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行政保健師退職まで出勤あと6日。

いやぁ、気づいたら、もう出勤日があと6日しかないことに気がつく、昨日の夕方。
来週の月曜は有休をいただくため、今日、明日と火曜日から金曜日までの6日間。
あっという間ですね。
仕事が、終わるかちょっと焦ってきました。

育休を除き7人在職している保健師から、今年度は3人が退職するという異常事態でして、できるだけ4月以降のものでもできるものはやっておこうという気持ちで取り組んでおります。
最後のご奉公です。
昨日から、花粉症の症状が少しよくなっていて、少し頭も動くようになってきましたので、ラストスパートです。

私は、今の職場の人間関係に不満があるから辞めるというわけではないので、本当に良くしていただいた同僚たちには、感謝しかありません。
特に、育休復帰後の4年間は、本当にお世話になりっぱなしでした。

今日から、退職まで行政保健師としての私の道のり、今後の想いを綴って行こうと思います。

保健師になりたいと思った理由


そもそも、保健師という職業を選んだ理由。
それは、医師になりたかったけど、医師になる頭はない。
でも、医師の元でしか働けない看護師になるのは、いやだったから(笑)

看護師さんごめんなさい。私のプライドがそうしているだけで、看護師さんのお仕事は大変尊いと思っています。いつも、ありがとうございます!!!

亡き父に、「医師の指示のもとにしか法律上、働けないから、一生自分の仕事にはならんからやめとけ」と言われ、最初は???と思っていましたが、法律上は確かにそうなっているんですよね。
税理士の父は、法律から入ったんでしょうか…。
保健師と助産師は、法律上、指示がなくても仕事ができることになっているんです。開業もできる。
自分で独立できる仕事にしろと言われて、数ある医療職の中から、保健師を選びました。
リハビリ職も考えたのですが、やはり基本は医師のオーダーのもとに、動く仕事なので、医療職で単独で動けるって、なかなかないんですよね。

助産師さんになる勇気はありませんでした(笑)
助産師さんの凄さに尊敬していて、自分は助産院で子どもたちを出産しましたが、やっぱり私には肝が座っていないし、単独でのこの仕事はすごすぎると思っています。

あとから、わかるのですが、基本は自分が主役で仕事をしたい人ではなく、チームワークで何かをしたい人なので、保健師が一番向いていたんだと思います。

正規職員の採用がもらえなかった2年

介護保険法の施行後、プラス就職氷河期。
民間の会社を受験していた一般職の子たちは、エントリーシートを80社とか送って、面接にこぎつけるのが3件とかいう時代でした。
公務員の採用も、非常に数が少なかった。
同期が6人しかない。最近の世代の子たちは同期が平気で20人とかいる時代になっているので、びっくりです。

よって、私の能力では、なかなか正規職員の採用の合格がもらえず、最初の2年は、嘱託職員や非常勤職員として、保健師を歩みました。
三箇所の市町を渡り歩いたので、のちにそれも市町によって違いがあるということを理解できて、今の町のメリットを活かそうという心構えになっていたので、良い経験でした。
これも、あとから思えば…の話で、真っ只中は、本当に私はパートの保健師にしかなれないんだろうか、保健師として同じ仕事をするだけの能力はあるのに、なんでこんな給料が安いんだ(泣)
と、焦ってましたし、悲しくなってました。
でも、夢の保健師として仕事ができることで、仕事はとっても楽しかったです。

人口4万人の町に採用される

ようやく、正規職員が決まったのは、人口4万人の町でした。
採用試験前から、非常勤雇用で雇ってもらっていて、その町に着地させてもらうことができました。
内定をいただいた書類がきたときは、涙ものでした。
10万の市、30万の市とパートで繋いできていたので、ここで最小の万の人口の町に着地して、とっても住民のかたと近くて、上司との距離も近くてびっくりした記憶があります。
部長とも、フレンドリーに話をしている職員の姿を見て、うわぁと思いました。
行政を転職してきたかたなら、経験があると思いますが、公務員とひとくくりにされますが、やはり、それぞれの会社としての特徴がかなりあるので、それを生かして自分の仕事をしていく必要があります。
何はともあれ、正職員として採用されて、とっても嬉しかった、17年前でした。

保健師の仕事の続きは、また明日〜。

保健師に興味を持っていただいたかたは、ぜひ明日も楽しみに。
ともに今年度退職のかた、あと数日頑張っていきましょ〜。
花粉症の方も、お辛いですが、春はやってきますので、乗り切っていきましょ〜。
子育て中のママさん、いつも応援しています!!!

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私は、愛知県豊川市で子育てを応援する活動をしています。月に1回子育てサークルを実施しています。


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