柔摑

King of Brave

柔摑

King of Brave

最近の記事

柔剛

超合金のような身体と、富岳のような心を欲し、 強いサイボーグを作っていくような感覚。 筋肉を解きほぐし、水の流れのような心を備えた、 しなやかなヨガファイターを目指す。 柔よく剛をなんちゃら。 そんなこともあるのかもしれないですね。 エセカンフー達人を、 巨大戦闘マシンが蹂躙する。 そんなこともあるのかもそれないですね。 何事もバランスバランス。

    • 比較/個性

      人と比べる必要性は、 大人になるにつれ、 薄くなっていく。 往々にして、 人と比べることが、 ストレスの原因になりかねない。 しかし、 子供の成長を見守るためには、 他の子供と比べる必要性がある。 言葉を話せない。 服が脱げない。 丸が書けない。 周りの子に比べて明らかに低身長。 体重が軽すぎる。 性徴が遅い。 これらは、 なんらかの疾患が背景にあることを疑う契機になる。 だが今一度考えたい。 身長が低い。 これは病気だろうか。 それとも、個性だろうか。

      • 弱いAI,弱い繋がり

        私の場合、 家族との繋がりが一番強い。 なにか相談したときに、 フラットに相談に乗ってくれるひととの弱い繋がりが少しある。 それでいいと考えてる。 リスペクトをもって、 誠心誠意向き合った過去があるので、 学生のときの友達や先輩と頻繁に会うことはなくなっても、 繋がりが切れることはない。 難しく考える必要はない。 いま目の前の課題に向き合い続ける。 いつもシンプルである。

        • 純文学と大衆文学

          純粋な白も 純粋な黒も この世にはない。 明度の違うグレーというわけでもない。 色相も、彩度も存在する。 自分を表現することは、 連続性のある数字の中で、 たった一つの数字をピックアップすることであり、 そんなことは到底むりだと思う。 ちょっとした工夫がいる。 何をやるか、ではなく、 何をやらないか、が大切なのだと思う。 どうやって色を表現するかではなく、 どんな表現はしないのか、が大切。 二項対立で考えてはいけない。 分類し、 ラベリングしようとしたその瞬間に、

          珍プレー集

          黒歴史、と言ってしまえば蓋をしたくなる。 過去の過ち、といえば後ろ向き。 これからは珍プレー集と表現しよう。 皆で何度もリプレイしながら、笑に変えられる。

          珍プレー集

          手摺なき

          従来の秩序感が機能しないときも、ひるまずに対峙する姿勢を「手摺なき思考」というらしい。 凡庸な悪に対する唯一の予防的対抗策とされている。 悪意がなければ何でも許される、という考えに否定的な者も、実際に自分自身が「凡庸な悪」の体現者になった場合、「悪意の有無」を拠り所にするのだろう。 音が空気を伝播する過程で減弱していくように、 悪意は、介在する人が多くなればなるほど薄まっていく。 だからといって、 どれだけ小さな音でも、 蝸牛が刺激を受けると言う事実は依然としてそこにあ

          手摺なき

          Festine lente;悠々として急げ

          なじみの料理屋の前には、 木製の古びたベンチが置いてある。 華金になれば、 顔を赤らめた大工が腰かけている。 日曜日の昼下がり、 今は僕のものだ。 昨日は一日中雨だったので、 この日差しが心地よい。 また明日から、 時間との闘い、効率を求めたサバイバルが再開する。 僕には時間がない。 このプロジェクトにアサインされた責任は大きい。 田中は最近小難しい本を読み始めたらしいし、 鈴木はサロンに顔を出しているらしい。 4月から入った後輩は、 皆とても優秀だ。 ここが

          Festine lente;悠々として急げ