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採卵当日②~インフルで精子壊滅!顕微授精へ~


遂に採卵です。

看護師さんと共にリカバリールームへ向かいます。
※リカバリールームとは、ベッド、ロッカーのあるお部屋のこと。人工授精していた時もこのお部屋で施術後に休んでいました。

看護師さん「こちらで洋服をこちらの術用ガウンに着替えてください。ブラジャーも取っていただき、ナプキンを付けたショーツだけ履いた状態で羽織っていただくようお願いします。」

らみょん「靴も脱ぎますか?」

看護師さん「そうですね、靴も脱いでいただいて、靴下履いた状態でスリッパを履いてください。」

らみょん「御手洗は?」

看護師さん「御手洗も行っておいてください!尿が溜まっていると間違って穿刺してしまう恐れがあるので…」


せ、穿刺!?!?!?


せんし!?!?!?


こわ………!!!!!!


らみょん「絶対行きます」

看護師さん「はい、では準備できましたら奥の採卵室までお越しくださいね」

らみょん「は、はい」


うおおお~~~!!!!!!


怖EEEEE
 
 

直ぐに着替えて、めちゃくちゃお花を摘みました。
ちゃんとビデで股間を綺麗にしまして(笑)



その後すぐに採卵室へ。

 
  

採卵室に入ると看護師さんが一名。
ショーツを脱いでガウンを着たまま真ん中にある台に座るように促されます。

台自体は内診の台に近いです。

椅子って感じです。


その後、もう一名看護師さん登場。
その場で二名体制でてきぱきと点滴の準備、血圧測定、心拍のぺたぺた(名前不明)を行っていきます。 

その間に奥の部屋から培養士さんが登場。


「培養士の〇〇です。よろしくお願いします」
 
と挨拶され、よ、よろしくお願いしますと挨拶。

(M字開脚していますが、上からタオルをかけてもらって見えない状態でした。良かった。笑)


その後、椅子が180度倒れ、採卵担当医と麻酔担当医が入室。 


「静脈麻酔いれていきますね~。すぐに眠くなりますからね」

「ふゃい」


↑「はい」という暇もないほど一瞬で眠りにちました(笑)


らみょんは以前、流産した際に別の病院で喘息用静脈麻酔での処置をして貰ったのですが、その時は若干意識がある状態でした。

痛くはなかったけど、違和感が凄くてずっと施術中に「痛いです~痛いです~」と唸ってました(笑)


その際はプロポフォールだったかは分かりませんが、ずっとペラペラ喋ってたことだけ覚えています。

術後、先生に「ずっと話しててすみませんでした…」と謝ると「あぁ!あの麻酔は昔警察で自白剤として使われてたからね~。喋りたくなくても喋っちゃうんだよ」と教えてもらい、「へぇーーー!!」と謎にいい勉強になったことを覚えています。


今回は一応看護師さんにその時の話を伝えていて、「なかなか麻酔効かないので多めで…」とお願いしていました。

よく皆さんが仰る意識が無くなる状態が1番だよね…と思っていたので、らみょんもそうなる為に事前にお願いしていました。


その甲斐あってか、次に目覚めた時はもうリカバリールームのベッドの上でした。

移動する時「らみょんさん~終わりましたよ~意識ありますか~?」と声をかけられ、「フェい」と返事した気もしなくも無い…。

しかしながら、

(…あれ!?私いつの間に戻ってきた!?)

状態で、やはり麻酔多めにしてもらったからですかね。全然流産手術の時とは感覚が違いました。


起きたて一番に若干の気持ち悪さを感じましたが、すぐに水を飲み、全然大丈夫でした。

ちなみにりんごジュースも飲みましたが、たしかに水よりりんごジュースの方が断然美味しく感じる!     
胃に馴染むのが早い感覚でした。


服装はちゃんとパンツを履かされガウンを着てました(笑)


そのまま、看護師さんが来て点滴。


1時間ほど点滴を行って診察。 

診察で内診してもらい、卵がしっかり取れたかの確認をしてもらいました。

そして衝撃だったのがここからです。

先生「らみょんさんご夫婦は、元々ふりかけ式の体外受精で行こうと思ってたんですが、急きょ顕微授精に切り替えます」

らみょん「えっ!?」

先生「今日提出頂いたご主人の精液を調べたところ、毎回提出してもらっていたものと違い、著しく数が減り、運動率が低くなっていました」

らみょん「実は夫婦でお正月にインフルエンザA型を発症してしまい、夫が一度だけ38.7℃まで熱が上がったんですが関係ありますか…?」

そうなのです。
実はらみょん夫婦はお正月に思い切りインフルエンザA型に罹患してしまい、この時は高熱を出した半月後でした。

しかもインフルエンザ、2人とも約15年振りくらいに罹患したのです。なぜこのタイミング…。

先生「恐らくそれですね。精子は高熱に弱いので、影響したんだと思います。一度精力が落ちると回復まで最低3ヶ月かかります」

らみょん「さ、3ヶ月!?」

先生「はい。らみょんさんのご主人は元々生殖能力が高い方ですが、今回偶然インフルエンザになったことで全体的に一時数値が落ち込んだということでしょう」

らみょん「は、はあ…なるほど」

先生「ということで、急きょ顕微授精に切り替えます。同意書をお渡しするのでサインお願いします」

らみょん「了解です」

ということで、急きょ顕微授精(ICSI)となり、金額が跳ね上がりました(笑)


ちなみに採卵数は25個でした。

ここからどのくらい育ってくれるかな。


とりあえず夜から飲むバナン錠を3日分もらい、4日後に再診となりました。
先に飲み始めているカバサールと併用します。


受精結果は翌日メールにてお知らせしますとのことでした。

そのまま夫の待つカフェへ向かい、自宅に帰り1日安静にしていました。


そしてよる眠る時のらみょんは

(余裕じゃーん♪全然OHSSとは無縁だわ~!今日一日ゆっくりしたし、明日からは普通の生活でいいらしいし、休みだし、結婚記念日だから遊びに行っちゃお~♪)

などと心ウキウキ♪して眠りにつきました。


これから痛い目を見るとは知らずに・・・。



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