2019年4/29開始。仕事はお客様の理想的な身体造りをサポートするトレーナー兼インス…

2019年4/29開始。仕事はお客様の理想的な身体造りをサポートするトレーナー兼インストラクター兼セラピスト。ボクシング、テコンドー。予防運動。ノートは趣味。趣味が物を書くこと。東京。自称体育会系文学女子。哲学。心理学。健康一番https://ameblo.jp/useiran

最近の記事

女の朝パート1461

    • 女の朝パート1445

      https://ameblo.jp/useiran/ 3月18日金曜日。 今日は花金だと思うと又しても喜び、悲しくなる。 喜びはいつも一瞬で、いつも膨らみ、 悲しみはいつも長く、いつも後をひく。 どうせひくのだったら、 それと向き合いながら後退りし、 時に頭を降り、時に両手を拡げ、 守るべきもの達の盾になりながらとかなど、いつの頃からか自分勝手に想っている。 しかしそれが正しいのか間違いなのかが解らない。 解らない割には、誰かに聞いたり、ネット検索したりして、文字通り矛を

      • https://ameblo.jp/useiran/page-2.html

        #ガチャガチャ#ミニチュアおじさん#ショートショート#短編小説###

        • 『女の朝パート469』

          10月13日火曜日。起床は今日も4時30分。 料理、洗濯、家事、雑事。 料理、洗濯、家事、雑事。 料理洗濯家事雑事。料理洗濯家事雑事。 何だか気持ちは良い響き。 朝の地味な賑わいが去った後は、ちょっぴり辛酸たる、楽しい珈琲時間の始まり。 椅子に腰を据え眺める淹れたての珈琲は本当に美しい。 マグカップの中の珈琲は、広大無形に拡がる宇宙空間の様。 惑星があり沢山の星が散りばめられ、流れ星が流れる。 皆一様にドラマがある。 水面から立ち上る湯気が私の気持ちを昂らせる。 カップのフチ

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        女の朝パート1461

          女の朝パート423

          自分達だけの宝石箱を眺めるかのように、 一人のふち子を除いた二人のふち子は、 Rが刻印されたマグカップの縁に手をつき、 その中の珈琲を見下ろしていた。 水面はキラキラ輝いていたが、 その中の世界と言うのは、 幾重にも雁字搦めになった憂き世のしがらみや、 懸命に生きる人達の感情や人間模様の波乱で壮絶な世界を表している気がした。 この高さにいると、 あの時抱えていた憂いや苦しみ、怒りや悲しみなどが、魔法かかった時のように忘れる事が出来る。 さぁ、あなたも早

          女の朝パート423

          女の朝パート397

          吉祥寺のTULLY'S COFFEEに来た時から、 店内は、珈琲の高貴な甘い香りに溢れておりました。 しかし、独りぼっちで椅子に座る者達は皆無口。 スマフォやパソコンばかり見つめ、 何だかとても忙しそう。特に手が、その指が! 珈琲が泣いてますよ。 カップから滴る涙が見えませんか? 珈琲が泣いてますよ。 溶ける氷からすすり泣く声が聞こえませんか? 私はもう耐えられません。 そんなに冷たくなっちゃって、 声も手も出せないまま身動き一つ出来ず、 一人孤独に凍

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          女の朝パート382

          さよならと言えぬまま、私はいつも大好きな珈琲と離れ離れになる。

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          女の夜パート4

          いつの間にか数え年3⚪になった女は、 世間では、もう、若くはない。 目の回りに刻まれた数本の小皺、 重力と言う名の魔物に逆らえなくなった頬の肉、 霞がかり本当の世界すらも解らなくなって仕舞った視界、 どれだけ塗りだくってもちっとも浸透しなくなったお肌、、、。 胸焼け、胃もたれ、手足の痺れ、、。 色々、兎に角色々有りすぎる。 そして、困った事にこの色々は、これからも、 間違いなく女を待ち受けていると言う事。 悲しいよ。 若い時にはなかったと思いながら、

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          女の夜パート3

          そして夕方。 真っ赤に染まる夕日が沈む前の春の夕方の空と言うのは、 無駄に色々な事を考えさせ、そして思い出させる。 そして女は今何を思っているのだろう? 同じ空の下にいながら、 過ぎ去った日々と残された日々の間で、 私たちは他人で全く別の人生を歩んでいる。 外からただ眺めているだけの私に、 女の事情や考えている事なんて解るはずもない。 だけど、祈った。 せめて一緒に、

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          女の夜パート3

          ノート有料。ガチの今。息子と私の〆の今日の夜ご飯。脂肪過多。生きる力。当たり前。

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          ノート有料。ガチの今。息子と私の〆の今日の夜ご飯。脂肪…

          女の夜パート2

          働かざる者食うべからず。はなく、 働かなくとも必ずしも食うべし!と女は思いつき、 ただならぬ予感に恐怖を覚えながらも、 意気揚々とした気持ちで、 そして自分の意思で、 今では鈍ってしまった身体を立ち上げる決心をした。 項を奏するのか裏目に出るのかは今は誰にもわからない。 ただこの時の、一度腹が決まったこの時ばかりは、 気持ちも身体もそちらにしか向かってしか行かなかった。 初めてに近い感覚と経験だった。 私は久しぶりにメイクをしスカートをはいた。 スカート

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          女の夜

          自宅であれ、職場であれ、 訳もなく追い出される事になって仕舞った多くの人達の大半は、 心の底から安らげる特別な、 唯一無二と思える自分だけの秘密の場所が欲しかった。 そんな何処にでもあるような、 そして何処かで一度は聞いた事もあるような、 他人からすれば本当にどうでも良い話かもしれないけれど、 渦中の身からすれば甚だどうでも良くないような、 凄まじいバックボーンを抱えている事が多い。 そしてその女も、後者に属するタイプの女だと、 いつの頃からか思うようにな

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          女の夜

          女の朝パート122

          2月26日水曜日。 時刻は朝の9時を回った。 ここは立川駅の駅ビルecute2階にあるスタバ。 実を言うと、この時間にこの場所にいるのは稀である。 うんうん。 私の隣に座っているおんなが、 解ってるわよと言わんばかりに、 自信ありげに頷いている。 とりあえず、私は、いつものように、 珈琲の写メを撮る。 そして、 益々核心的になった、どうでも良い事を、 やっぱりどうでも良かったのだと想いながら、 深い絶望感を通り越した先にある無感覚に近い状態で、 せ

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          女の朝パート121

          気がついたら、 スタバで貰ったone moReレシートだけを握り、 立川から飛び出していた。 もう振り返らない、 あそこに戻ることなんて2度とない。 このレシートさえあれば、 いずれ私は心安らかな状態になれ、 この身体もきっと、 本来の、喜びに満ち溢れた健康的で、 活発で、自然な笑みが出るような、 生き生きした状態を取り戻せるはずだから。 一生懸命やってきたのに何故こうなって仕舞ったのだ? いくら考えも行き着く答えはいつもあそこに収束する。 悲しいか

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          女の朝パート120

          『行け。スタバに行け。』 耳に顔を近づけ、 秘密めいた事を囁きかけるあの時のように、 女は自分の耳に、 男でもなく、女でもない声がいきなり届いた時には、 自分が一体何者であるのか? 何の為にスタバに行くのか?と言う疑問も違和感も感じなかった事に、 多少の驚きと同時に、 自分が今ここで腹を決めなければならないことを悟った。 それから数分後。 女はスタバの入り口に自分の身体を置く事に成功させる。 入り口の前に立ち店内を見渡している時だった。 『進め。レジへ

          女の朝パート120

          女の朝パート119

          長い夢から覚めた女の身体は、 本来の力を取り戻したかのようにバイタリティーに溢れていた。 開けた視界、ピンと伸びた背筋、蒸気だった筋肉。 それに、歓喜、叡知、生命力。 健康、精彩、天真爛漫、春爛漫。 そんな言葉の数々が正に当てはまる感じだ。 目の前にある珈琲を飲み、 そんな女の方を眺めながら、 一人ぶつぶつ呟いているおんなが立川のスタバにいた。 実の所、はっきりとは聞き取れている訳ではないが、 もうすぐ春ですね。 ちょっと気取ってみませんか~、 と言う

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