なかなかインパクトのある芸名ですよね。
実はこれ本名なんですよ。“小田切譲”これが実際の表記です。

男でも惚れてしまうような、漢としての渋い格好良さがある人物だと思います。

そしてこの方、お芝居もすごく上手なんですね。
映画、ドラマ、声優、舞台、などたくさんの場所で演技を通してご活躍されています。

またお芝居だけでなく、映画監督や、音楽家としてCDを出したりもしています。幅広く活躍されていますね。

CMなどでも良く目にしますよね。

さて、この方も大好きな俳優の1人なんですが、やはりお芝居がとてもナチュラルで上手いんですよね。
ある時はクズ男、ある時はクズ男、、、。

割とクズ男の役多いかもしれないです笑。

もちろんそれだけではないのですが、ちゃんと憎たらしいっていう感情を抱いてしまう。それはもう負けなんですね。認めてしまっているんです、その人がお芝居上手いってことを。それを狙って演技をしているんですから当然ですよね。勝ち負けとかではないですが、本当に丁寧で洗礼されたお芝居をしている印象です。

言葉の選択、もちろんこれは台本に沿ってだとは思いますが、アドリブや本人のニュアンスで変化させていると思います。目の動きとか身体の細かい仕草が素晴らしいほどに憑依していると思います。その役そのものになっています。

そんな「オダギリジョー」のおすすめ映画をいくつか紹介していきたいと思います。

一つ目は、「オーバー・フェンス」

みる人によっては退屈な映画かもしれません。何か大きなことが起きてどうなるとかではないです。

ただ誰にでもありそうな、無いはずなんだけどあったようななぜかそんな感覚になる映画です。

蒼井優との共演なのですが、ずっとその2人が良いんです。この映画に関しては蒼井優も素晴らしい演技をしています。

蒼井優の方言がとにかく良いので、みてみてください。

ただ「オダギリジョー」のナチュラルさがすごく感じられる映画です。

ちなみに、他にも松田翔太や満島真之介も出演されていて粒揃いです。

そして、最後に「オーバー・フェンス」という映画タイトルに繋がるシーンが良いです。

次に、「湯を沸かすほどの熱い愛」

この映画は何度もここで紹介していますが、本当に人生の中で影響を受けた大切な映画の一つです。

ここに出てくる「オダギリジョー」はクズ男です。

浮気して出て行って、他のところで娘をつくって適当な生活をしているという設定です。

クズを演じるのが本当に上手です。これまんまなんじゃないのかって思うぐらい自然体です。

ただこの映画に関しては、徐々に娘や家族と共に成長していく姿が描かれています。クズなりに最後はすごく良いアイデアで感動させてくれます笑。

喋り方、仕草、本当に細かいところまでクズの芝居です。それが顕著に表れている作品だと思います。

そして、最後に
「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」

これは名作ですよね。ドラマもみていましたがコブクロの蕾がすごく合っていて良かったのを覚えています。初めて号泣して、優しくなれるきっかけになったドラマかもしれません。

まずは、とにかく豪華なキャスティング。樹木希林、松たか子、などなどたくさんいてキリがないですね。ゲストとして小泉今日子、六角精児、宮崎あおい、仲村トオル、柄本明、塩見三省などがカメオ出演していることでも話題になりましたね。

原作がリリーフランキーなんですよ。ややこしいですよね、リリーフランキーとオダギリジョー。この２つのカタカナビッグネームは過去にも未来にもなかなか出てこないんじゃないでしょうか。

2人とも渋いかっこよさを知っていてとても魅力的だと思います。

もちろん他にもたくさん良い作品あります。
「空気人形」「舟を編む」「アカルイミライ」ドラマだと「大豆田とわ子と三人の元夫」「カムカムエヴリバディ」「八重の桜」なとですね。

あとはやっぱり、「仮面ライダークウガ」ですね。

たしか私が初めてみた仮面ライダー作品です。
「菅田将暉」もそうなんですが、仮面ライダー出身の俳優さんはお芝居が上手になります。佐藤健や、吉沢亮、竹内涼真、瀬戸康史などがいます。

監督が厳しいと聞いたことがあるので、そこで鍛えられるだと思います。

「オダギリジョー」
こんな渋いかっこよさのある大人になりたいものです。

追加

忘れるところでした、、。
彼は最近監督としても活躍されています。

ついこないだ、NHKで放送されていた連ドラ「オリバーな犬、（Gosh！）このヤロウ」。

「オダギリジョー」本人も出演されていました。

そして、とにかくキャストが強者揃い。

池松壮亮
オダギリジョー
永瀬正敏
麻生久美子
本田翼
高良健吾
永山瑛太
國村隼
松重豊
柄本明
橋爪功
佐藤浩市

他にも好きな俳優やお笑い芸人などたくさんの方が出演されていました。

さすが「オダギリジョー」ですね。
そうでないと集まらないメンツです。

内容はすごい独特な刑事ドラマでしたが、ちゃんと面白かったです。

是非見てみてください。