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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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2021年3月の記事一覧

学校に行くことがゴールではなくて。

息子と手をつないで送り迎えの道を歩くのも最後か。 バタバタでたいへんな送り迎えだったけど、保育園を卒園するとき、もうこれで終わりだと思うと寂しい気持ちがあった。 あれから1年。 2時間目にあわせて息子と手をつないで学校に行き、持ち帰りの荷物を持って一緒に帰ってきた。 小学校は保育園とちがって先生と顔を合わせないから情報はいってこないよ、なんて先輩ママから言われていたけど、小学校までの道のりを、この1年間で何往復しただろう。 往復20分、ちょうどいいお散歩の距離。

子どもの「好き」をじゃましないこと。

「ママ見て!はやく!」 小1の息子に呼ばれて行くと「ねぇこれなんだと思う?みたことあるでしょ?わかる?」一気に質問が繰り出される。 どうもマイクラでなにか作ったらしい。なんだろう? 「うーん…チェスト…?」 「そう!みたことあるでしょ!このチェストはあけるとなにがはいってると思う〜?」 「え…うーん、ばくだん?」 「ちがうよ、りんご。回復できるよ。こっちはなんでしょう?」 なになに、全然ついていけないんだけどどういうこと? 選択肢くれないのかな、問題の難易度が

小1息子の漢字の書き取りで感じた、学びに必要なこと。

小1息子の家での学習タイム。 その日は、学校の宿題の漢字プリントをやって、書けなかった漢字の書き取りをすることなった。 全部書けず100点じゃなかったことが悔しくて悲しくて、息子のテンションはひくい。 なんで漢字なんか書かなきゃいけないんだよと悪態をついている。 たしかに漢字の書き取りはめんどくさいし、何回も書いてるとゲシュタルト崩壊してくるし、小学校のころめんどくさいと思ってたなぁと心をタイムスリップさせながら、息子の気持ちが落ち着くのを待つ。 「何回づつ書けばい

0歳次男がくれたたまごボーロ。

イヤイヤ期のウォーミングアップなのか、「イヤ」という意思表示がはっきりしてきた0歳次男。 あんなに大好きだった赤ちゃんせんべをだしても「おれ、もうあかちゃんじゃないんで」みたいな興味のなさ。 けっこう前からおかゆもあまり食べず、何回か軟飯をへて、最近はもう大人と同じお米を食べている。 ちいさなちいさな一口サイズのおにぎりをつくる気力がなくって野菜スープ的なやつにお米まぜて雑炊っぽいというか、離乳食ぽいのを出しても、「かたちがあるやつがいっす」「手づかみで自分で食べたいす

弟から見る兄という存在。

兄弟という概念を、子どもはいつ認識するのだろう? 0歳次男は、小1の長男が大好きだ。 長男が遊んでいたら、もってるタブレットが気になってひっぱる(そして「やめて!」と拒否される) 長男がトイレに行くと、トコトコ歩いてトイレの扉をあけて入ろうとする(だいたい戸がちょっとあいてる) なぜか長男の椅子が大好きで、よく登って降りれなくなる。 長男がペットボトルをもっていたらペットボトルで遊びたくなる。 長男がポテトを食べてたら、残してたポテトを勝手に食べる。 もうとにか

ことばだけじゃなくて。

ことばで通じ合いたいと願うけれど、ことばが話せるからといって通じ合えるわけではない。 同じことばをつかっていても、そのことばに同じ意味をもたせているかはわからない。 それをわかっていても、ことばによってなんとなくわかりあえたような気になって安心したりするから不思議だ。 小1長男のイヤイヤ期は長く激しく、それはそれは対応にエネルギーをつかった。 イヤイヤ期のはじまりは1歳半前くらい。 まだ話せることばも少なく、状況とパターンで察しながらコミュニケーションをとるような時