおそらくまだそのダメージが残っていて、本当の意味で今回の出来事に向き合えているのか不明だ。

ただそんな状態でも思うのは、
自分の状態を誰かに分かってもらう努力(=伝えること)をおざなりにしてはいけないと言うこと。

周りの人は自分が思うほど自分の事を見てくれてない一方で
自分が思わないほど自分を見ている

態度、行動姿勢、前向きさ。
これらの要素は今後僕が仕事を任せてもらえるかに関わる重要な要素。

もちろん感謝を伝えることも忘れてはいけない。

自分の首を絞めるのはいつだって自分だ。
出来るところから変えられようにしていこう。

ライ

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