見出し画像

読書「自治体のふるさと納税担当になったら読む本」


「自治体のふるさと納税担当になったら読む本」黒瀬 啓介 (著), 林 博司 (著)


年々寄附額が増すとともに、確定申告事務を受ける中でもよく見かけるようになった、ふるさと納税。ふるさとに寄附する制度がはじまったのだなと思ったら、返礼品合戦になってしまっている昨今。

本著はそんな現状を嘆き、本来大事なのは、ふるさと納税によって寄附された寄附金が、どのように活用されているのかが大事と説いています。


寄附の使いみちが大事っていうのは、税の使いみちが大事っていう私の現在の業務と同様の部分なので、なるほどねと一気に親近感が募りました。


こんな事例、あんな事例、そんな事例、と事例も豊富で、ふるさと納税をただ返礼品送って終わらせるだけなんて、なんてもったいない!!しっかり事業者と信頼関係結んで、むしろふるさと納税で試してもらって、最終的には卒業してもらうのもいいのでは?という目から鱗の提案だったり、市民公募型やNPOが行う事業に寄附できる仕組み作ったりしている自治体がいたり、いろいろ考えさせられました。


さて、読み終わったところで、なるほどいい本だった、で終わらせないためには…

団体と連携したり、事業者の声聞いてみたり、若手職員や関係部署の職員の意見聞いてみたり、いろいろ行えること、ありそうです。


今年は夏も何やら忙しなくなってきました。もう8月も下旬だけど。種まきしつつ土耕してみたり花や野菜植えてみたり大きく育て~と水やり大事な夏ですね。毎日暑すぎる。比喩です。

やわやわやっていきます。

富山弁でゆっくりという意味です。適度に。やわやわ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?